大晦日の紅白。
前回は藤井風が素晴らしかったが、今回は矢沢永吉、星野源のパフォーマンス、それにサカナクション。

「怪獣」は、アニメ「チ。-地球の運動について-」の主題歌。
サカナクションの山口一郎が、うつ病に苦闘していた姿は衝撃。
私もうつの苦しみを経験しているので、身に染みる。

最後はやはりMISIAだねー。

昨夜のEテレ
「朝までラーニング!
100分で死をさとるアポトーシス池崎」

「死」についての、科学的・医学的・哲学的な考察。
死を考えるのは、生を考えること。

ひとは、生まれたくないのに生まれ、死にたくないのに死んでゆく。
ひとは、生き方は選べるのに、尊厳死を含め死に方はなかなか選べない。

ものを考えるのは、楽しい
よい年を!
Eテレ12月の「100分で名著」は、
キューブラー・ロス
『死ぬ瞬間』

死に向かう患者に寄り添い、自らも脳梗塞で78歳で亡くなるまで、医師の立場から、死を深く考察。

私が死について考えたのは、いとこの自死と、父を送り母を看取り、12年ともに暮らした猫の死の辛さから。

「平場の月」
堺雅人と井川遥の、50過ぎの訳あり恋愛。
仕事はマンネリ気味、親の介護や自分の健康など、先の人生が見えて来る年代。
初恋の想いを胸に、幸せが手に入ると思っていたのに…
切ない大人の映画に、胸が熱くなる。

「秒速5センチメートル」
すれ違う想いが、せつない。
風景描写が素晴らしい。
夕暮れの空と雲、ロケットの軌跡の雲、夜空の流星、降る雪の中に立つ桜、風や空気まで描かれているよう。
ゆったりした会話が、心地良い。

「港のひかり」
ヤクザの抗争や毒親の醜さが、少し過剰ですが、舘ひろしと眞栄田郷敦(子役)の想いが感動する。
舘ひろしの存在感と表情、佇まいがこの映画の魅力と思う。

「爆弾」
おぞましく、陰湿で、破壊的な映画。
欲望と不条理を深く描いている。
山田裕貴と染谷将太の熱演が見事だが、なにより佐藤二朗の表情と緩急の演技が素晴らしい。
後味の悪さが、この映画の真骨頂かも。

横浜流星主演の「べらぼう」の最終回、良かった。
合戦のない大河で、いろんな人の想いがよく描かれていた。

他のドラマも最終回。
前評判の高かった「終幕のロンド」「ロイヤルファミリー」「もしもこの世が舞台…」などは、少しガッカリ。
反面、ゲイのカップルや家族や人のつながりを暖かく描いた「ぼくたちん家」や「介護スナックベルサイユ」は、とても良かった。
有吉佐和子の「青い壺」を読み終えた。
青磁の壺を手にした、夫婦や親子の確執等を描くオムニバス。
男尊女卑など、昭和の色の強い小説。
今の若者にも読まれ、書籍売り上げのベストテンに入り続ける不思議。
人間模様を巧みに描く魅力か。
同性婚を認めない民法等は、現時点では違憲ではないとの、他の5つの高裁とは反対の判決。
同性婚は、7割の人が賛成。
それに反対する意見には、誤解と無知がある。

①憲法24条「両性の合意」は、男性と女性に限定している

→家長の許可による婚姻を、当事者2人のみの合意にすることが趣旨。
同性を排除する意味はない。
両性を両者に改正しないと同性婚は不可というのも誤り。
GHQの素案原文でも、両者の合意。
要は親の強制や男性による女性支配を防ぐ目的。

②婚姻は子どもを持つことを前提としてるから、同性は該当しない

→婚姻は、血縁のない親密な2人に法的関係を認める制度。
子を持つことを想定しても、目的でも条件でもない。
明治憲法ですら「婚姻ハ両心ノ和合ヲ以テ…産子ノ能力ハ…必要欠ク可カラザル条件ニアラズ」と、わざわざ除外してる。

③同性婚は、精子提供などの代理出産を求めて来る

→子を持つことの少ない同性婚は、あまり関係ない。
正規の法や医療によらない、SNSや金目的の精子提供や代理出産は、不妊夫婦や事実婚、子を持ちたいシングルマザー等の利用が問題。
同性夫婦が子を持つかどうかは、婚姻とは別の問題。

④同性婚は、近親婚や小児婚、複数婚を認めることになる

→そもそも別問題。
近親婚は、遺伝的障害などの問題。
小児婚は、婚姻の合意が未成熟。
複数婚は、合意の確認が不可能。ペット婚や2次元・AIとの婚姻も同じ。

⑤同性婚は、外国人が不正に利用し、入国する

→同性婚だけでは、国籍等の権利は得られない。難民申請も同じ。
そもそも、婚姻を悪用するのに、同性婚は目立ちすぎ。男女で偽装するだろう。

⑥戸籍制度が崩壊する

→戸籍には、そもそも男女の区別はほとんどなく、同性が婚姻しても、システム的に問題ない。

⑦婚姻による利得を得るため、愛情もないのに同性婚する

→異性婚でも、愛情の有無など問わない。利得を得るための婚姻は、異性も同性も関係ない。
異性の友情婚があるのだから、同性婚を排除する意味はない。


Eテレ、先週の土曜夜の「藤井聡太と羽生善治」の対談。
将棋好きだけでなく、渡辺謙の質問への答えのように、ひとの生き方に、深く意義を感じる。

期待の「終幕のロンド」は、財閥のブラックや不貞、パワハラや毒親など、本筋以外を過度に描き過ぎ。

「ロイヤルファミリー」は、馬の美しさや騎手のストイックは魅力だが、動物を酷使して金を賭ける競馬は、大嫌い。
目黒蓮の隠し子も、なにかなぁ。
泣きの妻夫木と、老練な佐藤浩一の魅力が救い。

三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、豪華なキャストの熱演が、展開が複雑でなかなか入り込めない。
ただ、前回の特番は、面白かった!
最後に小栗旬が蜷川幸雄で出てきたのには、ひっくり返った(^^)

「赤影」のリメイクは、期待したが、VFXなどが綺麗過ぎて、昔の手作り感がないのは、残念。
天津敏や汐路章のような、存在感や顔力のある悪役が懐かしい。

意外に「ぼくたちん家」や岡山天音の「ひらやすみ」が、地味ながらも人との関わりが優しくて深い。

ろう者の友人が、面白いことを言ってた。

手話では、内緒話がしにくい。

街中で手話を見かけて、「あ、悪口言ってるな…」と分かってしまうと、ちょっと気まずい気持ちになることもよくあるとか。

ひとは、文字や文章を読むとき、無意識に脳内で音読し、音声でも理解してる。
ろう者は、音を知らないので、音読せず視覚だけで理解してる。
この違いが、どう影響するのか、興味深い。