世話をする人、される人 | 長女で長男の嫁、介護中

長女で長男の嫁、介護中

二世帯同居、子供達は巣立ったけれど今度は義母と実親に手がかかる。
自分を大切にしながら2拠点介護生活送ってます。

義母の友人と話す機会があった。

と言っても義母のと会話を聞きながらあいづちをつく程度でそばにいた。

その友人は早くに夫が亡くなり、1人で商売をしながら過ごしてきた人。一人暮らしなので自立した生活をしている。車の運転もできる。86歳での運転は大丈夫?と思うところもあるが、免許更新が出来ているので安全なのだろう。

その方は義母と高校の頃からの付き合い、最近はメダカが可愛くて、水替えなどの世話をしていることを楽しそうに話してくれた。それを聞いていた義母は、世話をして楽しいなんて思わない。人から何かしてもらえる方がいいと話す。世話をするのは嫌いだと言い放つ。確かにそう思っているはず、自分のことすら他人まかせで生きている。他人は使うもの、私は世話をされる人という考え。

義母の友人、そういうことを言っていると他人に嫌われる。世話をしてくれる人はに居なくなる。と

はっきりと言い切った。カッコいい。さすがだ。

自立していてこそ、他者のために何か出来るのだ。

同じ時代に生きてきた2人をみていると、今までの人生の答えが出つつあるんだと思えてくる。

聞いていて微笑ましく、楽しくなる話が出来る人になれるようにしていきたいと思った。