娘は小耳症という病気を持って生まれてきて、
皆とお耳の形が違います。
親としては、小さな小さな耳も
愛おしくて可愛いのですが、
皆と違う事がコンプレックスになったり、
特に女の子だから思春期に入れば
容姿だって気にする確率も高い。
皆と違う事でいじめの対象に
なってしまったりする可能性だってある。
小耳症の名医が札幌に居るのですが、
年間200人くらいの小耳症患者さんで
殺到するみたいで、予約は争奪戦。
初診の予約ですら2年待ちました。
そして予約からやっと2年が経ち、
行ってきました
GWシーズンなだけあって飛行機も
往復で2人で5万円近く
それにホテル代や食事代、
病院の受診代
(紹介状無しなので7700円かかりました)
北海道行ったからにはお土産代とかも
かかります。
やっぱりこういう時、
五体満足健康に生まれてきてたら
こんなに大変な思いしなかったし、
本当にただ楽しい旅行だけが楽しめるのにな。
と思ってしまいます。
まぁでもせっかくなので、
病院も行くけどついでに旅行も
楽しんじゃおうって感じで
娘と北海道に行く日を楽しみにしていました
小学校が終わって私も仕事を早めに
切り上げて、夕方出発
娘も飛行機に乗れる事と北海道に
行ける事をとても楽しみにしていたので
当日は大喜びしていました
実は娘が飛行機に乗るのはこれが3回目
久しぶりの飛行機、
とても嬉しそうでした
私も飛行機は好きだけど、
好きなんだけど怖い
もしも墜落したら、、
とか、
もしもの事ばかり考えてしまって、
大切な人達には
「もし私達に万が一のことがあったら
後は宜しくね」と伝えて来ました
だってね、娘を産んで
当たり前は無いって分かったから。
経験するまでは
健康な子が生まれて当たり前
だと思っていました。
自分が障害がある子の親になるなんて
思ってもいなかったし、
回りも当たり前に五体満足健康な子を
産んでいたから。
でも、自分は違った。
当たり前じゃなかった。
だから飛行機も、当たり前に無事に着くと
思えなくて、とにかく無事に着いてくれと
祈るばかりでした。
無事に到着して、
まず寒さにビックリした
こーんなに寒いと思わなくて、
薄いインナーに薄いアウター1枚で来てしまい
大後悔
娘には薄いアウターとダウンベストを
持って行きましたが、
普通に真冬の格好でも良いくらいでした
長くなりましたので次の記事へ
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