断捨離 | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

私は 断捨離が 嫌い。

 

効率良く働くには できるだけいらないものを捨てて

 

身軽になったほうが良い。

 

とは反対に

 

なにかに備えるためには 色々 かこに経験したものを

 

蓄えていたほうが良い。

 

という考えもあります。

 

 

 

今は 変化が早いので 過去に得たものなんか 使わない

 

効率を考えて 生きなきゃ損

 

ということで 断捨離が進められていますが。

 

 

それって どうも バクテリアな 生き方のような気がして。

 

 

カビとか人間とか 真核生物は 今までに得たものを

 

遺伝子に 畳み込んで しまい込んで 人間で例えると

 

蔵にしまい込んで 必要なときにだしてきます。

 

 

だから バクテリアのように 素早く 増えていけねいけれど

 

環境の変化に 知らんうちに 馴染んでいきます。

 

 

むかしの遺伝子を だしてくるからか?

 

この辺は実はよくわかっていませんが そんな感じがしています。

 

 

人間には 30億対の 塩基対がありますが

 

そのうちタンパク合成用に使われているのは 1.5%

 

7-8% は 昔入ってきたウイルスを 閉じ込めています。

 

後の 90% は というと マイクロRNA が 酵素の役割するとか

 

 

どうとかこうとか 色々 言われていますが まだまだ

 

よくわかっていません。

 

 

遺伝子のほどき方によっては 意味を持つ遺伝子になるのかもしれません。

 

 

 

蔵の中に 無造作にほりこんであった 昔の 手押しポンプが

 

電気が止まったときに 担ぎ出されて 使われるように

 

 

なんかのときのための遺伝子が隠されているような気がします。

 

 

だから 色々な病気にも 3年くらい経ったら

 

なれてくる (天然痘やインフルエンザなどの記録を見ても)

 

 

むかしとった杵柄じゃ というのが遺伝子レベルでも

 

あるのだと思います。

 

 

 

生命 40億年の歴史を

 

なめるんじゃない

 

と 細胞たちは思っていることでしょう。

 

 

そんなことを思うと

 

人の生活も 田舎のように 家一軒ぐらい

 

捨てて置けるなら その中に 色々なものを詰め込んで

 

タイムカプセルにしておくほうが

 

 

なんかのときに役に立つかも

 

と思っています。

 

 

実際 いまのハウスは 昔の機械とか

 

色々 捨ててあるので

 

 

今の機械になんかあったときに

 

そこから 拾い出して 使えています。

 

 

 

広い場所は それだけで パワーだと

 

思います。

 

 

 

効率を追い求めると リスクは高くなります。

 

さて 高効率を 追い求める 人類は

 

どうなりますやろねえ。