B級グルメ(538):映画『ローマの休日』での、あのワイン! | 信州:大町・安曇野便り

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あの名画『ローマの休日』

新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)のアパートメントで、

アン王女(オードリー・ヘプバーン)に勧めるワイン。

イタリアの庶民の酒を表す「フィアスコ(Fiasco)」だ。

 

 

 

これは「ベリーニ キアンティ フィアスコボトル'20」

 

 

 

イタリア・トスカーナ州のキャンティ地方で生産されるワイン。

 

 

 

あの頃はイタリア料理店のみならず、他の店でも、

壁に飲み終えた空の瓶がズラっと並んでいました。

 

 

 

法的に最上位に分類されるDOCG

 

 

藁で包まれた「キャンティ・フィアスコ」。

 

 

(写真は「CANTINE BELLINI」から借用)

『フィアスコ・ボトル』
1860年に、イタリアのラボレル・メリーニという方が考案したボトル。

藁のお陰で揺れてボトルがガチャガチャぶつかっても割れなくなった。

このお陰でワインの輸送が容易になり、キャンティの名前を世界中に広めることになった。

 

 

(写真は「CANTINE BELLINI」から借用)

当時はこのように量産されていたが、藁を編む人が極端に少なくなり、

最近は「フィアスコ・ボトル」も、見るのが珍しくなった。

 

 

 

 

鶏のトマト・ソース煮を造りました。

 

 

トスカーナ州の村の・・・・・、

 

村の、このようなところで、ワイワイ言いながら飲んでみたい。

 

 

気楽に飲めるワインです。