エネルギー10(貯める) | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

6月の日本には太陽が燦々と降り注いで

エネルギー集め放題です。

その集められたエネルギーは 動物 微生物 植物により

ゆっくり消費されていきます。

 

 

そして 生き物の消費した残りの太陽光のエネルギーは

 

石炭として 石油として 地球内に 溜め込まれていきました。

 

 

光合成するときに 炭素の相方として 水と一緒に化合物

 

となります。

 

 

 

人間も ラクダも 植物が作った 炭素と水の塊

 

(炭水化物)を 身体に溜め込みます。

 

それが らくだのコブで 私のお腹です。

 

 

私のお腹は 断食でもしないとうまく分解してくれませんが

 

ラクダは 食料 水 が不足した状態に陥ると

 

コブの中の 脂肪などを分解して生きていきます。

 

 

 

今 人間は 石油 石炭 メタンガス など

 

昔 藻類や 植物が溜め込んだ 太陽エネルギーを

 

使っています。

 

 

 

95% あった 二酸化炭素

 

陸や海に 吸収されても 50% くらいはあった二酸化炭素

 

それが 0.04%まで 植物たちに食い散らかされているので、

 

それが炭水化物(石油も炭水化物)として蓄えられているので

 

地球は かなり 肥満した状態だと言えます。

 

 

何十億年も 溜め込んできた 太陽エネルギーを

 

ここ100年で CO2換算で

 

0.03% から 0.04% に上がる程度 消費してきました。

 

 

この計算で行くと 1%まで上がるには 

 

どれくらいかかるでしょう。

 

1% というのは 10000ppm 

 

(人間の呼気には 1万ppmから9万ppmくらいのCO2が含まれます)

 

この調子が続けば 1万年後?

 

流石に 生き苦しくなるので 動物 (人間)は

 

消費を抑えることでしょう。

 

 

いまの動物は そんな 狭い範囲の CO2濃度でしか

 

生きていけません。

 

 

植物は 喜ぶと思いますが。

 

 

今の 文明は 昔に蓄えられた 太陽光エネルギーで

 

生かされているのには 違いありません。

 

 

肥満している 地球に感謝。