いつも感謝しています!!

 

今回は抜粋です。

非常に抜粋の多いブログですが、

まだまだ自分も発展途上(根源に返る途中)

 

ただ、アナスタシアに出会ったことで、

「目指すべき理想の場所、ヒトとしての在り方」

が、鮮烈に浮き上がりました。

 

そして、そこにテクノロジーが融合していけば、

光として利用していけば、たどり着く楽園がより鮮明に浮き上がってくると感じます。

 

 

そこで、今回は二つのエピソードを紹介します。

 

闇と光。あなたはどっちを選ぶ?

 

------------------------------------------------------------

 

それを小高い山の上で眺めながら、物思いにふけっているのが、

クラシーという僧官。彼の野望は、すべての人々を自分の奴隷にして、

絶対的権力を握ること。 ただ、たくさんの奴隷を支配下に置いて、

自分の思いのままに多くのことをさせようとすればするほど、反抗するものが現れるので、

たくさんの番兵に見張らせなければならない。

しかもその番兵も、どれだけあてにできるか、疑わしい。

 

 

「明日の朝、すべての奴隷は、鎖を解かれ、自由の身になる。

ただ、石を一個運ぶごとに、金色のコインを一つ渡す。

このコインを集めることで、食べ物や着物や、住居、都市の中の宮殿、

いや、都市そのものとさえ交換することができる」。

 

 すると大勢の人々、これまで奴隷ではなかった人たちまで、

争って石を運び始めた。これまでよりずっと速く。

しかも、見張りも何もいらない。反乱の危険もない。

皆、よろこんで浮かれさわぐ中、

クラシーに匹敵する頭脳を持つ僧官仲間は、

このことが意味することを察して、「お前は悪魔、デーモンだ」と叫ぶ。

「お前の一言で、この世の大勢の人たちが悪魔崇拝をはじめてしまった」ではないかと。

それに対してクラシーは、皆はこれを、「デーモン・クラシー」

つまりデモクラシーと呼ぶようになるだろうと答える。

堀田真紀子. アナスタシアによせて 4 愛と政治とお金の今昔 (p.36). Kindle 版.

 

---------------------------------------------------------------

 

次にアナスタシアが語り始めるのは、

自らまでが奴隷と化してしまった、

そんな僧官の末裔と思われるような、億万長者の話

舞台はたぶん近未来のアメリカ。

ジョンという名前のマネーゲームの頂点にたっている人が主人公だ。

世界の富は、経済学ではなく、

心理学、哲学とギャンブルで動くのだという父親から受け継いだやり方で、

彼から相続した巨万の富を動かしながら、その額は、ただ増え続けるばかり。

 

しかし、生まれてこのかた、幸福というものを感じたことがなく、

たった一人ぼっちで、暗い部屋にこもったまま出て来ることもめったにない。

 

 

するとそこに、ちょうど同じ年頃の女の子が現れて、

彼と一緒にママごと遊びを始める。「私はあなたの奥さんになるわ」と言いながら。

庭師の娘のサリーという女の子だった。

彼女と一緒に、自分の空間を、自分の手で作った、その時味わったドキドキした感じ、

それだけが、彼の灰色の人生の中のオアシスのように思い起こされてくる。

彼が出発する前に、サリーは、あなたのことを思い出せるように写真をくれという。

写真を渡すと、彼女はそれをフレームに入れ、大事に、苗木ポットで作った家の中に飾った。

 


すっかり美しい娘に成長したサリーが待っていた。

一緒に家に入ると、そこは大きくなった二人には狭くて、

身体が触れ合ってしまう。

「私、あなたの奥さんになるって言ったの、覚えてる?」

というサリーの言葉が殺し文句になって、二人はそのまま、そこで結ばれる。

といっても、ジョンはそのときにはすでに女性経験豊富で、

サリーとの一件のことは、その後すぐに忘れてしまっていた。

ただ、今、思い返してみると、自分を、純粋に、本当に愛してくれたのは、

生涯、この庭師の娘だけだったことに思い至る。

 

あとは、おとぎ話のような展開で、

ジョンは部下に命じて、サリーをさがしださせ、

ヘリコプターで、彼女の住む場所へと向かう。

すると彼女は、庭師だった父から受け継いだ腕で、

美しい庭にかこまれた家に住んでいる。

ジョンを大喜びで迎えるサリーは、年は重ねたけれど、

ジョンと違って溌剌としていて若々しい。

小さな男の子を連れている。一人息子がいて、これはその息子の息子、

孫なのだという。その息子に、ジョンは庭を案内してもらうと、

そこにはあの苗木ポットで作った家が、50年前の当時と全く変わらず立っていた。

昔と同じように、そこには写真が飾られていたけれど、孫の写真が入ってる。

あれからもう50年も経ったし、今、一番愛しい子に、中身をすり替えたのだなと思う。

 

あの日、ジョンと結ばれたあと産んだジョンの子供だったのだ。

ジョン自身も知らないうちに、彼には自分の息子と、孫ができていたのだ。

しかしサリーにはひとつ気がかりがあった。

すばらしい庭園をつくったのに、そこに化学工場が引っ越して来ようとしていて、

立ち退きを命じられているとのこと。それを聞いたジョンは、

こうしてはいられないと家に帰り、部下に命じて、

その化学工場を買収。サリーの地所を救っただけでなく、もうこんなことが起きないように、

その周囲、四方八方の土地も買い上げてしまう。

 

 

その10年後、ずっと若返ったジョンが、

その地域のカフェで、近所の人たちと笑いながらおしゃべりに興じてる。

「僕は大統領に立候補したりはしないよ!もう年だからじゃない!

大統領なんかにならなくても、国を動かすことはできるからさ。

でも庭から国を動かせるんだ。本物の生活をはじめたくて僕が先例を示すと、

次々に真似をする人が現れた。この様子を見てごらん。

アメリカ全体が、美しい庭園にならんばかりの勢い。

このまんまいけば、この点ではちょっと先をいってるロシアに、やがて追いつくだろうさ!」

と言ってる。

堀田真紀子. アナスタシアによせて 4 愛と政治とお金の今昔 (pp.38-39). Kindle 版. 

 

 

---------------------------------------------------------

 

 

多く抜粋させていただきました。

 

素晴らしい内容ですね。

「お金」というものを、闇にも光にもできる、

光に応用ができるんだ、という発想です。

 

こういう転換の意識、光の意識を拡大していきましょう。

 

全ての政府や企業が、楽園を創造する未来を・・・・。

そしてオープンコンタクト。

そんな時空間に、私は、いたい。

 

それでは、あなたに21世紀に輝く黄金の愛を!!