数年前に一度UPしましたが、素麺の季節なので。
画像は、先年、長野県内の某TV局放映の「流しそうめん」
10人が並んで食べると、最後の10人目の人は、
前の9人の唾液が付いた箸を潜り抜けてきた素麺を食べる訳だ。
そして10人目の人も取り損なった素麺は、この笊に落ちて溜まっていく。
そしてこの笊に溜まった素麺は、再び上から流されるのだろうか?
笊があるんだから、もう一度、上から流すのだろう。
実家が製麺所だという “そうめん研究家 ”のソーメン二郎さん曰く、
「そうめんを水に浸していると水分を吸って、
小麦本来の味や食感が大きく損なわれます。
また、水がめんつゆに入りつゆがどんどん薄くなります」
これも先年TVで、金沢市だったかの低料金で宿泊できる、
主に外国人相手の「ゲストハウス」での「流しそうめん」
住宅街と思われる道路っ端での「流しそうめん」が
“日本の文化を体験出来る” ?
これで「日本文化を体験できる」とは恐れ入る。
おまけに水でビシャビシャの素麺。
“揖保乃糸 ”(いぼのいと)で知られる兵庫県内の製麺業関係者も、
「しっかりと水を切らないと麺が水を吸収して柔らかくなり、どんどんマズくなります。
一口大に巻いて、ザルに乗せるのがベストです」、と。
おまけに、ご馳走様は “合掌”
ちなみに “いただきます”や “ごちそうさま”の “合掌”は、
日本全国・日本人共通の和食の正しい作法でもなければ、伝統・文化でもない。
Wikipediaより。
これが標準の素麺だろう。
わが家でも最初はそうして食べていたが、
薬味にキュウリを入れたら旨いだろう、から始まって、
とうとうご覧のようにどんどん増えていってしまった。
胡麻油を入れることを教わったのは、
昔、横浜在住時の若い頃、野毛の飲み屋の女将に教わった。
一度試してみてください、ほんと、香ばしさが出て旨いから!
めんつゆに、こんな具合に入れてしまいます。
山葵も胡麻油を入れることによって刺激が和らぎ、旨くなります。
皆さんのお宅でも、色んな食べ方をしているのでしょうね。
いろんな具材を入れたりして。