52-53/88 | かんくら88

かんくら88

■あるきへんろにちょうせんの巻/ 四国遍路編 *小豆島遍路編
■くるまへんろにちょうせんの巻/秩父遍路編
■ボランティアできるかなの巻

四時半起床
昨日ハライッパイなのに
欲張って晩飯を食べた
朝飯抜きで出発する予定だったが晩飯の時にテーブルに朝飯メニューなるものがあり
ついつい朝飯も食べる事にした
朝飯は1番早くて六時半から
なので朝飯までの二時間は従兄弟の義理の父にもらったみかんと坊ちゃんだんごと一六タルトを食べる
んじゃ
朝飯いらないじゃん
でも六時半にしっかり幸せの青い卵なるものを食べ
七時出発

一日半休んだから
足が軽い
けど
遅く出たから暑い

今日は月曜日なので自転車の通勤通学の人がたくさん急いでる
川沿い桜並木歩く
蝉の声が大きい

ずんずん進むと
向こうからやって来たおじいさんとおばあさんに大きなトマト貰う
ポッケに入れる

地図を見ながら歩いていたら
いきなり声をかけられる
驚いてツーステップ
おじいちゃんも驚いて反復横飛び
おはようございますと挨拶

神社で休憩
マッサージと一服とトマト食う
昨日から歯が痛い

52番 太山寺
一の門とやらからが長く急坂
山門は蜜蜂がいるから気をつけるように書いてある
今日はお経がとても上手く読めると思っていたら隣に団体客がきてつられちゃった

駐車場で休憩
次の寺へ

今日は朝が遅かったわりに30キロ歩かなければなかない
ただ歩くだけなら時速4キロとして7.5時間なのでこまめな休憩を足しても午後3時半に宿に着けるが
坂道や2寺立ち寄る事を考えると5時過ぎになっちゃうので
少しペースを上げて歩く

歩いていたら道の向こうで
おじいちゃんがなんか叫んでいる
ん?
まぁいいか
急いでるし
んん!
道路の真ん中まで出てきた

今、お接待やってるからよっていって
と言う
悩む
悩んでいたらおじいちゃんもう1人出て来た
猛烈に誘われる

行く

場所は和気町の公民館
毎月1.2日は老人クラブがお接待クラブになるらしい
アイスコーヒーをグラスでだしてくれる
一服しながらおじいちゃんと話してたら
鍋焼きうどんといなり寿司キタ
牛肉はいってるょ
歯が痛くて噛めないので飲み込む
麦茶もペットボトルで出て来た
おばあちゃん達が作った無事に帰るようのカエルと草履の付根と線香ケースもお接待してくれた

昨日、お遍路のおじさん(福島のおじさんか兵庫のUさんに違いない)が来てデカい女が来ると言われ道後温泉泊まりならだいたいこの位の時間だと思い待っていたら
デカい女が歩いていたので出て来たらしい

この小さな町に二つもお四国さんがあるんだもの
やらなきゃ
と言っていた

昼飯たすかっちゃった
なによりもうまかったし嬉しかった
お接待ありがとうございます

53番 円明寺
町の中にある
1650年の銅製の納め札がある
キリシタン燈明もあるョ
キレイにしてるお寺
気持ちがよい

16キロ先の民宿予約
よーし
歩くぞー

しばらく歩くと
海が見えて来た

瀬戸内海だ
初めてみた
すごく静かな海

歩く

日差しがキツイ
汗が目に入る
フラフラする

国道から脇道にそれて田んぼの中歩く
無風

最後は山越え
息が上がる
足が上がらない
あんなに軽かったのに

やっとの事で民宿へ
モーテル風
モーテル風で部屋食
微妙

風呂入り自販機探す
ない
自転車かりて1キロ先の自販機へ
帰りに海へ
空がピンクの夕焼け

部屋戻り寝る準備





窓の外で何かがガリガリいってるょ