農場は統治国家である! | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

 

何ヶ月かに1回 このブログで紹介する

YOUTUBU の動画です。

 

農業は

自分に味方してくれる 生き物をどう、育てるか

 

その生き物で、自分に害する(じぶんの作物にとって敵という意味)

生き物をどう抑制するか

 

そういうことをいつも

思案し続ける 職業だと思います。

 

農薬という、武力で統一して 恐怖政治をひくのも

ひとつの手ですが

 

一つの方法では、どうしても レジスタント が現れます。

 

それは、人間の社会も 虫やカビの社会も同じなのだと思います。

 

農家は、自分の畑に君臨する 大統領あるいは首相のようなもので

畑の中の生き物たちの 最大幸福を考えて

最終的に 自分のほしい 作物を 効率よく 頂いてゆく

 

というのに尽きると思います。

 

虫や、カビからの 選挙で 選ばれたわけではありませんが

 

やることをやっていないとか

やらなくて良いことをやりすぎるとか

すると

 

畑の生き物たちの 反乱に 会います。

 

だから、畑の中の 生き物の声を よく聞くことが大切です。

 

 

自分の育てる作物も含め

畑にいる生き物たちは お互いに 

敵対しあっているし

協調もしあっています。

 

法律というような明文化したものはないので

 

ガッツリ 実力主義です。

 

世の中がどんどん変わっていくように

 

畑もどんどん変わっていきます。

 

去年の畑と 今年の畑では 違うのです。

 

長い目で、畑を育てていかなければいけません。

 

そうすると、畑全体が 良いバランスを保てるようになるでしょう。

 

 

私は ハウスで 作物を作っているので

ある程度、外の世界とは 隔離されています。

 

ガラパゴス島 のようなものでしょうか

 

農場は 私の 国だ 

 

と そんな思いで

 

バラづくりをしています。

 

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