いきなり#02から始まったように思えますが、実は4月23日に#01を投稿しています。
内容は、旅先などPCのない環境で、いかにデジタル一眼で撮影したデータのバックアップを行なうかというもの。
その時は実際に使用していたRAVPowerのWiFiファイルハブという製品をご紹介し、容量が大きいデジタル一眼のデータバックアップには、無線は現実的ではないという結論でした。
記事は「改善できる方法を探して」いくということで締めくくられています。
実際、いろいろと調べたり試したりはしていました。
記事にしなかったのは、現実的に有効な手段が見つからなかったから。
それに、5月にはカメラボディの更新に合わせてメモリーカードも追加購入しました。
もう4~5日程度の旅行であれば、旅先でバックアップしなくても容量的には満足できます。
(データをカードに入れっぱなしというのは気になりますが…)
そんなわけでポータブルフォトストレージはすっかり忘却の彼方へと消え去っていたのでした。
思い出したきっかけは、先日も記事にしたスマホの買い替えです。
新しいスマホはGoogleのPixcel 7aという機種。
付属品の中にクイックスイッチアダプターというUSB-AメスからUSB-Cオスへの変換アダプターがありました。
そしてこれがUSB-OTG対応だというじゃありませんか。
USB-OTG(On The Go)というのは、通常PCが持っているホスト機能をUSB機器そのものに持たせることによって、PCを介さずに使えるようにしようという規格。
デジカメをプリンターに直接接続して印刷させるとか、そんなイメージです。
もちろんファイル操作を行なうのであればアプリが必須となりますので、スマホやタブレットを介することにはなりますが、今時スマホを持っていない人のほうが珍しいですものね。
USB-OTGについてはサンワサプライの公式サイトに説明ページがありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
実は4月の段階でも一度試していました。
OTG対応のUSBハブなんてのも購入したのですよ。
でもそのときは上手くいかなかったんです。
原因はわかっていません。
ネットの情報では機器同士の相性もあるというだったので、それ以上深くは追求しませんでした。
でも今回は純正の付属品。
相性はバッチリのはずです。
アダプタに手持ちのUSBメモリーを装着してみましょう。
なんと、あっさり認識したじゃありませんか。
フォルダの中身も見えますし、ファイルのコピーや移動も問題ありません。
これは使えそう。
あとはUSBハブ、カードリーダー、ポータブルHDDと試していくことにしましょう。
上手くいけば旅先でのデータバックアップも現実的なものになってきます。