小さな旅(86):生まれ育った横浜と、後年住んだ湘南・平塚に小旅行(5):二日目:伊勢佐木町 | 信州:大町・安曇野便り

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5月17日(金)

軽い朝食のサンドイッチを食べた「いちょう並木通り」の関内(かんない)から、

すぐ隣は「伊勢佐木町」

 

 

 

自宅のあった野毛商店街から歩いても10分ほどでした。

 

 

 

横浜駅西口の開発、及びMM21が出来る前までは横浜の中心繁華街でした。

「伊勢佐木町」を、我々「ハマっ子」は「ザキ」と呼んでいました。

 

 

 

 

青江三奈「伊勢佐木町ブルース」
昭和43年(1968)1月5日発売。

♪(ため息)
あなた知ってる 港ヨコハマ
街の並木に 潮風吹けば
花散る夜を 惜しむよに
伊勢佐木あたりに 灯がともる

 

同年の「第10回日本レコード大賞」歌唱賞・「第1回日本有線大賞」スター賞

・「第1回全日本有線放送大賞」優秀スター賞をそれぞれ受賞。

流行りましたねえ、この歌。


 

書店「有隣堂本店」

神奈川県内支店売店30数か所、東京都10数か所。

 

神奈川県民にとっては東京の、

「丸善 丸の内本店」「紀伊國屋書店 新宿」みたいなものです。

 

 

 

 

中二階のある当時としては珍しい構造で、

大理石を貼りエレベーターを備えた書籍専門店ビルでした。

 

かつては地下に喫茶室「有隣堂パーラー」があって、

そこでツナのサンドイッチとコーン・スープを食べるのが楽しかった。

また、エレベーターガールが1990年代の中頃まで乗務していました。

 

 

 

 

7階建てのアール・デコ調の歴史的建造物「横浜松坂屋(旧野澤屋)」でしたが、

平成20年(2008)に営業を終了し、今は3階建ての「カトレヤプラザ伊勢佐木」に。

 

7階建ての時代、4階が紳士服売り場で、「ダーバン」の背広を何回か買いに来ました。
アラン・ドロンが “ダーバン、セ・レレガンス・ドロム・モデルン

(D'urban, c'est l'elegance de l'homme moderne.)”

というCMがTVで年中流れていました。

 

旧野澤屋の時代、戦後はアメリカ進駐軍のPXで、
その前を通ると、甘いクリームの臭いがいかにもアメリカを思わせました。



 

(写真は、HMV&BOOKS onlineから借用)

 

「横浜松坂屋(旧野澤屋)」前は、

ストリート・ミュージシャン、フォークデュオ「ゆず」の聖地。

 

平成8年(1996)3月結成。結成後すぐにオリジナル曲を作る。

最初は客はほとんどいなかったが、1年後、初めてリクエストしてくる客が現れた。

路上の最終日(1998年8月30日)は、台風直撃にもかかわらず、約7,500人が集まった。

(wikiより)

 

 

 

 

ペコちゃん、ポコちゃんの「不二家」です。

令和5年老朽化と耐震性の問題から一時閉店。

 

昔は地下がかなり広いバー、というか大きな楕円形のカウンターがあって、

その周囲に座るというスタイルで、そのカウンターが二つありました。
よく通い、よく飲みました。

 

 

 

 

「戸隠そば」も健在!

 

 

天麩羅「登良屋」も「野毛おでん」も、健在でした。

 

 

 

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伊勢佐木町と言えば更に“いしだあゆみ”の「ブルー・ライト・ヨコハマ」

 ♪街の灯りが とてもきれいね
 ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ
 あなたとふたり 幸せよ

 

青江三奈「伊勢佐木町ブルース」の翌年、昭和44年(1969)にヒットし、

累計150万枚を超える売上を記録するミリオンセラー
第11回日本レコード大賞・作曲賞
 

あの頃、ヨコハマは燃えに燃えていました。

 

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ところで野毛商店街に戻り・・・・、

 

 

日ノ出町で昼食。

 

 

その後、車を走らせて平塚に。

 

 

シャワーを浴びて、街に出ます。

 

 

JR「平塚駅」前のビルの1階に「崎陽軒」の売店!

 

 

 

夕食はこれ、「崎陽軒のシウマイ弁当」950円!

これは神奈川県に来なければ食べられません。

 

一日24,000個以上売れる日本一の人気弁当です。

 

 

 

 

ロング缶を数本買い込んで、ホテルに戻りました。

 

 

シウマイだけ食べても、どうということはありませんが、

おかずの組み合わせが抜群なのです。

 

 

 

ことに「筍煮」!

食感といい、甘辛さといい、これは衆人ベタ誉め。

 

横浜・平塚に戻った時は、絶対にこれを食べないと気が済みません。

美味かったなあ!