本書は2018年一迅社から刊行された。
私は、菅野よう子の曲やアレンジが好きで、マクロスの中でも、フロンティアが最高だと思っている。
そんな私にピッタリな本がこれで、前々から気にかけていたのだが、なかなか、リーズナブルなものに出会えずにいたのだが、もうそろそろ妥協しないとプレミア価格の方に行きそうなので、今回はあまり損得抜きで入手した。
内容は、面白かったことに尽きる、初期の羽田健太郎氏、鷺巣詩郎氏、蓜島邦明氏などのころのインタビューを読みながら、それぞれの音楽を聞いたり、今後聞いてみたいと思った(一部はYouTube上の音源を聞いてみた)。
そして、菅野よう子氏のインタビュー、まさに、奇跡のタイミングで取り組んだのが、フロンティアの楽曲群であり、今聞いても全く遜色のない数々の楽曲、アレンジの(ある)秘密に少し触れた気がする。
最近作のマクロスデルタの音楽については、残念ながら、もう私の時代(時間)ではないことを知った、何曲かは聞いてみたが、たぶん、フロンティア以前に逆に(時間)遡行する方を選んでしまうことだろう。
音楽を自分のものとして聞く年齢があるという、デルタの音楽性は、自分の中には入って来ないものだったのは、少し悲しいことだ。
かっこいいんだけれどもね!!!!