自分に大きな影響を与えてくれた本の内容が
自分を逆に縛っているような気がして捨てた本がある
でもその本の内容を不思議と思い出した
本がなくなっても大切なことは心に残ってるものだなって思った
きっかけは最近ブログに書きまくってる名作
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のあるシーンを読んでいて思い出した
それはタカトシがエミと
過去を共有できない(過去へのこだわり)
今までのすべてが未来の自分から聞いたことを忠実に演技しているだけだったこと(過去へのいら立ち)
期限付きの付き合いであること(未来への絶望)
そんな気持ちにとらわれて
『今』を見失ってしまう、その状況を乗り越えたタカトシにエミが言う
『今のあなたに会いにきているんだ』ってセリフがスイッチになって
あの本に書かれてた『今、ここ、私』という言葉を思い出した
大切なことは何度でも思い出すんだね
そして必要な時に思い出されるんだねって思った