現在冥王星が山羊座8度に位置しています。
天王星とはゆるくスクェアを組んでいます。
去年いっぱいガチに私の生まれた時の月(素の性質・感情・私的生活)とスクェア。
冥王星は太陽系の最外郭の天体で、公転周期(12サインを一周する期間)は249年と非常に遅く、それだけに個人天体と関わるととても激烈な影響があると考えられています。
冥王星は死と再生のサインと言われていて、関わった天体の前と後ではその天体の様子が書き換えられる、つまり二度と前の状態には戻らないといった変容を意味する天体です。
動きが遅いので人によっては、一生関わらない場合もあったりします。
もともと個人天体に冥王星とのアスペクトがある場合は、その天体の意味する分野に宿命的な力が働きやすいと思います。
私も太陽と月に冥王星のアスペクトを持っていますが、その月に対する影響が去年の後半以降とてもきつかったです。
実は私の子供も月と冥王星のスクェアを持っていて、彼が自分の感情を言い表すときに印象的な感想を漏らしていたのを覚えています。
彼によると、突然スイッチが入り無気力状態になるときがあると。
月は、毎日繰り返す日常生活で発揮する天体です。人は無意識に素の自分に毎日戻ります。
一番リラックスする場所、癒し所は月のサインが示しています。
月は毎日繰り返す日常生活=身のまわりの事も示していて、私の場合はこの部分がどうも冥王星にやられて本当に無気力状態になってしまいました。
本当にどこか穴が開いたように、なにもしたくない無気力状態です。
実に重くなんと表現したらいいのかうまく伝えられないですが、あくまで私生活に作用するだけなので対外的には表出しない、気ずかれない部分です。
わたしの場合は、自己実現・人生を表す表の部分と月の位置が、ちょうど1サインずれているので
常にプライベートと社会生活と私的な部分はシーソー状態になったりしますので、私生活がそういう状態でも仕事は機能していました。
仕事は、がんばって行動し、家に帰ると最低限の事をやるしかできない。なんかとても辛かったです。
ジレンマですね。
月は母を表しますが、やはりその時期母の件で懸案が出てましたし、私の場合月は、第1子(5ハウス)の支配星)を表示する天体で、子供の件で重いテーマを抱えていて正に膠着状態の日々でした。
こういう内面はたぶん誰にもわからない部分だとは思いますね。
あくまで表面的にはというか、社会的には快活に過ごしているのです。
これはやはり本質である太陽が柔軟サインであること、社交性の部分で使う天体が風サインであることで切り替えが効いていると思われます。
冥王星は現在順行していて、少し楽になってきましたが、また今年後半に逆行してわたしのネイタル月にタイトにスクェアになり、こんどは同時期に天王星が月にピッタリ乗ります!
私の月を徹底的に書き換えようとしていますね!
活動宮(蟹座・牡羊座・天秤座・山羊座)の前半部分に個人天体がある方は、もうしばらく影響が続くと思われます。
海王星ももうすぐ魚座に入り、魚座が強い私には影響が大きそうですし、今年はターニングポイントになりそうです。
ちょっと海王星の影響を感じたのは、水のサインの最初に天体がある知人が、すごく受容的な感じになっていたことです。
海王星はどこまでも拡がる果てしない海のような精神を表します。夢やロマン、妄想、幻覚。将来に対する大きなビジョン、先を見通す力なども関係します。
これからこの海王星がどういう影響を及ぼすか、興味深いですね。