今年はあっという間に梅雨が終わった……と思われましたが、7月に入って各地で猛烈な雨が降り始めました。九州から東北まで全国的に線状降水帯と呼ばれる現象によって、観測史上最大の降雨量が記録されています。
たとえば京都府では、7月19日に1時間に88ミリの雨が降りました。これは観測史上タイ記録です。宮城県でも7月16日に24時間に239.0ミリという、7月の記録として最大の数値が出ました。
このような集中豪雨は地盤を緩ませ、大規模な土砂災害を引き起こす危険性があります。家づくりの際には地盤をしっかりと調査し、必要な地盤対策を行うことも大切ですが、ここまで極端な豪雨が頻発するとそれだけでは対応しきれない場合もあります。ぜひ、自治体や気象庁から発表される気象情報・避難勧告をしっかりとチェックし、早めに避難することを心がけてくださいね。