63-64/88 | かんくら88

かんくら88

■あるきへんろにちょうせんの巻/ 四国遍路編 *小豆島遍路編
■くるまへんろにちょうせんの巻/秩父遍路編
■ボランティアできるかなの巻

四時起床
今日は寺が七時にならないと打てないのに目が覚めてしまう
2時間ダラダラする
セキは少し出るけどだるくない
さすが肉パワーだ

歯を磨き
塩を塗り(日課になちゃたョ)
セキでるなら塩水でうがいしろとヨーコに言われたからした

六時朝飯
食欲はないのでオカズをほとんど残し卵かけごはんと海苔だけ食う
クスリと栄養ドリンク飲む
福島のおじさんも兵庫のUさんも今晩も同じ宿に予約する

六時半出発
63番吉祥寺まで1.4キロ
納経時間は七時~五時まで
歩きお経をしたらピッタリ七時に納経できる
兵庫のUさんは五分前に出発
昨日、打ったので4.6キロ先の前神寺へ

63番 吉祥寺
山門にぞう二匹
誰もいない
1番にお経が読めるなんて神峰寺以来だ
気持ちがいい
本堂のお経を読み終えたら福島のおじさん来る
成就石という穴が空いた石があり本堂前から目を閉じ金剛杖を穴に通す事が出来れば願いが叶うらしい
ヲレやってみる
隣の茂みに入る
ざんねん
失敗
福島のおじさんその様子写真に撮ってる

ちょうど七時
ヲレ掛け軸、時間かかるから福島のおじさん先にやってもらう

今日は朝から暑い
朝飯の食堂のテレビで広島の被爆の日と言っていた
もうそんなになるのか

64番 前神寺
納経場前に福島のおじさんと兵庫のUさんのリュック発見
本堂は修繕中で仮本堂と大師堂でお経する

朝から暑い
カルピスソーダ一気飲み
マッサージと一服
出発しようとしたら昨日、宿が一緒だった横浜のお兄さんと会う
区切り打ち二日目なのでまだ肌が白い
うらやましい
明日は同じ宿の予定

あとは27キロ先の宿へ歩くだけ
ヲレは荷物を更に減らすため6キロ先の郵便局に向うので遍路道でなく国道に出る

Tシャツ一枚
タオル二枚(昨日もらった)
スパッツ一枚
厚手靴下一枚
道後で活躍したビーチサンダル
オカマティごめんサングラス
小包み高いので郵便で
5gオーバーで料金違う
郵便局のお姉さんが送り状のいらないところをハサミで切りとり998g
580円で送れた
ありがとうございます

郵便局前で休憩
国道は日陰がない

暑くて仕方ない
自転車後ろからキタ
横に避けると自転車止まる

さっきすれ違いで挨拶したお兄さんだ
アクエリアスお接待してくれた
欲しいものが分かるのかな
納め札渡すと大事そうにお財布に入れてくれた

20分遅れて予定していた休憩場所に到着
商店街の中にある広場
誰もいない
つか
商店街シャッターだらけ
でも
昔の写真が貼ってありごったがえした賑わい
(たしか昭和34年の風景だと思う)

20分もいた
トイレがあるので顔洗う
誰かキタ
兵庫のUさんだ
遍路道だったので国道ルートで追いついてたみたい
足が痛そう
入れ違いで出発

暑い
アスファルト暑い

喫茶店発見
昼飯食うのに入る
ピザトーストとアイスコーヒー
あぁなんて素敵な組み合わせ
うっとり

後ろ隣にいる宇治金時食ってるおばあさんが話しかけてくれた
話題は日本の今後とエコについて
あー
ピザトースト食いながら
なんて壮大な話題なのかしらん
つか
コレ以上便利にならなくていいよね
つー話
その後、ベトナム、中国の話になりコンテナの話にもなる
久々コンテナとか聞いた
ただ者ではないおばあさんだ
兵庫のUさん外を通り過ぎる
最後は車でお接待してくれるまで言ってくれましたがまだ大丈夫と言った
般若心経が書かれた団扇をくれる

ハライッパイで涼しかったので復活する
歩き始めると前方に車が停まる
中から女の人降りてキタ
車のお接待かなぁ
断わるのに停まっちゃって悪いなぁ
と思ったら
かん子さんですか
風邪は大丈夫ですか
ニコニコしながら言われる
はい
と答える
しばらく使ってなかった頭グルグルまわる
ヲレの事、かん子と呼ぶのは20年近く前の夜遊び仲間だけだ

この人誰だっけ
とか思いながらニコニコしてみる
ブログを読んでいてそろそろここら辺だと思い来ましたー
と魔法瓶麦茶を差し出す

なんのドッキリだ
ドッキリドキドキ
ドキドキしてるょ ドキンちゃん
ちなみにヲレはドキンちゃんが1番好き
ドキンちゃんは食パンマンが好き

つか
こんな事ってあるの?
ヲレ生きててよかたョ

始めの頃からブログを読んでくれていて台風の上陸のように予想を立てていたらしい
驚かせようと思い来たと
いやいや
驚きました
つか
ヲレが今日この道を通らない可能性だってあるのだ
兵庫のUさんや横浜のお兄さんにも聞いたらしいがこの辺は道が3ルートあるよと言われグルグル回っていたようだ
会えなかったらご縁がなかったんだと思う
と言っていた
潔い

ヲレ舞い上がり魔法瓶の麦茶を全部飲んじゃう
記念撮影をして
携帯番号とメルアドを渡す
お名前を聞くと
西の魔女と答える
車見送る

麦茶パワーで
ズンズン歩く
ヲレが徹子の部屋に出てこの事話している事を妄想しながら歩く
宿着いた
どのくらいスゴイかというと
9キロ一時間半
時速6キロペース
ドーピング検査したら麦茶ひっかかる
人の90パーセントは気力なのですね
西の魔女からメールキタ
自宅に招待してくれるって
ヲレ勝手に盛り上がってるので行くという返事をする

宿入り風呂
今日の1番風呂は福島のおじさんだ
風呂入り洗濯
洗濯して飯
食欲が全くなくほとんど残す

六時半
西の魔女が宿まで車で迎えに来てくれた
伊予三島市の案内をしてくれる
成海璃子ちゃん主演の書道ガールズの舞台になった町だそうで撮影地めぐり
海の方へ向かい高台から
太陽にほえろ!的な夕日見る
ヲレ、パー子みたいに写真とりまくる

パーマンのパー子じゃないょ
ちなみにヲレ、バードマンとパータッチ好き

海の向こう側が広島
原爆のきのこ雲がよく見えたそうだ
海に行くと山の上の雲全部ピンク

ここでも写真とりまくるが写真じゃなんかうまく写らない
自宅訪問
お庭キレイ
お家キレイ
家具オシャレ
こんな生活感がないお家って本当にあるんだ
テレビだけかと思ってたョ
んで
アイスコーヒー ガムシロップ入れ付
手作りロールケーキ
手作りバナナアイス
夢のようなひとときでした
西の魔女はお遍路宿をするつもりらしい
ヲレ予行練習第一号
ノート書かせてもらう
舞い上がってて何を書いたか思い出せない
いろんな話しをする
なんでお遍路宿をしたいか
いい人が寄って来るには
ちびっ子の事
(西の魔女は三人の子持ちだった
上の子はヲレの家から近い所で働いているらしい
子供いないかと思うくらい若く見えるので本当に魔女でした)
仕事のキレイ事とキレイ事に出来ない事
なるべくしてなる、逢うべきして逢う事
とか
んー
とにかくたくさん
帰りは宿に送ってくれた





サプライズ体験な日でした