虫からバラはどう見えているのだろう。 | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

大阪の 私が昔住んでいた 難波から天王寺にかけての風景です。

 

あべのハルカス から見ています。

 

鳥でもないのに 鳥のようです。

 

大阪に住んでいたときから、緑のないところだと思っていましたが

 

本当に 天王寺公園くらいしか 緑はないですね。

 

住んでいた頃は、(子供の頃は空き地ばかりだったけど)後半

ビルばっかりで 角張っている 街だな と思いながら住んでいましたが

 

こんなふうになっているとは 思いませんでした。

 

見方が変わると、感じ方もかわります。

 

昨日は、ものを拡大すると 見方が変わるという話でしたが

 

場所を遠くから見ると やっぱり見方がかわります。

 

ここからは想像です。

 

例えば 公園の中にある、長細い建物 (天王寺美術館)が

バラとすると

 

まわりに 緑の木々があったとしても 上から見ると丸わかりですね。

 

昔、天王寺公園で迷子になりそうだった私としては

飛べたら良かった、と思いますが そんな能力はありません。

 

虫とすると カミキリムシや コガネムシは これくらいの 見え方で

見えているのかもしれません。

 

スリップスとかは そんなに上には飛べないようなので 

バラ畑の まわりを ユーカリの森のようにして 囲うと

香りも、姿も見えなくて よってこないかもしれません。

 

カミキリムシのように

上から狙ってくるやつには

 

バラの上に 赤いネットを掛けておくと

中が見えなくて バラを見つけることが出来ないかもしれません。

 

自分の見え方だけでなく

虫になって、見え方を考えたりするのも

 

虫を防ぐヒントを得る方法だなと思っています。

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