ようこそ！As Me な世界へ。
先日、「プロ野球戦力外通告」という番組を(録画で)観まして。
あー、年末やなぁって感じる。
普段はあまり気にかけない番組なんですが、
夫のよしりんが録画してまして。
よしりんが観るってことで、ついでに一緒に観たんですよ。
で、「そう言えば！」と思い出したのが、元カープの薮田選手。
そうだそうだ！
薮田選手！
これは観なければ！と、画面に食いつきましたw
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まぁ、ネットではもちろん、
あれやこれやと書き込みがありますけれども…
個人的に印象が良かったのが、薮田選手のご家族。
(単純にカープ女子だから！というのもあるが)
「薮田はまだやれる！」って、他の選手もみんな思ってるし、
もちろんウチらカープファンも思ってる。
「なぜ薮田が?!」と、驚きと共に、
「ホントに厳しい世界というか、誰が戦力外になるか分からないんだな…」と、
ある意味納得もした「プロ野球」というスポーツの世界。
薮田選手の姿は、なんだろう？清々しいというか、
勝手に感じたのが、
あのご夫婦は、どちらも自律しているなぁって。
夫婦とか家族って、他人同士から始まって、
子どもができたら血の繋がりができて、って感じですよね。
夫婦は、永遠に赤の他人。
(婚姻関係はあれども)
そこに「依存」があると、
いつかその関係は壊れていくんだろうなって。
「夫に野球を続けて欲しい！」って、強く願うのは当たり前。
もちろん、それを誰よりも強く願うのは本人。
「誰かのために」「〇〇を喜ばせたくて」という気持ちも大事。
だけど、まずは「自分がこうしたいから、する」という、確固たる想いからなんだよね。
薮田選手は、自分のことを信じてるんだなーって感じました。
なんだろう…
カープではなくとも、どこかで「野球」をしている自分の姿を、
しっかりと描けているんじゃないかなぁ。
それが、彼の幸せなんだろうなぁって。
そして、奥様はそんな「野球やってて幸せそうな夫の姿」を、
これからも見たいと思うし、
もちろん見られるとも思っている、
てゆーか信じているのよね。
「信じる」って、英語で「believe」と「trust」があるけど、
believeは、その人の言ってることを信じるって感じで、
trustは、その人自身を信じるって感じなのよね。
薮田選手のご夫婦は、
お互いに「trust」してる。
薮田選手は、自分のことをtrustしてて、
奥様は、そんな夫をtrustしてる。
カープ選手もそんな感じで、
薮田はまだやれる！って、trustしてる。
會澤のキャッチャーミットに「バシーーーーーン!!!」って吸い込まれるボールが、
「見ろ！俺のボールを！」って、自信に満ちてる感じがしたんです。
「これで戦力外?!」って、信じられないけど…
プロ野球選手になりたい！と夢を抱いて、
ホントになれたって、
一軍でずっとスタメンで…なんてのは、
ほんのひと握りの人なんだよね。
トライアウトの場面では、
ピッチャーだけでなくバッターボックスに立つ人も、
みんなみんな、「野球をやりたい！」って想いが強くある人達で、
「あれ？あの人…」って記憶に残る人もいて、
ホント、胸が苦しくなりました。
「プロ」にこだわるが故に、
力を発揮出来ない人もいれば、
それがエネルギーとなる人もいる。
絶対に12球団じゃなきゃ！と思うからこそ、そこに向かってただひた走ることもできる。
だから、「やり切った」と言えるぐらいのことができる。
カープファンなので、薮田選手ばかり注目してしまいましたが、
御三方とも、想いは同じ。
「野球がしたい」なんですよね。
そして、同じ想いの家族がいる。
応援者がいるって、いいですよね。
あそこまで自分の夢を叶えるサポートをしてもらえるって、
プロ野球選手であろうがなかろうが皆さん、幸せですよ！！！
(むしろ、そこに気づくかどうかがめちゃくちゃ大事なんだよ…)
「野球をやれるかもしれない」って、思えるだけで幸せだと思う。
だって、なんらかの事情で、野球そのものを二度とできない状態になることも、
あるじゃないですか。
生きてるってだけで、幸せですよ。
私なら、どうかな？って考えた。
「お前は二度と、手話ができない」と言われたら。
脳に損傷があって、手が動かないとか。
神経やられて、動かせないとか。
自分の体が思うように動かせなくて、大好きな手話ができない。
そんなことになったら…
生きていけるだろうか。
体が動くなら、まだ可能性はある。
野球をやれる場所は、どこだってある。
もちろんプロがいい！って気持ちは変わらないだろうけど、
そもそも、野球をしたいんだよね？
野球、楽しいんだよね？
そこを忘れてしまうと、
野球の神様は、微笑んではくれないんだと思う。
野球をやってて、思いっきり笑ってる自分の姿を描けるか。
描けたなら、やれる。
私には、手話がある。
手話は、どこでもできる。
手話教室は、どこでもできる。
オンラインもある。
私さえ生きていれば、
この命さえあれば、
できる。
うん、やっぱり私は、
手話が好きなんだなぁって、
また教えてもらいました(*´꒳`*)
いやいや、
戦力外通告のドキュメンタリーは、
涙涙…のシーンが続きますよね。
ついつい奥様に感情移入しちゃって、
こっちも( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)うぅぅーーーーってなっちゃう。
まぁ、他人の家庭だし、
編集もしてるから、
あれが全てではないけれど、
自分だったらどんな声かけをするだろうか？と、考えてみたりもする。
イップスで悩んでる夫には、何を話すだろうか。
慰めるのかな。
とにかく明るく接するかな。
「野球やれるならどこでもいい」って言うかな。
分からない。
鳴らないスマホをじっと見つめる夫に、何を言うだろうか。
何も言わないかな。
別の話をするかな。
分からない。
みんなみんな、その時の「ベスト」を選択しているよね。
その時の自分の、超最大ベストオブベストを選択しているよね。
どんな声かけをするのも、しないのも、
何をするのもしないのも、
全て「その時の」ベストなんだよね。
あー、ツラいなぁ。
人生って、本気で生きてるとツラいなー。
けどそれもまた、
「いつか」の自分が「最高でーす！」って笑うまでの、
過程にすぎないんだよね。
ワケ分かんなくて誰かに当たってしまうこともあると思う。
もーやめたれ！って、むちゃくちゃになることもあると思う。
そこまでなっちゃうほどに、真剣に自分を愛しているんだよ。
自分ならやれる！って、信じてるからこそ、悔しいし、
どーにかして「あそこまで行きたい！行ける！」って思える。
諦めが悪いって、結構好きです。
私自身が、そうです。
決めたら絶対、そこまで行きますから。
あぁ、なんか、
前はこういうドキュメンタリー、実は苦手だったんだけど(どーせお涙頂戴だからw)、
野球が好きで、
選手のことも少しは知ってて、
やりたいことがあって、
そのやりたいことに向かってる途中だからか、
色んな面で共感したし、
様々な立場を見せてもらえて、
自分ならどうする？って、いっぱい考えることができたなぁ。
うん、良かった！！
製作者の皆さん、出演者の皆さん、
ありがとうございました！！
そして、こんなダラダラなブログを読んでくれたあなたにも、
心からありがとう(*´꒳`*)
それではまたすぐに～
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