京都要法寺の旧末寺で大正11年の「信行正軌」(教本)を見せて頂いた。
現在の「信行正軌」と回向の部分が違っていたので、紹介させて頂く。
大正版には「南無久遠本地自受用報身如来の垂迹上行感応末法主師親三徳有縁深厚本因妙の教主日蓮大聖人・・」
他の富士門流が使用されている、教本の様に宗祖が本因妙の教主(法主)となっている。
平成版には「南無大恩教主本師釈迦牟尼仏。玄宗の極地、本時上行垂迹応現、末法救護の大導師、高祖日蓮大聖人。・・」
日蓮宗(身延門流)に近いかなと感じました。
いつから、変わったのでしょう。
釈尊御降誕会、御涅槃会が大正版、平成版共に行事として記載があるので
昔から要法寺(日尊門流)は釈尊供養があるのかもしれません。