電気の力で地盤の状態を調べる!? | nikkenwoodのブログ

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最近、大手ゼネコンの戸田建設が薬液注入を用いた地盤改良の結果を、より正確に評価する方法を開発したと発表しました。これまで地盤改良を行った後の地盤状態の測定は、杭を打ち込む「貫入試験」が主流でしたが、今回開発された方法は「貫入試験」と「電気的な測定」を併用しているとのことです。


地盤改良の成否は、特に空港などの大規模な建設工事で影響が大きくなります。ここ最近では関西国際空港の滑走路沈下や、沖縄米軍基地の移転候補地である辺野古などで話題になりました。地盤改良の効果測定という基礎的な技術の底上げは、今後の大規模開発を前進させると思われます。


さらにこのような先端的な技術開発は、いずれは一般住宅でも利用されるようになるでしょう。ごく普通の家の建設でも、地盤改良とその効果を電気的に測定するのが当たり前になるかもしれませんね。
 

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