湿度が高くなると やってくる | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

雨が続くと

 

花びらに 転々 が出てくる

 

わかりやすいのは こちら

 

 

ボト病 が入りやすくなります。

 

ひどくなると

 

 

灰色になって そのうち カビが にょきにょき 分生子柄 を伸ばして

胞子を撒き散らします。

 

バラの世界では ボト病 と呼ばれますが (ボトリシス シネレア という

菌が起こすので) 野菜では 灰カビ病 と呼ばれることが多いです。

 

湿度が高いと 出てきます。

胞子は そのへんにいっぱい飛んでいるので

雨などで湿度が上がると 活躍しだします。

 

と言った方がただしい。

 

ダコニールとか トップジン とか

いろいろと登録薬 はありますが

 

耐性菌も多いので

 

ボトキラー ( 納豆菌のような菌が入っている)

納豆や えひめAI のような

生きた 菌を撒いて ボト菌 と競合させる方法も

良いです。

 

最初に 胞子が入らなければ

ならないので

 

蕾が 小さい間に

ビニール袋をかけてしまうのも

効果的です。

 

最初は 蒸れて 余計に悪くなるのではないかと思いましたが

胞子が入っていなければ

発芽してこないので 蕾がちいさいころにやると

うまくいきます。

 

もう胞子が入られているのは

中で 発病しますが

胞子をばらまかないので

伝染を防ぎます。

 

むしのためにやりだしたのですが

カビにも効果がありました。

 

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