両親の定期検診、娘として出来ること。 | 「素顔のままで」ニコのひとりごと

「素顔のままで」ニコのひとりごと

パパは慢性肝炎、ニコは双極性障害の治療中。息子(30)と子宮頸がんワクチン副反応と闘う娘(28)は治療を続けながらも無事結婚したよ❤️そして愛犬のそら(4歳♀)当たり前じゃない今の生活、1日1日を楽しく笑顔で過ごしています❣️思考が10代で止まっているニコのひとりごと

昨日は8:30に実家へ

ニコの車で両親を病院へ連れて行きました。

11月にインフルエンザ予防ワクチン
今回は肺炎球菌ワクチンを接種した2人

母は相変わらずトイレが近い。

以前にも増して
「トイレ、トイレ」と言って
何回も行っているから
病院へ着いても尿検査用の尿が取れず
「まだダメだって!!」と言って
またトイレから出ようとしないショボーン
仕方がないから父を呼び
父と二人掛かりで何とか無理やりトイレから連れ出し
予防接種と糖尿病の簡易検査をしてもらう。(20分くらいかかったから)
再びトイレへ。
今度は少しだけ尿が取れ、小窓へ出せたので納得してトイレの外へ出てくれた。
やれやれ。

トイレが近いことを先生に伝えると
先生「いつからですか?」
父「今年に入ってから酷くなって10分もたたないうちにトイレに行っています」
先生「膀胱炎ではなさそうなので、膀胱を柔らかくして溜まりやすくするお薬を出しますね。」
父「よろしくお願いします」

ニコ「先生、今朝、薬を飲もうとする母を見ていて、すごく飲みづらそうにしていたので気になったんですが。薬を飲もうとしても手が思うように使えないみたいで、口に運ぶのもやっとみたいな感じで・・」

先生「だんだん細かいことができなくなってきますからね。そうですか、飲みにくそうにしていましたか。」
母の糖尿病は悪くはなっていなかったし
体重も順調に減っていたからよかったです。
ただ認知症の症状だけは
容赦なく悪化し続けています。

前頭側頭型認知症
治療薬もなく
母の場合、進行がすごく早く感じる。
2年前のお正月ごろ、母の行動に
「あれ?なんかおかしい」と思い
その年の6月に脳の検査を受けさせて
「前頭側頭型認知症」と診断された。
昨年、ようやく父が申請をしてくれて
「要介護1」をもらい、デイサービスに
通うように。

すでに何年か前から症状は出ていたんだと
思うけど、全然気づかなかった。

病院帰りの父との会話
父「母さんは痴呆症とは違うんだろ?」
ニコ「認知症だよ。同じようなものだと思う」
父「認知症じゃないんだよな」
(ここにきて、まだ言うか?)
ニコ「だから、前頭側頭型認知症だって。
脳が萎縮していく病気。もう、何回も言ってるじゃん、お父さん、いい加減理解しないと。お父さんも一度調べてもらった方がいいんじゃない?」
腹が立って、つい酷いことを言ってしまった。どうしても認めたくない父

ついさっき先生にも「この病気はどんどんできなくなっていきますからね。」と言われていたのに。

何度言っても、母が認知症でなく
歳をとったからこの病気になったんだと
思いたいようだ。
間違ってはいないけど・・・
母の唯一の話し相手である父が
家に居られない人だったから
ニコもつい
「だから、もっと母さんと一緒にいてあげて!って言ってたじゃん!!」
そう責めてしまった。

だから、最近
父「俺のせいじゃない。これは母さんが人と話さないから(出歩くのが嫌で)いかんのだ!母さんの性格が問題なんだ!」
と、言うようになった。

母は聴こえているのに
何も反応しない。

父「母さんはもうやらないからいいけど、食器を洗うから手がボロボロになっちまってよ〜」といいながら母に手を見せる父

ニコ「何言ってんの、お母さんなんて50年もそれを黙ってずーっとやってきたんだよ〜。
最近やり始めたばかりでそんなこと言わないでよ、ね〜母さん」
母ニコニコ頷く

そんな感じでニコは年老いた父を
いじめてしまう。
性格悪すぎ・・・ショボーン

でも、ほんと何にもしなかった父が
今では何でもできるようになっていた。

ニコ「母さん、よかったね。
お父さんいろいろ頑張って
やってくれてるね」
母「うん」

口数は減ったけど
母は父に感謝しているんだなと
思った。
ただ、口やかましい父
ずーっと喋りっぱなし。

ケアマネからも担当者会議のときに
「お父さんは黙ってて!今はお母さんと喋っているんだから!」と叱られたらしい。

ニコ「お父さん、ちょっとうるさすぎるから母さんも喋れんわね〜」
母「お父さん、ケアマネさんに言われとったわ(笑)」

昨日は自分からいろいろ話してくれた母
嬉しかった。

けど、
父「あのケアマネはいろいろ引っ掻き回しすぎるから、全部辞めて変更しようと
思っとるんだわ」
ニコ「でも、男の人だとあそこまで気がつかないよ。よくやってくれていると思うけどな。」

父は叱られるから気に入らないようだ。
(叱ってくれる人がいないとダメだってニヤリ

父の非常識さは今始まったわけではない。
とにかく自己中で、ごう慢な客の代表のような人。
一緒に行動するのが恥ずかしく
買い物なんて行きたくなかった。
誰彼構わず値切るのだ。
相手の顔色が変わるまで・・・

先日も名古屋城のライトアップを
撮影に行ったらしいけど
友達たちは入場する長い列にならび
「まだ入れない」と言っている中

父はニコにも友人にも
父「そんなもん、まともに並んどったら
時間かかるわ!サッと入りゃいいんだ、サッと入って撮影してすぐ出てきたわ!」
と・・・
完全に並ばず横入りしたことを
自慢げに話す。

人の目なんて全く気にしない
誰が何を言おうが御構いなし。
その鋼の心臓

あなたの娘で生まれた自分がまとも?
であることが不思議。
彼を反面教師にしてきたからよかったのかな。

とにかくそんな父が苦手で軽蔑して
育ったニコ
一緒にいることが嫌で嫌で
拒絶症状が・・・

だから、母の介護に協力する気が起きない

母だけのときに行きたいけど
そんな日はないから
父がずーっと喋り続けるのを
ただ聞くだけ。

昨日は父が洗濯物を干しに行った時に
母とコソコソと話をした
「デイサービスではお友達と話するの?」
「話すよ、いっぱい」
「そーなんだ。よかった」
母はまだいろいろわかっているところもあるようだ。

父には言えないこと
言っても仕方がないと諦めていることが
あるのかもな。

デイサービス、これまで通り行かせてあげて欲しいな。
ケアマネ変えたら違うところに
行くことになってしまうもんね。

思い通りにいかないことがあると
耐えられない父

暴走しないといいけど。

近くに住む娘でも
これ以上関わることはどうしても
躊躇してしまいます。

ニコが関われば関わるほど
父は平気で家を空けるだけだから。

それでも心配なのは母の着替え問題
母がずっと同じ服を着ていれば
介護放棄と言われかねない。
母の着替えを用意できない父
(興味がない)
母が気に入った服をずーっと着ていても
放置している。
だから、昨日は選んで
着替えさせてあげた。
「もっと着やすい服を買ってきてあげるわ!」
何度言っても「あるからいらん!」と
言い続けていた父
今回、ケアマネに指摘されやっと
「頼むわ」と。
本当に男の人って・・・

どこまで手を出したらいいのか。
昨日は悩んでいたら
眠れなくなっちゃった。

今日はパパが新年会で外泊していなかったから
お昼近くまで
ゆっくり寝させていただきました。

さて、そろそろ出かけようかな。
(母の服を見に)