食べたものでできている。 | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

化学農薬 なしで バラを作っています

 

というと

 

無農薬ですか?

 

無肥料ですか?

 

自然栽培ですか?

 

と聞かれることがよくあるのですが

 

 

そんなことは ありません。

 

 

農薬として扱われている 酢 や重曹 は 使います。

 

 

農薬ではないけれど ニームオイルも使っています。

 

 

肥料も 花を大きく たくさん咲かせるために

 

入れています。

 

 

徒長したり 虫がたくさん来るのを避けるために

 

昔よりは 少なくなりましたが

 

肥料は使っています。

 

 

 

私は 35年前に 生物系の研究所にはいったときに

 

最初は 遺伝子をいじっていましたが

 

すぐに 培養専門になり そのうち

 

培養課 の課長として

 

微生物の 食べ物や環境を 研究してきました。

 

 

 

バラ屋になってからは

 

バラの 肥料も自分で 工夫するようになりました。

 

 

子供 4人育てましたが

 

家族の 餌(食事) もほぼ 私が作っています。

 

 

 

生き物は 食ったもので できているので

 

食べ物は 大切です。

 

 

 

世の中には 味の素 嫌いな人もいますが

 

私は 化学調味料 使います。

 

 

バラにも 化学?肥料使います。

 

 

だから日本の基準では 私のバラは

 

有機栽培にはなりません。

 

 

 

 

私は 化学調味料と 醤油 油で

 

ラーメンのスープも 作ります。

 

 

それが時間的に速いし

 

じぶんの味に仕上げられるので

 

かんたんです。

 

 

 

肥料のバランスも

 

ばらの顔を見ながら自分で調合します。

 

 

 

バラが美味しいと言ってくれるか

 

心配しながら作っています。

 

 

 

肥料も 自然のものを使っても

 

人工的(と言っても もともと地球にあったもの)

 

なものを使っても

 

結局 バランスさえ良ければ

 

良いのかなと思っています。

 

 

 

この頃は 化成肥料が高くなったので

 

鶏糞に替えていっていますが

 

 

化学肥料をやめたわけではありません。