科学の未解決問題 | にいざわ歯科医院スタッフブログ

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にいざわ歯科・矯正歯科医院の外園ですくるま。

 

昨年末見たEテレのサイエンスZEROが興味深い内容でした。奥田さん

 

テーマは「科学の未解決問題 こころはどうやって生まれるのか?」

 

昔、フランスの哲学者デカルトは脳の中に小人こびとがいてその小人が意志決定をしていると考えたそうです。

 

現代になると科学的な実験顕微鏡ができるようになり脳の働きが少しずつ分かってきました。

 

まず、脳波をしらべた結果、何かをしようとすると脳の上方にある「補足運動野」と呼ばれる部位が働くことがわかりました。

 

さらに最近ではBA10と呼ばれる脳の前方部が補足運動野より先に働いていることが分かりました(しかもこのBA10は何かをしようとする7秒も前に活動してるのだそうですびっくり)。

 

また別の実験では脳の頭頂葉というところに刺激を加えると意志をつくることができたそうです。

 

結局、謎は深まるばかりで意志がどこでうまれるのかは分からないのが結論ですとほほ(ナミダがぽろり)

 

そこで現在の脳科学者たちは、意志は脳のある一つの部分が働いて生まれるのではなく、いろいろな部分が働いてネットワークをつくることで発生すると考えているそうで、これを統合発生理論とよぶそうです。

 

なるほどねーへー

 

大学院生時代に先輩の研究者がこれからは脳の時代だと言っていたのを思い出します。

 

わからないことがたくさんある人間の脳。

 

これからどんどん解明がすすむと病気の治療にも応用できると思います旗振・黄