RFLin芦屋当日 | 「素顔のままで」ニコのひとりごと

「素顔のままで」ニコのひとりごと

パパは慢性肝炎、ニコは双極性障害の治療中(減薬し始めました❣️)息子(30)と子宮頸がんワクチン副反応と闘う娘(28)は治療を続けながらも無事結婚したよ❤️そして愛犬のそら(4歳♀)当たり前じゃない今の生活、1日1日を楽しく笑顔で過ごしています❣️

朝から忙しかったね~。

荷物を入れるリュックがさ~

脱いだ衣類を入れたら、さらに倍!(クイズ番組じゃ、あるまいし・・)

いかにして小さくまとめるかで

早朝からゴソゴソやっていた私。

結局この日も寝苦しく・・・1時半までは覚えていた。

慢性睡眠不足です。。。

だから日中ときどきスイッチが切れて動かなくなります・・・


その点はるちは手慣れているよね。

さすが・・・さすらいのアウトドアサーファー(ちゃうって!!)


早めの朝食を食べ

(なんと!!格安ホテルなのに朝食付きだったんだよ~

出発が早かったから食べることはできなかったけどね。

すっごいお得じゃない?!( ..)φメモメモ)


7時にはホテルをあとにしました。

電車にのってゆられること数十分。

到着するまで私もファルモっちもウトウト寝てた。

その点他のみんなは元気だったよね~。

ひょっとして、朝は全然平気なのかな?


私しゃ、朝が一番苦手だで。

脳が動き出すのに、少し(いや、かなり)時間がかかるんだわ。。。


みんなに必死で付いていく。

そ~してタクシーで公園到着!!


スタッフのみんながすでにテーブルに揃っていました。

「おはようございま~す!!」

一斉に「おはようございま~す!」

この朝から超ハイテンション、パワー溢れる老若男女の仲間入りが

できたことが、嬉しかった・・・…|・`ω・) ス・スゲェ…

目をこすりながらスタッフの書類をもらう。

隣にいた方が誰かも知らずペラペラしゃべっていた。

誰だったんだろう・・・・(超いい加減なヤツだ)


ぶいさんはわかっていたけど・・・う~ん。

ヨコヤさん、シュウさん、片木さん、あとおーちゃん・・・

なんかボランティアテントでど~のこ~のって言ってな~

そうそう!!ソニー生命の偉いさん。でした。(爆


私にかかったら「そんなの関係ね~!!」

になります。


で、みんなで「お~!!」って気合いを入れて

開催前の準備スタート!!


私はTEAM MOMOのテントとボランティアテントを何往復か

していた・・・あれっ?何もしていないのに疲れていた・・・

ただの運動不足やぁ~!情けない。

MMご夫婦、ニコはご迷惑おかけしていませんでしたか?

あんまり覚えていないので・・・すみません。m(_ _"m)ペコリ

都合の悪いことは最速で忘れる私です。


それから~パパが到着したとの電話が入り、

MOMOテントの後ろへ荷物を運ぶ手伝いをした。

そのあとはまたボランティアテントへ戻る。


それから絵本読み聞かせテントの準備が始まっていたので

用意した千羽鶴とブレスレットを読み聞かせテントへ運び

募金箱と共にセットする。

あとは~代筆フラッグとか法被が私が留守でも

配れるように(使えるように)出してから

再びボランティアテントへ。


TEAM MOMOテントにはお昼すぎてからようやく戻ることができた。


いよいよ開幕!!日本らしく芦屋の和太鼓から始まりました。

かわいいバトントワリングと吹奏楽に続いて歩く、サバイバーウォーク


私たちは撮影隊。

スタート地点から猛ダッシュでトラックの反対側へ移動。

それからまたダッシュでスタート地点へ戻り

TAEM MOMOのみんなとフラッグを持って「命のリレー」

始まり始まり~!!


感動だった。みんなと並んで歩けることが嬉しかった。


そこに私の愛する家族も一緒にいて・・・

昨年までは、ほとんど感心がなかったパパ、そしてこどもたち。

それが今年は夏休み前からこの日を楽しみにしてきたのだ。


夏休み中、私はフラッグ作りと法被づくりに追われ

暇になるとPCに向かいスタッフのメールを読む。

1日50通ぐらいの時もあった。目が疲れた。

そして主婦の仕事。子供の相手なんてしていられなかった。


だから、「全然遊んでくれな~い」って

ニコラはよくPCの横で叫んでいた。ごめんね。

それでも・・・今日があったから我慢してくれたんだよね。


ニコラ「芦屋にいつ行くの?TVに映るの?何時のTV?」

しっかり友達にTV出演予定表を印刷して配ったニコラ(爆

16日帰宅後すぐに友達から電話がかかってきて

「わけがわからんかった・・・だって~。」ってちょっとしょげる場面も・・・


そんなわけで、我が家にとってはこのトラックを一緒に歩けたことで

これからどんな試練が待ち受けていても(パパの病気、私の病気)

一緒に乗り越えて行ってやる!!って強い絆ができたような、

そんな気がしました。


台風接近で、確実雨?って思っていたのに

嘘のような炎天下。

トラックを2周するだけで、フラフラしてきた。

それからが・・・あまり覚えていないの・・・(すみません)

多分テントでみなさんと一緒に

しゃべっていたんだと思うけど・・・

頭が止まってしまったのかな?記憶がう~ん飛んでいる。

きっと、ぼ~っとしていたんだと思います。


気がつくと、CaRAVANのライブが始まるからってみんなで

走ってステージ前へ陣取る。

蓮さん最高だったよ!!

腫瘍摘出手術を前にして、きっと呼吸することさえ苦しかっただろうに・・・

あんなにも大きな声で熱唱できるなんて。

自然と涙が溢れてきた。

パパにビデオ撮影だけは頼んでおいたからね。

しっかり撮れていたよ。何度見ても泣けます。私の宝物になりました。


途中、熱狂的なファン(怪しげなマントの青年=ファルモっち)が

突然現れてチョロチョロしていたので、はるちと爆笑していたけど

そのさなか、歌の途中で

「ほら?(あの?)虹が~♪」と指さす蓮さん。

で、私、思わずあっち向いてホイ状態・・・結果惨敗?(爆

・・・意味不明やね?すまぬ。

「はっ」として、横を見ると・・・

はるちのしてやったり顔 ( ̄▽+ ̄*)(見たじょぉ~)

「うっ。。。気づかれたかっ!」って・・・(大爆


でもね、そのあと~本当に虹がステージから見える位置にできて

「ほら!虹あったでしょっ!!」って開き直ってやった。

でも時すでに遅し・・・みんなが知っていて大笑い。

まっご愛敬ご愛敬。


そんなドタバタはあったけど

本当に蓮さんの心の叫びは私たちみんなの胸をうちました。

絶対明日の手術成功するよ。祈っているからねっ!!


それからそれから・・・

はるちの読み聞かせがあったんだけど・・・・

私一番はるちの朗読聞きたかったはずなのに

それまでの疲れのせい?よくわかんないけど

誘われたのに体が動かなかった。

どうして行かなかったんだろう。

TEAM MOMO として一番メインのイベントだったのに。

本当にわからないんだ。

自分じゃない自分がそこにいて

体が動かなかった。動こうともしなかった。

へんなの・・・頭が止まってしまったみたい。

その時何を考えて何を思っていたのかも

思い出せない。

ただ。。。ハナちゃんが

泣きながら「MOMOちゃんが読んでいた~」って

テントに戻ってきた時。

すっごく羨ましくて・・・羨ましくて。

嫉妬している自分がいた。

そんな風に思うんだったら行けばよかったじゃん。

私、なんで行かなかったんだろうって

自分がとっても情けなくなって・・・

逃げるようにテントから離れた。

ちょうど17時から19時までは

私は読み聞かせテント担当だったので

そっちへ向かうことにした。


行く途中はるちが泣きながら戻ってきた。

私は声をかけたのかすら覚えていない・・・

ただ・・・恥ずかしかった。

応援しているのに・・・なんで聞きに行かなかったのかな。

いまだにわかんないや。


それから19時まではひたすら絵本読み聞かせテントで

お留守番。

すると。。。

年輩の女性が「今テレビを見て来たんですが・・・」と言われて

テントにみえた。

ニコ「はい、ありがとうございます。千羽鶴がご必要ですか?」

女性「ええ、癌を患っている友達にあげたいと思って・・・」

ニコ「こちらに飾ってある物でよろしかったです?」

女性「いえいえ、やっぱり自分で折ってあげたいので

    どんな紙で折っているのか、見せていただけませんか?」

ニコ「え~っと、ちょっとすみません。ここには折り紙がないので

   私のでよければ今持ってきますね。」

そう言ってテントにもどり、折り紙を持って女性のところへ。

ニコ「あの、今折っているものはこの紙で作っていますが

   ここに飾ってあるのは、これより小さい物になります。」

女性「これを折ると千羽できますか?」

ニコ「いえいえ、これは100枚入りですので・・・」

女性「じゃぁ、全部ください。」

ニコ「すみません。今手持ちが少なくて・・・これ一つぐらいなら

   さしあげますが・・・」

女性「じゃぁ、これを持ってお店に買いに行けばいいんですね。

   これ、いただけますか?」

ニコ「はい、どうぞ。持っていってください」

女性「じゃぁ・・・これ。」

そう言って1000円を出された。

ニコ「いえいえ、お代はいりませんよ~。私の私物ですから。」

女性「そんなわけにはいきません。どうか受け取ってください。」

しばらく・・・それを繰り返していましたが

募金するということにして、ありがたくいただくことにしました。

女性はとても明るく微笑みながら「ありがとう」って言われて

帰って行かれました。

しばらく「よかったのかな~。」って悩んでいると

ちょうど、そこへはるちが来たので、さっそく相談した。

はるちは力強く

「大丈夫大丈夫。全然問題ないじゃん!募金してくれたんだもん」って

私は、その言葉ですっごく救われました。


実は私の頭の中では。。。こんなシーンが流れていたのだ・・・・

マスコミにその女性が訴える

「折り紙を1000円で買わされた!!」って

で~、私だけじゃなくこのRFLまでが非難されることに

ノォ~((((((ノ゚⊿゚)ノ


笑えるでしょ・・・そんなこと考えてオロオロしていたんだよ~。

長生きするよ・・・・まったくね~。


それからそれから・・・


初老の男性が「ちょっといいですか?」ってしゃべりかけてきた。

男性「この竹とんぼはすごいですね~。すごく精巧にできている。

   おもりもつけてあるし、バランスもとれているから。。」そう言って

   募金しながら竹とんぼを眺めていた。


そして

男性「ちょっとお話してもいい?こんなおじさんだけど。。。」

ニコ「はい、どうぞどうぞ。おかけください」

そう言って横におじさんは座った。

男性「実は。。。こんなこと話してもどうかと思うけど・・・

   最近、父親を亡くしましてね。この歳で恥ずかしいんですが

   想像以上の喪失感に襲われていまして・・」

ニコ「それは大変でしたね。私も義父を昨年亡くしましたので

   なんとなくですが、お気持ちわかりますよ。」

男性「いい本を見つけるとね、いつも父親に電話していたんですよ。

    で、いまだに本を見つけては携帯で電話をかけようとしてしまう。

    その時にね、はっとして何とも言えない気持ちになるんですよ。」

ニコ「無意識にやってしまうんですよね。まだ生きているかのように

   そればっかりは、どうしようもないですもん。すぐには無理ですよ。」

男性「わかっているんだけど、

    父親の死を受け入れられない自分がいるんです。

    こんなあなたの親ぐらいの年なのに。。。」

ニコ「年なんて関係ないですよ~。

   身内を亡くされた方はみなそんなお気持ちになるんでしょうね。

   おつらいですね。」

男性「先日ね、大隅さんがラジオに出て見えたでしょ。あれでこの

   イベントを知って、来てみたんですよ。来てよかったです。

   日本が心のケアを叫びだしたのは、まだここ最近ですからね。

   もっともっとこのイベントがひろがるといいですね。」

ニコ「ありがとうございます。」


それから、30分はしゃべっていかれただろうか・・・

いろいろ話していかれました。


私たちのRFLの意味が、マスコミを通じて多くの方々に訴えることが

できているんだな~って、嬉しくもなり、もっと勉強しなくちゃって

(私の場合は心理療法士的なこと・・・)思いました。


ちょうどNHKさんの生放送が始まる直前の話です。