草木が生い茂る山間を走る快速「風っこ日光号」です。6/14撮影。
6月を迎え梅雨に入ったJR日光線に再びキハ48「びゅうコースター風っこ」が訪れました。
前回はDD51とEF65によるプッシュプル運転でしたが、
今回はDD51の888号機と897号機による運転…贅沢な風っこですのぅｗ
若干のキャンセルはあったものの、
6月14・15日の両日ともほぼ満席、沿線にも多くの方々が訪れました。
日光駅に停車する快速「風っこ日光号」と日光連山です。6/14撮影。
梅雨の時期、という事もあり心配された天候は雲が多いものの時折晴れ間が見えます。
しかしながら、
「風っこ日光1号」が文挾～下野大沢～今市を走行中に、
にわか雨に見舞われたそうです(；´∀｀)
雨に耐えて日光駅への到着となりました。
日光駅では湘南色の205系600番代Y5編成と並びます。
前回2月の「風っこストーブ日光号」は1日あたり2往復でしたが、今回は1往復のみ。
ダイヤも宇都宮-日光間を1時間かけてゆったり走るトロッコ列車らしい運転です。
日光に到着後、折返しまで約2時間程あるため引き込み線へ移動します。
日光杉並木とDD51 888。
下野大沢-今市付近では風っこ通過時に曇り(；´∀｀)
翌6月15日に今市駅で風っこの空席状況を確認してみると、若干の空きが。
直前のキャンセルでしょうか？思いよらず指定席が取れ嬉しい所。
6月15日は撮影場所に少し悩んだものの、火の見踏切付近から無難に。
東武日光線との交差地点ではスペーシアとのクロスも狙えそうでしたね。
前回と同様、所々に「ようこそ、日光線へ」と横断幕が。
乗車のため日光駅へ。
サボは「本物の出会い・栃木」仕様でした。
ゆるキャラに見送られて日光駅を出発です。
定番撮影地、通称「今市ストレート」では多くの撮影者に迎えられます。
…またしても曇りなんですよねぇ(；´∀｀)
地元民として馴染みの風景を、
手を振り振られつつ約1時間あまり走ると、風っこ日光号は宇都宮駅へ。
窓ガラスの無い開放的な車内から眺めは何とも新鮮で1時間があっという間。
宇都宮駅に到着した快速「風っこ日光号」は紫陽花が咲く宇都宮運転所に入庫。
キハ48とDD51は切り離され、それぞれ検収庫内に収まります。
一休みした後に風っこは次の路線へ、DD51は高崎へと帰って行くのでしょうね。
2月の「風っこストーブ」の時と比べ、1日1往復と本数は減ったものの、
約1時間を掛けゆったりと走るダイヤは、
トロッコ列車らしさが増し良い雰囲気、乗客にも好評だったと思います。
前回の40分程の時間では、
駅弁を食べるにしても、
ストーブで焼き物をするにも、ちょっと物足りない走行時間でしたからね(；´∀｀)
春の観光キャンペーン「本物の出会い・栃木」も終盤。
風っこの運行は観光支援としての目玉でもありましたが、
来年の運行を、そして定着化する事を期待したり。
沿線に出向いた皆様お疲れ様でした。
また企画・運行に携わった皆様、楽しいひと時をありがとうございました。
