ようこそ！As Meな世界へ！
今日は、今何かの疾患を治そうとしている人に向けて。
いくら薬を飲んでも、治ると思わなければ効果は薄くなります。
こんな実験をご存知ですか？
何の成分もないものを｢これは吐き気止めだよ｣｢これで眠れるよ｣など伝えて飲んでもらうと、
その通りの効果があった、と。
プラシーボ(またはプラセボ)効果と呼ばれます。
(詳しく知りたい人はググってね)
要は、本人が｢これは眠り薬だ｣と強く思えばそうなるし、
これが効く！と思えばホントに効くって事なんです。
つまり、自分が思った通りになるってことですね。あ、量子力学だ！
私は、正直言うと、薬を飲むのは嫌でした。
(メニエール病の治療中のお話)
飲まずに治したかった。
頓服はいいけど、毎食後って面倒です。
食後にマズイものを口に入れたくない
そんな私が一度、メニエール病の薬をサボった事があります。
一日2回飲む薬ですが、朝起きるのがつらかったので、
ご飯も食べられないし、ずっと寝込んでて夜にやっと飲みました。
あー、サボっちゃった…
でも…
なんか、いっか(･∀･)
って思ったんです
絶対飲まんといけんものじゃないし～って思ったら、気が楽になって、
飲んだらイイ感じになるかもね～ぐらいの、ふわっとした感じになって、
嫌な薬というイメージがなくなっていったんです。
その頃から、考え方を少しずつ変えていったのかもしれません。
いきなりではありませんが、目眩が軽くなり、
そのうちに、薬の回数が一日１回に変更になりました。
考え方を変えるきっかけは、よしりん(Y-SMILE.の社長である山口義博)との出会いです。
その前から、自分なりに変えようとはしていたのですが、
なかなか上手くいかず、定期的に発作が起きては休むのを繰り返していました。
このままじゃ、看護師続けるなんてムリだなぁ…
他の生き方を探さないとなぁ…
この時は、看護師をしていましたが腹痛が強く、甲状腺の症状もあり身体がつらかったのです。
(子宮内膜症の疑いがあり通院、甲状腺は腫れていて経過観察の状態)
もう、看護師以外の生き方をしなきゃな…
どこか田舎で、誰かにお嫁さんにもらってもらおうか…
と本気で考え、母の地元の愛媛に住もうと思っていました。
春までは手話を続けて、愛媛でいい人見つけるべ～って
それまでは結婚願望がなかったのですが、もう生きていく術が見つからなかったのです。
子供出来なくてもいいと言ってくれる人…いやもう、おじーちゃんとかおっさんでいいやって(当時27歳ですからお許しを…)
そんな時に、よしりんと出会ったんです。
いや、正確にはその前から知ってたというか、顔は見た事あったんですが、お互いなーんも興味ナシ！
手話の基礎講座で同じ受講生になり、初めて1対1で話しました。
そこから親しくなり、よしりんの生き方に触れます。
よしりんは、起業する夢があると話してくれました。
当時、よしりんは37歳です。
27歳の私にはなーんも夢なんかなくて、
子供も諦めてたし看護師ももうダメだからって、あらゆる事を諦めてました。
よしりんは、｢とにかく楽しく生きたいんだ｣と。
だから、夢を叶えたいのだと。
(よしりんの気になる生い立ちについては、ホームページの｢代表あいさつ｣からどうぞ)
夢…かぁ…
すごいなぁ…
楽しく生きるって、少し前はそう思ったけど、また諦めてたよね。
やっぱり私も、楽しく生きたいな。
例え、この病気が治らなくても、やりたい事やってから死にたいな。
そう思ったんです。
それまでとは桁が違うぐらいに強く、思ったんです。
よしりんと付き合う…というか、一緒に生きるようになり、私の生き方は確実に変わって行きました。
それはそれは、小さな変化です。
でも、確実に変わって行きました。
まず、付き合い始めの頃は休職していたのですが、
半年ぐらい経って、看護師に復帰しました。
そこから退職まで約2年、ほぼ勤務表通りに仕事に行けました。
(持病があって働くのって、めちゃくちゃ大変なんスよね～)
橋本病が分かったのは、父が病気になったので付きっきりになって、病院連れてったり洗濯したり、
仕事にも行ってちょっとハードな生活を送ってしばらく経った頃でした。
また、家庭(実家)での問題が常に頭の中にあり、心配の種ではありましたし、
心休まる時は、実はあまりなかったのかもしれません。
でも同棲中は基本楽しんでいたので、そこまでひどい症状には悩まされずに過ごせました。
子宮がん検診も、一時期は中等度まで上がり、
組織診(細胞診の次の段階、精密検査)を数回受けましたが、
その後軽度になり、現在(2022年9月が最新)は異常なしです。
そして、子宮内膜症の疑いと言われた私ですが、
こちらに越してきた時(2016年)、恐る恐る検診すると、｢異常なしですよ｣と。
そしてそれからも毎年、同じく異常なしですと。
先生は、｢ホントに子宮内膜症って言われたん？前を知らんから何とも言えんけど、そうとは思えんぐらいキレイよ｣と！
えーっ?!
マジかー?!
治ったのー?!
私の身体はどーなってんだ？
今は、メニエール病の薬もピルも飲んでいません(生理もほぼ予定日通りに来ます)。
たまにある生理痛の時に、頓服飲むぐらい。
(痛い時は湯たんぽの出番
)
)甲状腺の症状は、まぁ私汗っかきだからーぐらいに思ってます
この、｢気にしない｣「まいっかー」という生き方が、イイんですよね。
こんな感じ？
私は病気になって、様々な事に気付かせてもらいました。
一番は、生き方です。
自分の事を大切にするってのが、ホントに意味分からなくて…
自分の｢好き｣や｢楽しい｣が、分からなくなっていたので…
でも、自分に何度も聞いてみたんです。
何が好きだった？
何をしたい？
自分にインタビューしまくり！
すると、そのうち分かってきます。
｢好き｣｢楽しい｣に素直になると、一日がものすごく充実します。
生きてて楽しいのです。
病気の事も忘れてるし、てか治ってるし！
病気治さなきゃ！って必死な時は、病気にフォーカスして生きてました。
きっと、周りに沢山楽しい事が転がっていたハズなのに。
その時に出来る｢楽しい｣を、ちょっとでもしてたら良かったのに。
今の私なら、分かる。
そこがイヤなら、出ていいんだよ。
その人がイヤなら、離れていいんだよ。
好きな人と、好きな場所で、好きな事をしていいんだよ。
これを、今どーしよーもなくつらいあなたに伝えたくて、綴りました。
そして過去の私へ、
｢生きる｣を選んでくれてありがとうって伝えるために、綴りました。
誰かの心に届くように
人生はロックアンドソウル！
清木場俊介さんの存在なくしてはもはや生きられない…
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