ニコラは将来パティシエになり、趣味でマンガを描くそうだ。
で、1000円持って本屋へ行きました。
(雨の中、修理中で車もなく・・・2人でとぼとぼ歩いていきました)
その1000円・・・・
実は、先日パパの実家へ行った時に
祖母に「来月、修学旅行でしょ。はい!お小遣い」と言って
もらったお金だった。
修学旅行でお土産を買うようにってことなのに・・・
おいおい!それを使っちまうのか?
ニコ 「ちょっと~そのお金修学旅行用に
とっておかないの~?」
ニコラ「だって、私のお金これしかないもん。」
ニコ 「あんたがすぐに使っちゃうからでしょ~が。」
ニコラ「どうしても欲しいものがあるの!」
ニコ 「どうせ4000円(お土産代)は私が出せばいいんでしょ~。
まったくぅ~」(甘い親です・・・いや親だから当たり前か・・・)
で、本屋で1時間ほど立ち読み(私は)
ニコラは一生懸命文房具コーナーにいた。
ニコラ「ママ~、これとこれが絶対欲しいんだ。」
見ると、マンガを描くための万年筆(安いもの)と定規とノート(線なしのルーズリーフ)だった。
ニコ 「それでいくらになるの?」
ニコラ「う~んとね~。そうだ!!売場の電卓で計算してくる!!」
ニコ 「・・・・」(苦笑
ニコラ「ママ~800円ちょっとだったから買えるよ!!」
ニコ 「よかったね~、大事に使うんだよ。」
ニコラ「うん!!」
それから家に帰ると2時間以上マンガを描くことに没頭。
その集中力、少し勉強にまわしてくれんかの~・・・
夕食の時間になり、ようやく部屋から出てきて
ニコ太に一言。
ニコラ「お兄ちゃん!今日私ね~この前おばぁちゃんにもらったお金で
ノースリーブ買ったよ!!」
ニコ・ニコ太「・・・・・」
ニコ 「そ・それを言うならルーズリーフでしょ~(爆」
天然や~私より上回っているかも・・・
おまけに・・
ニコラ「この前算数のテストがあったんだけど・・・たぶん0点かも。
あっ、でも一問答え書けたからアレがあっていれば0点じゃないかも」
ニコ 「どっちにしても・・・パパの補習決定だね。
パパに勉強みてもらいなよ!」
ニコラ「パパすぐに怒るから嫌だなぁ~。」
ニコ 「じゃぁ頑張るしかないじゃん。」
そんなちょっと母親としては複雑な会話なのでした。
夢中になれるものがあるだけ、ニコラは幸せだけどね。
あまり多くは望まないから・・・
なんとか無事社会人になってくれればいいよ。
でも・・・親って欲張り。つい「勉強しろ!!」って言ってしまう。
自分が出来なかったから・・・つい言っちゃうんだ。
私はいまだに恥ずかしくて卒業した高校名を言いたくない。
自分に自信があればどんな高校だって、
胸をはって言えるんだけど。
勝手に変な劣等感を自分自身にもっている。
結婚してから、義母に会うたびに義兄がいい高校を出て大卒だ、とか
義姉は国公立の大学を出て、今は内職も通信教育の採点をしてるだとか
そんなことを毎回聞かされているからだろうか・・・
いつも会うたびに言われる。先日行ったときもそうだった。
でもね、義姉は人とコミュニケーションができない人。
だから「一番困るのは生徒からの手紙の返事」と言っていた。
そんな人が添削先生をしていて
それを知らずに一生懸命手紙を書くこどもたちを想像すると
可哀想になるんだけど・・・
彼女とは義父の49日以来一度も会っていないし
彼女は月命日の法要も一度も来ていない。
それなのに頭がいいって義母は私に言う。
それが何?って思いながらもその時は笑って
「ふ~ん」って聞き流す。
でも・・・やっぱり悔しい。
だからかな~義兄の子たちよりは「賢くなって!」って
意地になっている私がいる。
バカみたい。
義兄の子たちはやっぱり賢いらしい。(義母曰く・・)
それも会うたびにちょこちょこ言われる。
だから行きたくない。
月命日の法要でも行きたくないのだ。
今はできるだけ毎日義父の写真の前で手をあわせ、ろうそくに火を灯し
線香をあげている。
それで勘弁してほしい。
でも・・・
行かなきゃ行けないんだよね・・・
「先月は親戚がみんな来たんだよ!」その一言に弱い私。
はぁ~っ。パパも一緒ならいいんだけど・・私一人じゃ行きたくないよ。
なんか愚痴ってしまいました。すみません。
ニコラの楽しい話題が台無しだ・・・
うちの子はうちの子だ。わかっているけど・・・
相変わらず振り回されやすい、私です。
今度、勇気を出して親戚の前で怒ってみようかしら・・・
でも・・・あとが恐い人だからね~相手にしない方がいいんだけど。
人間関係は本当に難しいですね。