朝から忙しかったね~。
荷物を入れるリュックがさ~
脱いだ衣類を入れたら、さらに倍!(クイズ番組じゃ、あるまいし・・)
いかにして小さくまとめるかで
早朝からゴソゴソやっていた私。
結局この日も寝苦しく・・・1時半までは覚えていた。
慢性睡眠不足です。。。
だから日中ときどきスイッチが切れて動かなくなります・・・
その点はるちは手慣れているよね。
さすが・・・さすらいのアウトドアサーファー(ちゃうって!!)
早めの朝食を食べ
(なんと!!格安ホテルなのに朝食付きだったんだよ~
出発が早かったから食べることはできなかったけどね。
すっごいお得じゃない?!( ..)φメモメモ)
7時にはホテルをあとにしました。
電車にのってゆられること数十分。
到着するまで私もファルモっちもウトウト寝てた。
その点他のみんなは元気だったよね~。
ひょっとして、朝は全然平気なのかな?
私しゃ、朝が一番苦手だで。
脳が動き出すのに、少し(いや、かなり)時間がかかるんだわ。。。
みんなに必死で付いていく。
そ~してタクシーで公園到着!!
スタッフのみんながすでにテーブルに揃っていました。
「おはようございま~す!!」
一斉に「おはようございま~す!」
この朝から超ハイテンション、パワー溢れる老若男女の仲間入りが
できたことが、嬉しかった・・・…|・`ω・) ス・スゲェ…
目をこすりながらスタッフの書類をもらう。
隣にいた方が誰かも知らずペラペラしゃべっていた。
誰だったんだろう・・・・(超いい加減なヤツだ)
ぶいさんはわかっていたけど・・・う~ん。
ヨコヤさん、シュウさん、片木さん、あとおーちゃん・・・
なんかボランティアテントでど~のこ~のって言ってな~
そうそう!!ソニー生命の偉いさん。でした。(爆
私にかかったら「そんなの関係ね~!!」
になります。
で、みんなで「お~!!」って気合いを入れて
開催前の準備スタート!!
私はTEAM MOMOのテントとボランティアテントを何往復か
していた・・・あれっ?何もしていないのに疲れていた・・・
ただの運動不足やぁ~!情けない。
MMご夫婦、ニコはご迷惑おかけしていませんでしたか?
あんまり覚えていないので・・・すみません。m(_ _"m)ペコリ
都合の悪いことは最速で忘れる私です。
それから~パパが到着したとの電話が入り、
MOMOテントの後ろへ荷物を運ぶ手伝いをした。
そのあとはまたボランティアテントへ戻る。
それから絵本読み聞かせテントの準備が始まっていたので
用意した千羽鶴とブレスレットを読み聞かせテントへ運び
募金箱と共にセットする。
あとは~代筆フラッグとか法被が私が留守でも
配れるように(使えるように)出してから
再びボランティアテントへ。
TEAM MOMOテントにはお昼すぎてからようやく戻ることができた。
いよいよ開幕!!日本らしく芦屋の和太鼓から始まりました。
かわいいバトントワリングと吹奏楽に続いて歩く、サバイバーウォーク
私たちは撮影隊。
スタート地点から猛ダッシュでトラックの反対側へ移動。
それからまたダッシュでスタート地点へ戻り
TAEM MOMOのみんなとフラッグを持って「命のリレー」
始まり始まり~!!
感動だった。みんなと並んで歩けることが嬉しかった。
そこに私の愛する家族も一緒にいて・・・
昨年までは、ほとんど感心がなかったパパ、そしてこどもたち。
それが今年は夏休み前からこの日を楽しみにしてきたのだ。
夏休み中、私はフラッグ作りと法被づくりに追われ
暇になるとPCに向かいスタッフのメールを読む。
1日50通ぐらいの時もあった。目が疲れた。
そして主婦の仕事。子供の相手なんてしていられなかった。
だから、「全然遊んでくれな~い」って
ニコラはよくPCの横で叫んでいた。ごめんね。
それでも・・・今日があったから我慢してくれたんだよね。
ニコラ「芦屋にいつ行くの?TVに映るの?何時のTV?」
しっかり友達にTV出演予定表を印刷して配ったニコラ(爆
16日帰宅後すぐに友達から電話がかかってきて
「わけがわからんかった・・・だって~。」ってちょっとしょげる場面も・・・
そんなわけで、我が家にとってはこのトラックを一緒に歩けたことで
これからどんな試練が待ち受けていても(パパの病気、私の病気)
一緒に乗り越えて行ってやる!!って強い絆ができたような、
そんな気がしました。
台風接近で、確実雨?って思っていたのに
嘘のような炎天下。
トラックを2周するだけで、フラフラしてきた。
それからが・・・あまり覚えていないの・・・(すみません)
多分テントでみなさんと一緒に
しゃべっていたんだと思うけど・・・
頭が止まってしまったのかな?記憶がう~ん飛んでいる。
きっと、ぼ~っとしていたんだと思います。
気がつくと、CaRAVANのライブが始まるからってみんなで
走ってステージ前へ陣取る。
蓮さん最高だったよ!!
腫瘍摘出手術を前にして、きっと呼吸することさえ苦しかっただろうに・・・
あんなにも大きな声で熱唱できるなんて。
自然と涙が溢れてきた。
パパにビデオ撮影だけは頼んでおいたからね。
しっかり撮れていたよ。何度見ても泣けます。私の宝物になりました。
途中、熱狂的なファン(怪しげなマントの青年=ファルモっち)が
突然現れてチョロチョロしていたので、はるちと爆笑していたけど
そのさなか、歌の途中で
「ほら?(あの?)虹が~♪」と指さす蓮さん。
で、私、思わずあっち向いてホイ状態・・・結果惨敗?(爆
・・・意味不明やね?すまぬ。
「はっ」として、横を見ると・・・
はるちのしてやったり顔 ( ̄▽+ ̄*)(見たじょぉ~)
「うっ。。。気づかれたかっ!」って・・・(大爆
でもね、そのあと~本当に虹がステージから見える位置にできて
「ほら!虹あったでしょっ!!」って開き直ってやった。
でも時すでに遅し・・・みんなが知っていて大笑い。
まっご愛敬ご愛敬。
そんなドタバタはあったけど
本当に蓮さんの心の叫びは私たちみんなの胸をうちました。
絶対明日の手術成功するよ。祈っているからねっ!!
それからそれから・・・
はるちの読み聞かせがあったんだけど・・・・
私一番はるちの朗読聞きたかったはずなのに
それまでの疲れのせい?よくわかんないけど
誘われたのに体が動かなかった。
どうして行かなかったんだろう。
TEAM MOMO として一番メインのイベントだったのに。
本当にわからないんだ。
自分じゃない自分がそこにいて
体が動かなかった。動こうともしなかった。
へんなの・・・頭が止まってしまったみたい。
その時何を考えて何を思っていたのかも
思い出せない。
ただ。。。ハナちゃんが
泣きながら「MOMOちゃんが読んでいた~」って
テントに戻ってきた時。
すっごく羨ましくて・・・羨ましくて。
嫉妬している自分がいた。
そんな風に思うんだったら行けばよかったじゃん。
私、なんで行かなかったんだろうって
自分がとっても情けなくなって・・・
逃げるようにテントから離れた。
ちょうど17時から19時までは
私は読み聞かせテント担当だったので
そっちへ向かうことにした。
行く途中はるちが泣きながら戻ってきた。
私は声をかけたのかすら覚えていない・・・
ただ・・・恥ずかしかった。
応援しているのに・・・なんで聞きに行かなかったのかな。
いまだにわかんないや。
それから19時まではひたすら絵本読み聞かせテントで
お留守番。
すると。。。
年輩の女性が「今テレビを見て来たんですが・・・」と言われて
テントにみえた。
ニコ「はい、ありがとうございます。千羽鶴がご必要ですか?」
女性「ええ、癌を患っている友達にあげたいと思って・・・」
ニコ「こちらに飾ってある物でよろしかったです?」
女性「いえいえ、やっぱり自分で折ってあげたいので
どんな紙で折っているのか、見せていただけませんか?」
ニコ「え~っと、ちょっとすみません。ここには折り紙がないので
私のでよければ今持ってきますね。」
そう言ってテントにもどり、折り紙を持って女性のところへ。
ニコ「あの、今折っているものはこの紙で作っていますが
ここに飾ってあるのは、これより小さい物になります。」
女性「これを折ると千羽できますか?」
ニコ「いえいえ、これは100枚入りですので・・・」
女性「じゃぁ、全部ください。」
ニコ「すみません。今手持ちが少なくて・・・これ一つぐらいなら
さしあげますが・・・」
女性「じゃぁ、これを持ってお店に買いに行けばいいんですね。
これ、いただけますか?」
ニコ「はい、どうぞ。持っていってください」
女性「じゃぁ・・・これ。」
そう言って1000円を出された。
ニコ「いえいえ、お代はいりませんよ~。私の私物ですから。」
女性「そんなわけにはいきません。どうか受け取ってください。」
しばらく・・・それを繰り返していましたが
募金するということにして、ありがたくいただくことにしました。
女性はとても明るく微笑みながら「ありがとう」って言われて
帰って行かれました。
しばらく「よかったのかな~。」って悩んでいると
ちょうど、そこへはるちが来たので、さっそく相談した。
はるちは力強く
「大丈夫大丈夫。全然問題ないじゃん!募金してくれたんだもん」って
私は、その言葉ですっごく救われました。
実は私の頭の中では。。。こんなシーンが流れていたのだ・・・・
マスコミにその女性が訴える
「折り紙を1000円で買わされた!!」って
で~、私だけじゃなくこのRFLまでが非難されることに
ノォ~((((((ノ゚⊿゚)ノ
笑えるでしょ・・・そんなこと考えてオロオロしていたんだよ~。
長生きするよ・・・・まったくね~。
それからそれから・・・
初老の男性が「ちょっといいですか?」ってしゃべりかけてきた。
男性「この竹とんぼはすごいですね~。すごく精巧にできている。
おもりもつけてあるし、バランスもとれているから。。」そう言って
募金しながら竹とんぼを眺めていた。
そして
男性「ちょっとお話してもいい?こんなおじさんだけど。。。」
ニコ「はい、どうぞどうぞ。おかけください」
そう言って横におじさんは座った。
男性「実は。。。こんなこと話してもどうかと思うけど・・・
最近、父親を亡くしましてね。この歳で恥ずかしいんですが
想像以上の喪失感に襲われていまして・・」
ニコ「それは大変でしたね。私も義父を昨年亡くしましたので
なんとなくですが、お気持ちわかりますよ。」
男性「いい本を見つけるとね、いつも父親に電話していたんですよ。
で、いまだに本を見つけては携帯で電話をかけようとしてしまう。
その時にね、はっとして何とも言えない気持ちになるんですよ。」
ニコ「無意識にやってしまうんですよね。まだ生きているかのように
そればっかりは、どうしようもないですもん。すぐには無理ですよ。」
男性「わかっているんだけど、
父親の死を受け入れられない自分がいるんです。
こんなあなたの親ぐらいの年なのに。。。」
ニコ「年なんて関係ないですよ~。
身内を亡くされた方はみなそんなお気持ちになるんでしょうね。
おつらいですね。」
男性「先日ね、大隅さんがラジオに出て見えたでしょ。あれでこの
イベントを知って、来てみたんですよ。来てよかったです。
日本が心のケアを叫びだしたのは、まだここ最近ですからね。
もっともっとこのイベントがひろがるといいですね。」
ニコ「ありがとうございます。」
それから、30分はしゃべっていかれただろうか・・・
いろいろ話していかれました。
私たちのRFLの意味が、マスコミを通じて多くの方々に訴えることが
できているんだな~って、嬉しくもなり、もっと勉強しなくちゃって
(私の場合は心理療法士的なこと・・・)思いました。
ちょうどNHKさんの生放送が始まる直前の話です。