今日も南半球からこんにちは。![コアラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/163.png)
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三度目のロックダウンが明けて、「自由って素晴らしい」という思いを噛みしめているにじいろ工房です。
さて今日、満を持してご紹介するのは見た目にも素敵な「液体アートのコースター」です。
もはや“工作”のレベルに収まりきらないクオリティ。![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
実はこの工作、2年ほど前に一度インスタグラムの方で既にご紹介しました。…が、その頃はまだフォロワーさんが100人前後だった為、現在3000人以上いるフォロワーさんのほとんどは作り方をご存知ないかと思います。なので改めて作り方をご紹介させて頂こうかと。![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/032.png)
けれど正直に言うと、あまりご紹介したくないんです…‼ 笑 あまりにも簡単で、あまりにも楽しく、そしてあまりにも美しく仕上がる、そんな最高のおうち工作であるがゆえ、本当は作り方を秘密にしておきたい。。。それくらい、私にとって大好きな工作です。
この工作を再度ご紹介するのには、実はもう1つ理由があります。
この工作の最大の特徴は「消毒用アルコール」を使うことなのですが、2年前には馴染みの薄かった消毒用アルコールが、コロナの影響でグッと身近な存在となりました。今やドラッグストアやホームセンター、スーパーなどで手軽に購入できる時代です。以前は「どこで手に入るのか分からない」と、この工作を諦めていた人も、今ならより気軽に挑戦できるのではないかと思い再配信することにしました。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
消毒用アルコールは、ハンドサニタイザーとは別物です。
サラサラした透明の水のようなのが消毒用アルコールで、少しトロっとしているのがサニタイザーです。サニタイザーの方は保湿の観点からグリセリンが含まれています。より美しい作品にするためには消毒用アルコールまたはエタノール(アルコール度数90%くらい)の方を使用してください。アルコール度数が低いものだと、うまく溶けないことがあるので注意。ちなみに、実験を兼ねてサニタイザーで作った場合の話を文末に書いているので、気になる方は読んでみて下さい。![ニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/022.png)
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![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
この1年間で、挑戦された方から「なぜかうまくいかなかった」という問い合わせを何件か頂きました。その多くは、「油性ペンの染料が乾燥した際にモロモロしてしまう」という謎の現象でした。科学者じゃないので詳しい理由は分からないのですが、この工作に向いていない油性ペンの種類があることが分かりました。皆さんからの情報によると、「マッキー」は失敗するそうです。
私は「Sharpie」を使って上手くいったので、可能でしたら使ってみて下さい。
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
【材料】
タイル
油性ペン
消毒用アルコールまたはエタノール(度数90%)
防水の仕上げスプレー
※タイルは、AUS在住の方はBunningsで1枚1ドル以下で買えますよ♪ 日本ではホームセンター等で購入可能です。
※アルコールは、海外在住の方は “Rubbing (Isopropyl) Alcohol” を使って下さい。ケミストや大型量販店、オンラインなどで売っています。
【あると良い物(無くてもOK)】
スポイト
ストロー
製菓用の金箔
ラメ
【作り方】
※インスタグラムに分かりやすい作り方動画を載せています。
①色塗り
まず好きな色の油性ペンで、タイルに適当に色を塗ります。どうせ後で溶かしてしまうので、雑な塗り方でも全く問題なし!ただ、反対色(赤と緑など)を一緒に使ってしまうと色が濁ってしまうので注意しましょう。
↑こんな感じで色塗り完了。白い部分が残っていても気にしません。
②アルコールを垂らす
![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
特に小さなお子さんと一緒に作る場合は、アルコールの誤飲には十分ご注意ください。また、換気をしながら作業を進めて下さい。
あればスポイトなどを使って、タイルの上にアルコールを数滴ずつ垂らします。瞬時にインクがフワっと溶け出して広がる様子は子供はもちろん大人にとってもすごく面白い!![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
息を吹きかけて(←ストローを使うといい感じ)アルコールを伸ばしてみたり、指で軽くクルクルして広げてみたり、後から追加でさらにアルコールを数滴垂らしてみたり、自由に遊んで模様の変化を楽しんでください。![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
【失敗しても大丈夫!】
ここで1つ朗報。
どんな風に作ってもそこそこ見栄えする作品に仕上がりますが、仮に「失敗した~!」という場合でも、アルコールを含ませたティッシュなどでインクを拭き取ってしまえば、また何度でも一から作り直せるんです!まさに失敗知らず。素晴らしすぎます。
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
③(やりたい人だけ)飾り付け
既に十分きれいなタイルですが、さらに個性を出したいという方は、製菓用の金箔などをデコレーションすると一気にクオリティがアップしますよ。スーパーの製菓コーナーで手軽に購入できます。
ピンセットで好きに配置してみてください。
製菓用の金箔が無ければ、工作用のラメをふりかけてもキレイですよ~!
④仕上げ
コースターとして使用するなら、防水の仕上げ剤でコーティングすることをお忘れなく
筆で塗るタイプだと模様が崩れてしまう恐れがあるので、スプレータイプがオススメです。日本なら100均やホームセンターや画材店で、オーストラリアならKマートやBunningsやクラフトショップで購入可能ですよ。
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
コースターとして使う以外に、壁に並べて飾るだけでも相当オシャレです
たった数枚のタイルが、空間のオシャレ度を格段に上げてくれます。![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
【アレンジ作品】
タイルと同じように、布バッグやシャツに模様をつけることが出来ます。この技術は「油性ペン染め」と呼ばれ、身近な素材で手軽にできる染め物として子供たちに人気です。(※タイルと違ってラメや金箔は使えません。) 仕上げにアイロンをかけると、洗濯しても簡単には色落ちしませんよ。
というわけで、底知れぬポテンシャルを感じさせる油性ペンとアルコールの組み合わせ。消毒用アルコールが身近になったコロナ禍の今だからこそぜひお試しください ![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/084.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/084.png)
【サニタイザーでも作れるの?】
今回の工作、ハンドサニタイザーでも出来ないかなーと思って、実は数日かけて実験してみました。
結論から言うと出来ました!出来ましたが、やはりトロみがあるので色の溶け出し方が鈍く、指でグルグル混ぜながら伸ばす必要がありました。なので独特のフワっと広がるような模様にはならず、「ぐるぐる伸ばした」感じの模様になってしまいます。さらになかなか乾かず仕上がりがベタつきます。仕上げ剤を吹き付けてしまえばベタつきは解消されるかもしれませんが、やはりアルコールで作った方が数段美しくできあがります。(けれどこれはあくまで素材がタイルだった場合のお話!サニタイザーと油性ペン、それはそれで実は結構いい画材になることを発見。いま研究開発中です。アイデアがまとまったらまた投稿します♪)
![ぶー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/054.png)
にじいろ工房は他にも様々な楽しい工作を以下のサイトで発信しています。お子さんとのおうち時間の過ごし方に困った時はぜひ覗いてみてください。