今日は戦後75年目の原爆の日でした。
両親から戦争体験を聞かされて育った私は、戦争の非人間性に強く憤りを感じる様になりました。
父は被曝直後の広島の街を、上官の命令で偵察に行かされ、水を求める多くの人々が死んでいく姿を多数見たそうです。母は、岡山市内の空襲で家も街も焼かれ死体を飛び越え、跨いで逃げ回ったそうです。父母共に無事でいたのは幸運だった。
私は数年前まで機会があると「慟哭」や「ひろしまの空」などの原爆詩を朗読会で朗読していました。戦争は、そして原爆は許してはならないと強く思います。
ところでNHKのドラマをお知らせしますね。
柳楽優弥×有村架純×三浦春馬『太陽の子』放
国際共同制作 特集ドラマ
太陽の子
出演/柳楽優弥×有村架純×三浦春馬
戦時下の科学者の苦悩を描く青春群像劇
第二次世界大戦末期、京都大学の物理学研究室に海軍から下された密命は、核分裂のエネルギーを使った新型爆弾を作ること。核エネルギーの研究を進める一方で、科学者として兵器開発をすすめるべきなのか苦悩する研究者たち。研究好きの石村修(柳楽優弥)は、純粋に実験に取り組もうとするが、時代の波に翻弄されていく。弟の裕之(三浦春馬)もまた、戦争の真実に向き合わざるを得ない。そして、兄弟が秘かに想いを寄せる朝倉世津(有村架純)は未来を語ろうとするが・・・。戦争に翻弄された若者たちの悲劇の物語。
【出演者のコメント】
柳楽優弥さん
科学は人間にとって善にも悪にもなり得る。
きっと主人公も思い悩んだであろう問題に僕自身も真剣に向き合いました。
この役を演じる事への責任を今でも感じています。
全スタッフ、全キャスト一丸となって丁寧に取り組んだ作品です。ご期待下さい。
有村架純さん
「人が亡くなる悲しみよりも、明日は自分が死ぬかもしれないという恐怖。次第に何事にも無感動になり人間としての感覚が麻痺していく。明日を今日をどう生き抜くか、人々が必死に毎日を耐え忍んだそんな状況下でも、幾つもの美しい朝を迎え、澄んだ空を見上げた人々がいたはずだと私は思いました。戦争が起きていることが嘘みたいに、その時ばかりは一瞬でも忘れられる。世津はその一人。今日を生きたことを後悔しないように、毎日訪れてくれる日常を愛おしく噛み締めた女性。そう生きることが彼女なりの覚悟として捉え演じました。飲み込んだ言葉もきっとたくさんあったはず。戦争を経験していない、生きたことのない時代をイメージするには限界があるかもしれませんが、女性の凄みはいつの時代も変わらずにあるということを学びました。」
三浦春馬さん
散る事を見据え、残された日々をどう過ごすべきか…
家族に対して気丈に振る舞う学徒出陣兵がどれだけ辛かったか…
若くして、自分が居ない未来に希望を託す青年の想いを役を通して考えさせられました。
世界で唯一の被爆国の日本ですが、この作品を多くの人にご覧いただいて、今まで以上に日本が平和と希望を願える美しい国になるよう祈ります。
三浦春馬さんは、7月18日にご逝去されました。
三浦春馬さんは、役作りのために髪を刈り上げて撮影に臨み、
戦時下という困難な時代にどう生きるか葛藤する若者を見事に演じてくださいました。
謹んでお悔やみ申し上げます。byスタッフ
三浦春馬さんが演じた役と、三浦春馬さん自身のコメントから、そのオーバーラッスするような心情を私は考えずにはいられません。
その部分で涙なしには見ていられないのではないかと考えてしまいます。
国際共同制作 特集ドラマ
『太陽の子』
【放送予定】
総合・BS8K・BS4K
2020年8月15日(土) よる7時30分から8時50分
【作・演出】
黒崎博(NHK制作局)
【音楽】
Nico Muhly(ニコ・ミューリー)
【出演】
柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、三浦誠己、宇野祥平、尾上寛之、渡辺大知、
葉山奨之、奥野瑛太 / イッセー尾形、山本晋也、國村隼、田中裕子 ほか
【制作統括】
土屋勝裕、浜野高宏、山岸秀樹
【共同プロデューサー】
Ko Mori(コウ・モリ ELEVEN ARTS)
佐野昇平(KOMODO Productions)
【共同制作】
ELEVEN ARTS Studios
※国際共同制作映画「太陽の子」(公開日未定)も制作します。テレビドラマ版は映画「太陽の子」とは違う視点で描きます。
≪BS1でドキュメンタリー番組も制作! 知られざる“原爆開発者”の苦悩を描きます≫
【BS1】「原子の力を開放せよ ~戦争に翻弄された核物理学者たち~」(仮)8月中旬放送予定
ドラマ「太陽の子」の背景にある真実の物語。科学者の日記や新発見の資料をもとに綴る。
『太陽の子』
【放送予定】
総合・BS8K・BS4K
2020年8月15日(土) よる7時30分から8時50分
[NHK総合・全国放送]
①8月8日(土)午前9:00~9:25(中国ブロック、新潟、金沢、松山を除く)
②8月13日(木)午前1:15~1:40[再放送]
[NHK総合・中国ブロック]
①8月6日(木)午後0:20~0:45[先行放送]
②8月10日(月・祝)午後10:45~11:10[再放送]
③8月14日(金)午後 0:20~0:45[再放送]
④8月15日(土)午前7:30~7:55[再放送]
④8月15日(土)午後6:10~6:35[再放送](鳥取、島根を除く)
【作・演出】
黒崎博(NHK制作局)
【音楽】
Nico Muhly(ニコ・ミューリー)
【出演】
柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、三浦誠己、宇野祥平、尾上寛之、渡辺大知、
葉山奨之、奥野瑛太 / イッセー尾形、山本晋也、國村隼、田中裕子 ほか
【制作統括】
土屋勝裕、浜野高宏、山岸秀樹
【共同プロデューサー】
Ko Mori(コウ・モリ ELEVEN ARTS)
佐野昇平(KOMODO Productions)
【共同制作】
ELEVEN ARTS Studios
※国際共同制作映画「太陽の子」(公開日未定)も制作します。テレビドラマ版は映画「太陽の子」とは違う視点で描きます。
≪BS1でドキュメンタリー番組も制作! 知られざる“原爆開発者”の苦悩を描きます≫
【BS1】「原子の力を開放せよ ~戦争に翻弄された核物理学者たち~」(仮)8月中旬放送予定
ドラマ「太陽の子」の背景にある真実の物語。科学者の日記や新発見の資料をもとに綴る。