2014/5/25 北宇都宮駐屯地開設41周年記念行事 | マターリ日光線ヽ(´ー`)ノ

マターリ日光線ヽ(´ー`)ノ

JR日光線・東武日光線・鬼怒川線とその近辺の画像とか。
動画も公開してます。
http://www.youtube.com/user/mataaari25


陸上自衛隊・北宇都宮駐屯地開設41周年記念行事より、
祝賀飛行のため離陸する偵察・観測ヘリOH-6Dによる「スカイ・ホーネット」です。

・北宇都宮駐屯地開設41周年記念行事 
http://www.mod.go.jp/pco/tochigi/kitaucyu_kinensai/kitautsunomiya1.html

毎年恒例の駐屯祭ですが、
1974年(昭和49年)より活躍してきたOH-6Dは退役が進み、
後継機のTH-480Bの導入が本格化するため、
アクロバットチーム「スカイ・ホーネット」は今年の演技が最後となりました。



鮮やかな青に金色の帯が印象的な、陸自の新練習機のTH-480Bです。
練習機としては優れているものの、
機体上の制約によりOH-6Dの様な飛行は不可能、
そのため「スカイ・ホーネット」は最後の演技となったとの事です。

しかしながら、TH-480Bは他の機体と比べると、
ローターと機体を繋ぐシャフトの細さ・シンプルさが目につきますね。
…ちょっと心配になるぐらい(;´∀`)



記念マーキングを施されたFA200「エアロスバル」です。
民間機も多く展示される北宇都宮駐屯地の公開。
コックピットを開放・展示する機も多く、子供連れの方など列をなして楽しんでいました。



祝賀飛行を待つTH-430Bです。
傍らには電源車が待機し電力を供給しています。

聞く所によるとTH-430Bは機内のバッテリーが高価、
故に損耗を避けるため電源車を使っている…らしくw
新しい機材の導入には、やはり色々な苦労が伴う様ですね。



TH-480Bを先頭に祝賀飛行展示のため離陸して行きます。




1機のCH-47が着陸…すると中から「陸曹航空操縦学生」によるドリル演技が始まります。
数々のヘリコプターパイロットを輩出している北宇都宮駐屯地(航空学校)らしい演出です。



祝賀飛行が終わると午前と午後に「スカイホーネット」による最後の演技が始まります。
編隊からのクロス・ブレイクで演技は幕を開けます。

目の前で展開される演技は距離が近いという事もあり圧巻です。



密集した距離を保ちながら編隊の形を変える演技などが観客の前で繰り広げられます。

当日は青空など皆無のドン曇の天候。
コントラストAFのミラーレスにはキッツイですな(;´∀`)



4機でぐるぐると円を描くお馴染みの演技。
正確な円を描いるからこそ、こんなショットを撮影する事ができるのでしょうねー。



画像を縦にした訳ではありません(;´∀`)
ソロ機による演技なのですが、こんな角度で急降下を行います。



午後の演技を終えたスカイホーネット各機、
操縦士の紹介と共に1機ずつ着陸します。



盛大な拍手の中、花束を受け取り少し照れくさそうに記念撮影に応じるスカイ・ホーネットのメンバー。
※顔はボカしています。

普段は教官として厳しく指導にあたっている方々なのでしょうが、
この時ばかりは笑顔が漏れます。

きっとこの方々もOH-6Dで一人前のパイロットに育ったのでしょうね。
ホーネットの名に恥じない見事な演技、お疲れ様でした。



帰投していくFA200エアロスバルと。
重さは約1.3トン(全備重量)と、一般的な乗用車と対して変わらない軽量さのOH-6D。
こんな光景を見ることができるのも後わずかなのでしょうね。



屋内展示のUH-1J、そのテールローターにされてあったマーキング。
宇都宮の「宇」とヘリコプターを模したであろうマークがカッコ良いですね。


スカイホーネットの演技は勿論の事、
栃木県警のヘリ「なんたい」のデモ飛行、和太鼓の演奏、連なる屋台、
と数々の見所で飽きない駐屯祭。
普段は入ることが出来ない様々な基地内の売店や施設を覗くのも楽しい所です。

自衛隊と空に関わる方々の安全を祈りつつ、
来年の駐屯祭を楽しみに待ってます。