きのう、伊藤挑戦者を退けて勝ちました。
聡太君、強いですね。
しかしまぁ。
対局中とは全然違う、このかわいらしい笑顔。
まだ、たった21ですから。
ふうううむ。
名人戦、第二局一日目です。
今日、懐かしい人が来てくれて、ブログを読んでいると言ってくれました。
「聡太君のことばっかりじゃん」
と言われてしまった。
にもかかわらず、また聡太君です。
なはは
地味ですが、いい味出してます。
今日は、一日目なのでじっと様子を見るだけです。
見てても、なんもわかりませんが。
明日が勝負の決まる日です。
この間の叡王戦、岡山の星菅井八段が勝ちましたので
一勝一敗となっています。
この、名人戦はどうでしょう。
いまのところ、聡太君の持ち時間がちょっと減り気味です。
菅井さんの時なんか極端でしたが、持ち時間の使い方って
難しいんでしょうね。
静かに応援したいと思います。
がんばれ~
聡太君が負けました。
ずーーーっと押されていて、それでも頑張って頑張って
耐えて耐えて、チャンスが巡ってきて!!!
ところが。
間違えた。
王様が上がっちゃダメだった。
ってところで、16手詰めを逃して負けちゃいました。聡太君。。。
悔しい。
分かってた様ですね、勝ちがあったこと。
残念ですけど‥って言っていたし。
なぜ、間違えたか。
想像するに、タイトなスケジュール、これ、一因じゃないですか?
めっちゃハードだと思います。
東京で朝日杯二局続けて指して。
そのあと、島根の大田ですぐ二日がかりの王将戦。
また、東京で順位戦。これは長い。
二日置いて今度は新潟で、棋聖戦。
どの対局も、楽な相手なんかじゃなく。
相手はトップ棋士ですからね。当たり前ですけど。
こりゃ、きつい。
それに、明後日はプレイオフの順位戦。広瀬さんですよね。竜王戦で戦った。
二日置いて佐賀で王将戦。これは、羽生さんです。天才羽生。
仕方ないこととはいえ、ものすごいスケジュールです。
二十歳の青年でも、フィジカルがやられそうです。
いかにメンタルが強くても、体が十分じゃなかったら
実力を発揮できませんよ。
大谷選手のすごいところは睡眠の確保だそうですからね。
聡太君は私などが心配するまでもなく、そういう管理はしっかりしているのだろうけど。
と、敗因を検証してみて、その原因の一つが集中力のふっとした隙間にあったとするなら
睡眠がしっかりとれるように、鍼灸師を雇ってはどうでしょう。
私とか!
あ~。。。。
一番悔しいのは本人でしょうから。
外野がとやかく言うことではありませんけど。
自分の思い出したくもないことを、検証して
二度と繰り返さないように成長を目指す。
いや、聡太君を見ていると
自分まで勇気とやる気がわいてきます。
私も頑張りますわ。
自分が実際に聞いて、文字に起こしたことと、
記者さんがきちんとメモなりレコーダーなりを聞きながら記事にした内容と比べてみたら
だいぶ自分は正確ではないとわかった。
聡太君の記者会見は、「はい、そ~ですね~」
と考えてふにゃふにゃ早口で話します。
記者さんも、マスク越しなので聞き取りにくい。
ということと、ふんわり聞いている自分のあいまいな記憶力で
だいぶ聡太君の言葉を変えて文字おこししてしまっていることの言い訳にはなりませんが
正確なやり取りはスポーツ報知の記事を見ていただくのがいいと思います。
私の書いたことには、過ちがありました。
お詫びして訂正いたします。
正確には下記の通り。
―子どもの頃「名人を超える」と言った夢が近くまで来ていますが
「それは小学校の低学年の頃の話なのでそろそろ時効にして欲しいんですけど(笑い)ただ、子どもの頃から名人をすごく意識していたというわけではないんですけど、やっぱり大きな存在だと思っていたので、まずは名人戦の舞台に立てるように頑張りたいと思います」
もう一つは、
―今期順位戦負けた2局は名古屋。対局場の相性は
「いやあ(笑い)もちろん偶然だと思うんですけど。ちゃんと調べたらもちろん相性のいいところと悪いところと出てくると思うんですけど、対局するにあたって気にしてもしかたがないかなあと思う。自分としてはあまり気にせずにって感じです」
というのが正しいやりとりです。
間違ったことを、ブログに書いちゃいけません。
すみません。
今日の順位戦、最終局で聡太君は勝利しました。
そこそこ時間を残しての勝利で、記者会見を見ることもできました。
記者さんが、いくつか質問しているのですが、印象に残ったのは二つ。
「『名人』というタイトルは藤井竜王にとってどういうものですか」
これは、小学校二年生くらいの時の「めいじんをこす」という書き込みを踏まえての質問でした。
聡太君は苦笑いしながら
「もう、あれは、小学校低学年の頃のことで、そろそろ時効にしていただきたいのですが」と答えました。
もちろんそのあとに、ちゃんと歴史あるタイトルなので云々と語っていましたが。
会場には温かい笑いが起きました。
いいよね、聡太君!
もう一つは、
「この静岡の地では前にも勝ちがあり、相性がいいと思われますか」
その質問にも、そんなことを聞かれても‥って感じの苦笑い。
そして、
「意識しても仕方ないので・・・」
と、いつものように答える。
聡太君っていう人は、大人相手にきちんと受け答えのできる少年でしたが、
大人になってもやっぱり礼儀正しい青年でした。
気にしても仕方ないことは気にしないという、極めてシンプルな様子が見えます。
気にしても仕方ないことをぐだぐだ気にするのが凡人ですから、なるほど~と思いました。
シンプルに割り切って気持ちを切り替えることができる能力は、結構メンタルが試されます。
がんばれ!聡太君!!
そうなんですよ。
強い人ほど、しっかり考えている。
上手い人ほど慎重にやっている。
どこの世界も同じです。
細やかに考えられるかどうかが、大きく結果を左右するんでしょうね。
わたしも、「ホントにあの人は丁寧な仕事をする人だ」という評価をしてもらえるようになりたいです。
今?
今は、オモロイ人だと言われている気がします。
ん~~。
そこは目指してない・・・