「勤勉な国民性」は幻想? : ギャラップ社調査で世界最低水準だった日本人の仕事への意欲 | 本のブログ

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普通の人は読まないだろうと思う本を記す。
あとは、Linuxと中古PCなどの話題。

 

コメントをちらと見ると、他人やら、過去やらのせいにしていていて、これはこれで、面白い。

現実に、円安レートのおかげもあるが、ドイツにGDPで抜かれたことに触れようともしない。

私達は、勤勉でない(=実は劣化している)、でもそれが何だというの…という感じかな?

戦後、日本が急速に成長していたときの、ヨーロッパ諸国の反応を思い出した。

 

追記:私はサッカーが好きなのだが、例えば、日本代表と(日本の)クラブチームはどちらが強いのだろうか?

私は、クラブチームの方が強いのではないかと思う、それは、サッカーはチームプレーの要素が結構あると思うからで、ナショナルチームは有能な選手の集合体だが、やはり、連携が上手く取れているクラブチームには負けてしまう可能性が高いのではないかと思う。

何を言っているんだい?と思われるだろう。

例えば、現在の現役世代の方が知的能力は優れていると仮定しよう、それならば、高度成長期のサラリーマンより良いパフォーマンスを出せるのだろうか?

そう、終身雇用、すなわち、クラブチームと、最近の技術で学習しているが、3年以内に転職する、有能な選手たちのチーム、どちらが、優れたパフォーマンスを示すのだろうか?

いや、20世紀(昭和)の連中は一定の成果は上げただろう、さては、現在の連中がどれほどの成果を上げられるかだ。

「勤勉な国民性」は幻想? : ギャラップ社調査で世界最低水準だった日本人の仕事への意欲
6/25(火) 11:06配信 nippon.com
仕事への意欲、組織への貢献意欲を持つ人の割合が、日本は世界で最低水準にあることが、最新の調査で明らかになった。
米世論調査会社ギャラップが世界の従業員エンゲージメント(仕事への意欲、組織への貢献意欲など)に関して調査したところ、2023年時点で「仕事に意欲的、積極的に取り組む人」の割合が日本は6%にとどまり、世界最低水準であることが分かった。世界全体(23%)、東アジア(18%)と比べ、低さが際立っている。東アジアで最も高かったのはモンゴルの41%だった。
日本の労働者のうち、24%が仕事に対して意欲を持とうとせず、意欲的な人の4倍に達している。ギャラップは、「日本では抜本的な働き方改革がなされたにもかかわらず、ここ10年以上、仕事に意欲を持てない人の割合が高止まりしている」と指摘し、仕事に意欲的な人の少なさは、企業や経済に影響を及ぼしかねないとみている。分析によると、従業員エンゲージメントの低さによる機会費用(逸失利益)のために、日本企業が23年に被った損失は86兆円超に上るという。
また、日本人の労働者は職場環境への不満度も高く、41%が大きなストレスを抱えていると答えている。現在が転職に適切な時期と考える人は40%にとどまる一方で、33%が転職活動や情報収集をしていた。
ギャラップの学習・開発コンサルタント、上村千尋氏は「多くの労働者の生活を改善するため、やるべきことが山積している」と話している。
ギャラップの調査は05年から、15歳以上を対象に160カ国以上で対面、電話などにより行われている。23年については世界の約12万8000人から回答を得た。