オランダの菊屋さん
オランダは緯度が高いので
11月には 電照しないと カロリー不足になり
うまく咲きません。
(この電照は 菊の咲く時期を変えるためにする 電照とは違い
かなりの光強度が必要となります。)
原始 生き物は 葉緑体を細胞内に招き入れて
太陽光から エネルギーを化学エネルギーとして
作り出すことに成功しました。
このおかげで エネルギーを使い放題
することができるようになり
毎日の生活で 使えない分は 糖( デンプンや木質も含む)
や 脂肪 ( 油脂 ) として 蓄積していきました。
植物 (藍藻なども含む) は 空気中のCO2を食い散らかして
地球表面の空気の 50%以上であったCO2 を 殆どない
くらいの量にしてしまいました。(今は 0.04%)
植物は CO2が0.01% 以下になると 食えなくなるようなので
これ以下になることはないと思いますが。
そんな 蓄積した 太陽エネルギー は 石炭や石油
などの 炭素系の可燃物として 地中に保存されています。
今 人間が掘り起こして使っている 石油 石炭 メタンガスは
植物が(とそれを食べる動物、微生物等が)コツコツ 地球内に
溜め込んだ 太陽エネルギーを使っているということなのです。
植物 すごい。
私は 前職で バクテリア や カビ などの
培養をしていましたが
動物も植物も微生物も 基本的な構造が変わらないので
餌は 同じようなもので良いのです。
ただ バクテリア(光合成菌は別)でも
糖を自分で作ることができないので
培養液には 砂糖などの糖分を
入れてあげなければいけません。
植物を育てるときは 太陽が糖代わりになるので
糖を入れる必要がないのです。(CO2は空気中にあるから)
その他の 必須成分(窒素、ミネラルなど)は
量の違いこそあれ
微生物も植物も動物も同じようなものが必要です。
今、私達の知っている地球上の生き物は
みんな同じような仕組みで動いているということです。
太陽がすべての生き物の(ほんの少しの海底生物を除き)
エネルギー源となっています。
太陽 偉い。