根室から一日数本のバスに揺られて尾岱沼へ。


なんだかオダイトーと書くとロボットみたいです。


戦え! オダイトー!(意味不明)


ここは観光地ではない

海が綺麗です! さすがはオダイトー!


ここに来た目的は、半島の反対側にある野付岬のトドワラを見るためです。楽しみです。


ここは観光地ではない


じゃーん、船です。野付岬への観光船です。


ここは観光地ではない

行けませんでした!!!!(さっきの船は午前の便のものでした)


ああ、灯台が可愛いなあ。


……一日二便、午後の便は2時。根室から尾岱沼に着いたのは3時。絶対間に合いませんでした。


いちおう、根室からの始発バスを乗り継いで来たんですが……始めから終わっていた感じです。しょんぼりです。


……いや、ちゃんとした下調べを充分にしなかったうえに、バスで行ったために他に移動手段を持たなかった自分が悪いんですけどね。


……やっぱりここはドライブコースなのかなあ。ドライブが楽しいひとはいいんですが、なんせ自分は車を運転すると疲労困憊してしまうタチなんで。


ここは観光地ではない

仕方がないので街を歩いてみました。ちなみに帰りのバスは5時です。暇です。


でも、さすがに尾岱沼までは歩いて行けません。無理です、ムリムリムリです。


ここは観光地ではない


これが、乗るはずだった船だ!(せっかくなので出迎えてみました)


船体に描かれた「尾岱沼←→トドワラ」の文字が眩しく映ります。


ああ、行きたかったなあ。連れて行ってくれないかなあ(無理)。



という、がっくりで今回の北海道南部~東部旅行は終わりました。


衝動的に一泊して明日乗ってやろうかと思ったのは内緒です。

ここは観光地ではない


北海道は東部。


水鳥で有名な湖、風連湖です。



ここは観光地ではない

ここは観光地ではない


見ての通り、水鳥はいませんw。


動物相手ですから、一期一会というか、出会いものといった感じです。

ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

ここは観光地ではない


雑草と雑木林に囲まれた遊歩道からの光景です。


自分的には趣があって良いと思うのですが、実際には整備しきるだけの金がないのでしょうね。


寂しいことです。


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない


夕陽が映えるか、と思ったのですが、方角が違うので単に暗くなっただけでした。人気もないのでもの悲しさもひとしおです。


……帰りのバスが危うくなりそうでしたw。


でも、こういう光景をぼんやりと眺めているのも、ストレス解消になるのかもしれません。


ここは観光地ではない

東の果て、ノサップ岬にやってきました。


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

領土返還を願う火です。


本来だったら、ただの岬だったのに、国家間の利害問題に巻き込まれてしまった岬ですね。


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

霧が近づいてきます。これがこの岬の日常だそうです。


ここは観光地ではない

ノサップ灯台。ボトルみたいな建物です。


ここで風景を眺めていると、


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

霧が押し寄せてきたぞーーーーっ!


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

見る間に霧に包まれていく海上。


ここは観光地ではない

灯台岬(勝手に命名)からさっきの記念碑の岬を見てみました。


一面の霧の海です。




このあと、しばらくすると一瞬で霧は晴れ渡りました。


国家同士のしがらみがなければ、ただの情緒深い霧の岬なんですが、素直に楽しめないのは悲しいですね。


ロシアの立場になってみれば、どんな手段であれ実行支配している地域を返還することなど容易にはできないでしょうね。国損ですし。そこを交渉でなんとか引き出すのが外交でしょうが、道は厳しそうです。

牡蠣の名産地、厚岸にやってきました。


時期はズレていたので牡蠣を食べることはできませんでしたが。


ここは観光地ではない

さすがに漁協がでかいです。


ここは観光地ではない

厚岸の海。


厚岸は湖と海の境界線が曖昧な水域です。


橋を渡って、対岸に行ってみました。


ここは観光地ではない

橋の上から見た厚岸の街。


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

橋の上からの湾岸風景。いかにも、な港町です。


ここは観光地ではない

これが島に繋がる大橋。風の強いところでした。


ここは観光地ではない

そして、対岸。


中心の小山に行きたかったのですが、どこから登ればいいのか迷ってしまい、辿り着けませんでした。


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車窓より。


ここはサンゴ草の群生地です。時季外れなので雰囲気のいい湿地帯にしか見えませんが。


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

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後から後から続くサンゴ草の群生地。どーんと一面湿地帯に平地が浮いている状態の釧路湿原には及ぶべくもありませんが、これはこれで見事な光景です。これが一面のサンゴ草の花(?)に包まれればさぞかし美しいんでしょうが、なんせ時季外れですからw。


こういうふうにシーズンでない場所を散策するのが好きです。賑わっていないときでも、その地域の人たちはしっかり日常を生きているんだなあ、という気がして。

地方経済は(中央経済も?)どこも厳しいでしょうが、頑張ってくださいとしか言えません。それが時として励ましの言葉にさえならないこともわかってはいるのですが。

北海道名物?三大湖巡りフィナーレは阿寒湖です。


見よ、これが阿寒湖だ!


ここは観光地ではない

すみません。


気を取り直して、


これが阿寒湖だ!


ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

ここは観光地ではない

はい、一見普通の湖ですね


摩周湖(見れなかったけど)、屈斜路湖(ちょっと見えた)に較べて、圧倒的な大きさを誇る阿寒湖ですが、大きすぎて普通の湖に見えます。


全貌が体感できないと、その意味が把握できないというのは人間の矮小さでしょうか。逆に数値なんかで理解したつもりになって、現実を全然見ていない、見ていないことにも気付いていない人とかもいますしね。自分もねっtで浴びるような情報が入ってくる現代に生きる以上、注意せねば。


前の二つの湖と較べると、人口も観光業も格段の差の阿寒湖。


その湖畔の一画に、アイヌ文化を伝える通りがありました。


ここは観光地ではない

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復元されたアイヌの住居です。


かつてはそれなりに平和に暮らしていた人々が、やがて文明と文化に潰されていき、独自の文化を示すものが土産物や観光施設、資料館でしかなくなるというのはもの悲しいものがあります。


かといって、かつての生活に戻れ、とか、文明を捨てて共に野に帰ろう、とか、言えるわけないので仕方のないことなのかもしれませんが、仕方がないという便利な言い訳の言葉で片づけてしまってはいけないことの気がします。


それに、今の日本文化も、やがてこういうふうに「民芸品」になっていく日が来るのかもしれませしね。


ここは観光地ではない

フクロウに見送られながら、北海道三大湖巡り、終了です。


ここは観光地ではない

未開の森のただ中にあるペンケ・トーとパンケ・トー。


その御姿を刹那ですが垣間見れました。


公共の交通路もなく、近づくことさえ困難な秘境中の秘境です。


上の写真は、道路から撮ることができたペンケ・トーの写真ですね。残念ながら、下流のパンケ・トーは撮れませんでした。


どうでもいいですが、ペンケ・パンケ・トーとか繋げていうと、魔法の呪文みたいですね。


ここは観光地ではない

次に着いたのは屈斜路湖。


ここは観光地ではない

見よ、これが雄大なる屈斜路湖だ!


……すみません、また霧ってます。


ここは観光地ではない
↑ここらへんに湖があります。


と、全体を見回すのは諦め、実際の湖へ下ります。


その途中、


ここは観光地ではない

やっと見えました!


霧があるなしでは視界が格段に変わりますね。変わりすぎて怖いほどです。


ここは観光地ではない

湖の中の島もはっきり見えるようになりました。


ここは観光地ではない

そして、湖畔へ。


運のいいことに、晴れが続いています。


ここは観光地ではない

ザ・クッシーの置物。


たしかに大きい湖で、霧がかかると全貌が見渡せないところはありますが、残念ながら巨大生物が世代を越えて生き延びるほどの群れを人に発見されずに作れるほどのスペースはないような……夢がなくてすみません。


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近くの硫黄山にも行って来ました。


ここは観光地ではない

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硫黄口(って言うのでしょうか?)。


登別や沈静化した後のものならば恐山でも見ました。もちろん、昔住んでいた草津にもありました。


似たような自然環境ならば、同じような地形ができる。しかし、それは「同じよう」なだけであり、けっして「同一」ではない。


当たり前のことですが、不思議な気分です。


そして、湖の写真があまり無いのは、また霧って(ガスって)視界から消失してしまったからですw。


ここは観光地ではない

かの有名な摩周湖にやってきました!


霧で有名な、ポツンと隔絶さいた場所にある丸い湖、ずいぶん下がったとはいえ屈指の透明度を誇る、あの泉です!


これが摩周湖だ!


ここは観光地ではない

…………はい、霧の摩周湖です。


名物の霧のせいで何も見えません。


ここは観光地ではない
↑ここらへんに湖があります。


ここは観光地ではない
↑ここらへんが見晴らしのいい場所です。


……結局、霧は晴れずに摩周湖は見れずじまいでした。


ガイドさんの話だと、霧の摩周湖だけあってこんな状態のことが多く、なかなか見ることのできない幻の湖だとか。


それでも見れる人は何度も見れるそうです。やっぱり運とか巡り合わせなんでしょうか。


ここは観光地ではない

再びやってきました、釧路湿原。


釧路からの一日観光バス旅行で、湿原と三大湖を巡るツアーに参加しました。


でも、こういう旅行でわきゃわきゃするのも、ささやかながら自然破壊になるんじゃ、と、ちょっと昨日の感想を引きずっています。


なお、昨日は晴天に恵まれたものの、この日は一日中曇りで天気には恵まれませんでしたので、景色は期待しないようにw。


ここは観光地ではない

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さっそくタンチョウヅルに出逢いました。


この日は天気には恵まれなかったものの、タンチョウヅルには恵まれましたw。


この旅行では、バスガイドさんもびっくりするぐらいたくさん遭遇することができました。まったく逢えないこともあるとの話ですので、そっち方面では運が良かったようです。


さて、最初は透明度で有名な霧の摩周湖です。


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釧路湿原の大蛇行です。


ここを越えてたどり着いた駅で……。


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この列車に乗って再び釧路湿原に旅立ちますw。ノッコロ電車というそうです。


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はるか彼方に見えるのが釧路水門です。


ここは観光地ではない


そして辿り着いてのが釧路湿原駅。ぶっちゃけ、観光用の駅です。作りに趣があって、いかにも観光用ですw。


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駅から少し(だいぶ?)登ったところにある観光休憩所にあった石炭。


そして……


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これが釧路湿原です。


草原に見えるところは湿原で、湿原を「海」と見立てると、所々に「島」である通常の平地が盛り上がっています。


写真では伝わりにくいと思いますが、貴重な自然の光景です。


しかし、残念なことに、この広大だった湿原も年々減少し、「陸地」に置き換わっているとか。


原因は気象の変化もさることながら、人間の活動、釧路の開拓による拡大化や畜産業の発達による牧草地への転換が主な原因だとか。


世界でも有数の貴重な湿地帯(生物の多様性では草原よりも上)が、消えていくのは悲しいことです。とはいえ、ここに来るまで乗った電車や、便利な街の発展などを非難するのは身勝手というものでしょう。自分もお肉を戴いて生きているわけですし。


しかし、そのエゴが豊富で可能性を秘めた自然を奪っていく……保護活動や自然愛護以前に、多用な自然体系が失われると、それだけ環境の「弾力」というものが無くなるわけですから、もし万が一の急激な環境変化があった場合、地球(人間含む)はどうなってしまうのだろうと、バクzねんとした不安を抱えてしまいます。


自分が死ぬときまでに、この湿原はあるのだろうか? そういえば、アマゾンの原生林破壊は? やがてジャングルという言葉自体、過去の遺物になるような、無機質な時代が来るんじゃないだろうか? そのとき、人間は本当に幸せや充実を感じて生きていられるのだろうか? 心震わせるような躍動を感じることはあるのだろうか? いや、そもそも今の自分たちが精神的な意味で昔より満足を抱えて生きていると言えるのだろうか?


狭まりゆく原風景を見るたびにそんなことを考えさせられます。それを「観光」で楽しんでいる自分なのですから、業の深さは極まれりですね。


ここは観光地ではない

これは帰りの電車だったかな? すでに廃線になった電車だったかな?(記憶があいまい)


ここは観光地ではない

これは帰りの電車から撮った写真です。先頭車両ですよ。



こうして、今回の旅の三大目的地、コンプリート。


釧路湿原も素晴らしいところで、ピクニックにはもってこい(悪い言い方?)だったんですが、こういう残された自然の課題はたいがい共通で、人間の生活域との競合ということになるので、暗い気持ちにもなってしまいます。自然は惜しいが肉は喰いたし便利な生活も憧れだし、というところでしょうか。難しいですね。でも、難しい、難しい、あるいは、どうせ結論なんて出ない、なんて言ってられない段階にすでに来ているのかも……。


地球を道連れに自滅。シャレになってないですね、ホント。



さて、これで洞爺湖・襟裳岬・釧路湿原と、今回の旅の三大目的を果たし、北海道南部を抜けて東部に至る旅はひと段落したわけですが、せっかくここまで来たのなら、三大湖にも寄りたいところです。というわけで、まだまだ続きます。