ウシジマくん 巻き込まれる親族 | 鶴岡探偵事務所

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闇金ウシジマくんで学べる考え方を投稿にまとめています。

時々投資についての投稿もします


闇金ウシジマくん
10日5割の超超超暴利金融会社カウカウファイナンス社長の丑嶋馨とその仲間たち、そして彼らに融資を申し込みにやって来る債務者とのストーリーを描いた作品です。


今回は借金等の金銭トラブル巻き込まれる親族たちについてまとめました。




ウシジマくんの偽投資(証券を購入したフリ)に引っかかて損失をつくってしまった宇津井美津子のストーリーです。

無許可で夫の退職金を投資の資金に充ててしまった美津子は素人投資家にも関わらず信用取引を行って400万円の損失をつくってしまいウシジマくんに追加資金用の融資を申し込みに来ました。

その後美津子はウシジマくんの話を鵜呑みにしてしまい信用取引で発生した損失を信用取引で取り返そうとして3000万円の損失をつくってしまったのです。

絶体絶命に追い込まれた美津子はプライドと恥を捨てて親族たちにお金を借りに行きます。

しかし親族たちは誰1人美津子にお金を貸してくれませんでした。

当たり前です。
いくら仲の良い親族でも本当に返してくれるか分からない何百~何千万円のお金を貸したくありません。

病気やケガの治療費ならまだしも
株式投資の損失をなぜ払わなければならないのか?
誰だってそう考えます。

まず美津子は実の兄に借金をお願いします。


兄は断ります。
しかし美津子は引かずに粘って借金の交渉を続けます。
「土地を担保にお金を借りて!」
「利息つけて返す!」
「迷惑をかけないから!」

何百~何千万円の借金をお願いされた時点で既に迷惑です。
しかも美津子は自分の損失を払うために兄が所有する土地を担保に使おうと考えます。

自分のトラブルが解決するなら親族の土地や貯蓄がどうなろうと知ったこっちゃない。

そして借金常習者がよく使う
「利息つけて返す!」という言葉。
これはお金を借りるためのパフォーマンスで実際に利息つけて返す人は0に近いです。

美津子は損失分を集めることしか考えていません。

結局兄には借金を断られてしまいました。


その後は姉と妹に借金をお願いしにいきますがやはり・・・
3人とも美津子の借金の話を聞いてくれませんでした・・・。




実の兄弟全員に断られた美津子は最後に母へ借金の話をしに行きました。

母は断らずに美津子を家に入れ借金の話を聞いてくれました。

これをチャンスだと思った美津子は
なんと母が現在住んでいる実家を売ってほしいとお願いしたのです!

高齢の母では融資を受けれないため家を売って損失分を集めようと考えたのです。

自己中で無理矢理なお願いでしたが母は承諾してしまいます。
実は美津子の母は認知症をもっており今回の話をあまり理解していないのになんとなく承諾してしまったのです。

ちなみに実家はウシジマくんに紹介してもらった業者に900万円で取引しました。
美津子は損失分のために思い出のある実家をたった900万円で売り飛ばしてしまったのです!

その後
母の面倒をみるという約束で兄姉に合計500万円用意してもらいました。


お金を借りた美津子は
「死ぬ気で頼めば貸してくれるものね」
「フフフ・・・」
と言っています。
貸してくれた兄弟に感謝の心は無く大金を手にいれたことしか頭にありません。

しかも美津子は足りない分を夫の親戚に用意して貰おうと考えています!

挙げ句のはてには親戚から借金できなかったと嘘をついて夫の実家を処分できないか?と言いました。
まるで不動産詐欺のような恐ろしい策略を美津子は考えます。


今回の美津子のように資産運用を失敗して高額損失を背負った人や借金常習者は基本的に必要な金を用意することしか本当に考えていません。

貸してくれた相手や金融会社がお金を返して貰えず困っていようが関係無し。
テキトーな言い訳をして誤魔化し返しません。
不幸のお裾分けです。



どれだけ催促しても

借用書や音声等の証拠があっても

裁判で返済の命令を下されても

彼らはその場だけ申し訳なさそうな顔をして反省したフリをしているだけなのでお金は返しません。

何度も言いますが
本当に返しません。



助けようとしてお金を貸せば貸すほど彼らはつけあがるので絶対貸してはいけません。
例え家族や恋人であっても・・・