2015.5.7
今回の旅行の最後は小諸に行ってきました。
この小諸城というのは穴城という、平地より低いところにある城です。
なぜそんな場所に城を作ったのかはいまいち不明ですが(戦略上は不利っぽいですし)、風変わりな城であることだけはたしかです。
なお、駅から徒歩数分、とても交通の便のいい城でした。
この坂道を下った向こう側に小諸城があります。
平地より低いので、潜って行く必要があります。
小諸城跡の入口となる三の門です。
なかなか見事な大門でした。
周囲よりも低い場夜にある穴城というのは、建築物が作りやすいのでしょうか? それとも作りにくいのでしょうか?
中はこんな感じで石垣の道が続いています。
城ではおなじみな二の丸跡。本丸と並んで実際の政務を行っていた場所です。
重要度では本丸→二の丸でしょうが、実務量では現場に近い二の丸のほうが重要だったのは現在と変わりないところでしょう。
穴城なので、要所要所には登っていかないといけないところもあります。二の丸もその一つです。
もしかしたら、この構造のために穴城にしたのかもしれません。
そして、ここが二の丸跡。
今は何もありません。
北の丸跡は現在では弓道場になっていました。
なんだか贅沢な使い方です(笑)。
北の丸のすぐ近くには稲荷神社がありました。
城の中に神社を奉るのも定番ですね。
そのすぐ側にある大きな橋が黒門橋。
ここにはかつて黒門があったそうですが、今では橋だけが残っています。
神社を抜けてまた神社に向かう…懐古神社と呼ばれる場所は、本丸跡にある、かつて天守閣があった場所の手前に建てられた神社です。
懐古神社に向かう途中の本丸跡。
藤の花が綺麗でした。
諏訪城跡にも藤の花がありました。長野の象徴でしょうか?
いよいよ懐古神社に入ります。小諸城の本丸だったところです。
本丸は懐古神社として後に整備された一方、天守閣は落雷で焼失、しかも、天守閣というのは太平の世では基本使わないままなので再建はされなかったというけっこうよくあるパターンになったようです。今では天守台という、天守閣の土台だけが残っています。
懐古神社の中は花盛りでした。
今がいい季節…というわけではなく、季節の花が植えられているので、いつ来てもその時期の花を見られるのでしょう。
池だってあります。
神社というより庭園ですね。
ここが小諸城の「裏庭」に当る場所です。
あの立派にそびえ立つのが天守台。穴城だからこそか、ものすごく高くて頑丈そうな物です。
同時に、この上にあった物を再建するのは難しいだろうな、とも思わせてくれました。天守閣が焼失した後に再建されなかったのも、そこら辺の予算問題なんじゃないかと(笑)。
あんまりすごい物を作るのも考えものですね……。
小諸城跡地には藤村記念館もありました。
郷土の英雄(?)、島崎藤村の記念館です。一時期、この小諸で教鞭を執っていたことがあったとか。
なお、出身地は馬籠ですね。
藤村記念館の前にも色とりどりの花が咲いていました。
ちょっと裏庭のほうに戻ると藤村の碑もあります。
藤村碑のすぐ側の展望台からの一望。
穴城なので平地よりは低いのですが、それよりさらに低いところに千曲川があるので見下ろす形になります。
穴というより平地から千曲川まで降りていく階段状の段差の部分に城がある、という形なのかもしれません。
小諸城から森を通って外に通じる酔月橋。
かなり波打っています(笑)。
小諸城跡地から少し離れたところに建っているのがこの大手門。街の都合で公園に収まりきらなかったのでしょう。
こちらも撮影させていただきました。
これにて2015年のGWの旅行はお終いです。
次は夏にお会いしましょう。