ちりも積もれば山なす例え、小さい善行つんで行け。
金がたまれば病気が起こり、地位が高まればけんかが起こる。徳を積む事を忘れて、物を蓄わえ、罪を重ねて利権を得れば、片端から幸福は逃げて行く。誰にも出来る小さな善事も積んで行けば、身も心も安らかに真の幸福が集まって来る。
(おみくじ4番 神の教え)
コンにちは。
ご訪問ありがとうございます。
いつもは本紹介をしていますが、次回は不思議話を…と言っていたので最近あった不思議な出来事を書きます。
不思議な話、細かなのはいろいろあるのですが、この年末からお正月にかけて、「出会いもご縁だなあ」とつくづく実感する出来事が続いたので、それに関して三つ書きますね。
長いですが、「不思議話」編、久しぶりなので三つまとめて載せてみましたよ
不思議話 その一
親戚が引っ越しました。もともと住んでいたところは住み慣れた良い土地で気に入っていたし、ずっと暮らしていきたかったそうですが、辺り一帯を整備しなければならず、紆余曲折ありましたが結局立ち退くことになったのです。親戚はそれがわかった時期から(立ち退きまでには数年猶予がありましたから)、次に住むところをいろいろ探していました。思いがけない人生の岐路でした。そしてようやく落ち着き先が決まり、引っ越しをし、私も何回か新居へ寄せてもらうことがありました。
親戚が新しく暮らすことになったのは同じ市内です。ですが、私にとってはその町内は車で通りすぎることはあっても、もともと縁もゆかりもないところでした。
数回目の訪問の時。
夜でした。
その新居に向かう途中、すぐそばを歩いていてふと気になるものをみつけたのです。それは明りが灯る小さな神社でした。一晩中明りを点けているのか、暗い夜道でぽうっと光る白い格子の障子が目にとまったのです。なんだかとても気になりました。じっとみているうち、私はそれが自分の参拝したことのある神社だということを思いだしたのです。思わず声が出たくらい衝撃的な再会でした。
数年前、とあるセミナーに向かうまえに通りかかりご挨拶した神社だったのです。セミナーは大木ゆきのさんのセミナーです。
セミナーの前に初めて参拝させていただいたのは、三年ほど前のことだったでしょうか。ちょうどこのブログを始めた時期でした。
昔から近所の人に大切にされてきたであろう、地元に祀られた小さな小さなお稲荷さん。鳥居の幅だけの間口、ほんの数坪ほどの敷地に祀られた神社です。
縁もゆかりもないのに、私はなぜかそこのお稲荷さんが好きになり、セミナー後も何回か立ち寄ったほどです。
「親戚の家からほんの数ブロックしか離れていない場所に、あの神社があったなんて。。。。」
以前は昼間の参拝だったので夜の雰囲気とは全然違っていました。
本当にびっくりしました。親戚の家に何回か来ていてもその神社の前を通ることはなかったので知らなかったのです。逆方向からしか行ってなかったからです。その日はたまたま神社のそばのコインパーキングに車を停めて歩いていたのでみつけたというわけです。
障子に灯るあかりがほのかにあたたかく感じられました。はじめて訪れた時には、のちにこんな出会いがあろうとは想像もしていませんでした。
神社(の神様)との出会いもご縁だなあ、と思った出来事でした。
大木ゆきのさんのブログです。
不思議話 その二
今年のお正月、届いた年賀状に驚きました。
それはママ友の一人から届いたものでした。
妊娠中に行ったマタニティスクールで出会ったママ友です。
スクールでのグループが偶然一緒で、出産時期も同じくらいで仲良くなりました。
スクールで一緒だったのは他に数人いて、年齢こそバラバラでしたが、みな出産時期が近かったこともあり出産後もよく集まって仲良くしてもらいました。仕事をもっているママ達ばかりだったので仕事復帰後はなかなか会えなくなり子ども達も大きくなりましたが、年賀状のやりとりは続いています。
そのうちの一人のママさんからの年賀状、引っ越したそうで住所が変わっていました。
その住所に見覚えがありました。同じ市内でよく知ってる場所。
地図で確認すると、なんと!私が以前に住んでいたアパートでした!
アパートは新館と旧館があり、隣同士で建っています。
私は旧館に一年ほど暮らしていたのです。(ちなみに新館は私がそこを出ていってしばらくしてから建ったので当時はまだありませんでした)
ママ友は新館に引っ越して暮らしているようです。
私が住んでいたのは結婚前の独身時代で、ずいぶん前のこと。そんな話はしたことがありませんからママ友は知らないはずです。
受験したお子さんの通学のため学校に近いその場所へ引っ越したと書いてありました。
今でこそ、忙しくなかなか会えない環境ですが、子ども達が小さい頃はよく一緒に遊び、子育てのこともたくさん話をしたものでした。
「縁って不思議なものだなあ」と、年賀状の大きくなったお子さんの写真をみながらしみじみ感じたお正月でした。
不思議話 その三
このお正月は密を避けて、三が日を過ぎてから神社に行きました。こういうご時世だから本当は初詣自体を行こうか迷ったのですけど…。やっぱり大好きな神社(地元)には行きたいし、節分までにゆっくり行こうと考えていました。
三が日を過ぎたある日、急に思い立ち行ってみることに。
その神社は町を見下ろす小高い山の上にあります。今まではふもとに車を停めて歩いて登って行っていましたが、車で上まで行けることがわかり行ってみることにしました。お天気も良く気持ちよくご挨拶できて、参拝を終え帰る時、車で山を下りて行きました。それははじめて通る道でちょっとドキドキしました。狭い道を下り、ふもとの町の道路まで戻るとホッとしました。
でも、いつもと違う道で山を下りたので知らない道がまだ続いています。ゆっくり車を走らせていると、ある瞬間、デジャブのような不思議な感覚を味わいました。
まわりの風景と道とが急に知っているものに変化したのです。そして目の前に一軒のおうちが現れました。
「あれ、この家、みたことある!」と、そう思いました。
驚いたことにそれは昔、介護の仕事をしていた時、送迎でお迎えに行っていた利用者さんのおじいさんのお宅でした。
何十回も送り迎えしていたので覚えています。
神社からの道が意外なところに通じていたのです。
おじいさんは当時90代。お若い頃は休みのたびに奥様と旅行するのが趣味だったそうです。
ご自宅で転倒し、それからは入院生活になられました。
あれから数年が過ぎて私も介護職を離れ、残念なことにその後どうされたのか、今は知る由はありませんが、そのゆったりとしたお姿や庭の柿の木を愛でる笑顔が思い出されました。庭にブルーベリーの木があって、「実がなったら持ってお帰り」と言ってくださる優しいおじいさんでした。
初めて通った道が意外なところに導いてくれました。
縁はどこに繋がっているかかわからないものだと思いました。
さて、本日の不思議な話はこれにておわりです。
これらの話は、ブログをみてくださっている皆さんには「ふとした偶然の出来事」であり「まあまああるかもしれない話」くらいのことだろうと思います。
ですが私にとっては、時間を経てそれぞれの出来事や出会いが一本の糸に繋がっていくような、そんな不思議な実感をともなう出会いでした。それがこの年末からお正月にかけて集中してありました。
ひょっとすると私達のまわりにはこういうご縁がさりげなく用意されているのかもしれませんね。
そんな気分でいると世界中でそんな出会いが発見できるのでは、と思いました。
今回の不思議話、「袖振り合うも他生の縁」編、独り言のように綴ってみましたが楽しんでいただけましたら幸いです
ちなみに、最後の話の神社でひいたおみくじ「4番」でした。
4は縁のある大好きな数字♡
大切にお守りにしています。
不思議な話はテーマ「不思議話」にあります。他のテーマにもまぎれています(笑)
てゆーか、いろんな場面で遭遇するのでまとめきれない(笑)
よかったら読んでみてください。
世界は不思議に満ち満ちています。
それでは、また。
次回からは、また本紹介していきます。
よい週末をお過ごしくださいね
参拝のお共に桜井識子さんのマナー本はいかが?直伝の祝詞を覚え中です♪