好かれるか 嫌われるか | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

これは 黄色の光線が 夜蛾 の繁殖を抑えたり

 

忌避できる ということでした。

 

 

これと反対に 青 、紫外線は 夜蛾を呼びます。

 

昔から 誘蛾灯 というのに使われているものです。

 

 

 

写真はありませんが

 

スリップスよけに 赤色のLED を 明るい間に

 

つけています。

 

赤色を感じると スリップスは 夜だと思って

 

動きを止めるらしいです。(スリップスは昼行性)

 

 

 

これは 光の話ですが

 

 

 

香りについても 同じことが起こります。

 

 

お酒や酢 をペットボトル に入れて吊り下げておくと

 

蛾 蛾入ってくる これは お酒や酢 でできる

 

エステル(フルーツ臭)に惹かれてやってくる

 

 

反対に

 

ニーム のような匂い は 

 

虫が 嫌うので 忌避剤として使えます。

 

もともとニーム(インドセンダン)は

 

インドで 蝗害 が起こったときに 

 

ニームの木だけ 食べられなかったことから 発見されたとか。

 

 

 

(その後 研究されて ニームの アザディラクチンが

 

むしの食欲を抑えることが判明しました)

 

 

にこにこバラ園では

 

化学農薬を使わないので 一発で 虫を殺すことは

 

できませんので

 

 

光や 香り を混ぜて

 

色々 試しています。

 

 

バラは とくに 四季咲きバラは

 

光感受性が 失われているので

 

園の中で 光が あっても 咲かなくなる

 

ということはありません。