病気が治らない時。ずっとこのままなのかなと思ってしまう時。
今もそうですが、そんな時親切心で言ってもらえる、
こうしたら?
と言うアドバイスが、逆に自分の負担になってしまうところがありませんか。
病気と言う事だけでエネルギーをかなり消耗していて、さらに病院を探したり、長い時間かけて病院に行き、機械的な診断や傲慢な物言いに怒りを覚えさらにエネルギーを消耗する。
なかなか治らないねーとか何気ない一言にもエネルギーを奪われてしまう。
まるで責められてるように感じる。
HSPの方は特にそうなんじゃないでしょうか。
先日紹介させていただいた、橋本翔太さんの本にも書いてありとても共感しましたが、アドバイスよりも解決策よりも共感してもらえることがとても嬉しい。
そして、
病気のままでもいいよ
と言うような病気の自分をそのまま認めてもらえるような言葉を言ってくれた方にとても癒されました。
別の病気だけれども病院に通ってる方の、「病気でも例えばたまに調子が良い時に楽しいことができたらいいよね」といったようなこと。
そんな言葉に癒されました。
そういえば父親が白血病になった時、私は治るようにとアドバイスしたり体に良さそうなものを何かと渡したりしていました(笑)
今思えば父にとってはありがたいが余計なお世話だったことでしょう(笑)
その後母親が病気になった時は、そのやたら助言することに意味がないことを感じ、その点は控えめにしていました。
思い返してみれば、遠い昔肌荒れに悩んでいた頃、肌荒れがひどい時もそうでない時も同じように接してくれた人が私にとってとても貴重で、信頼できる人たちであり今もずっと仲良くしている人たちです。
自分が良い時も悪い時も同じように接してくれる人は本当に貴重。
それは体調にかかわらず、仕事やプライベートな出来事も同じことだと思います。
治りたいと思う気持ちももちろんあるし、それによってモチベーションが上がることもあると思いますが、先日書いた心屋仁之助さんの言葉にもありますが、
そのままでいいよ
と考えることで気持ちが休まることもあるのではないでしょうか。
そして病気でも幸せとぢんさんは言っていますが、私も病気になってからいろんな人の優しさを知ったり、病気になってからより心の深いところで交流出来るようになった人がいたりします。
本当に眠れないほど辛い時はなかなかそこまで思う余裕は無いとは思いますが、それでも病気でも幸せって言う事はあるのかもしれない。
白血病で入院していた父が、たくさんの人がお見舞いに来てくれて幸せだなぁと言っていた事を思い出します。