「3日前」に廃校決定、市対応を問題視する声 11km先の小学校へ | 本のブログ

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普通の人は読まないだろうと思う本を記す。
あとは、Linuxと中古PCなどの話題。

 

 

全て、少子高齢化、人口減少社会という状況に陥っていることを認識できていないことに起因しているように思える。

現在の少子化対策は、高齢者にはほぼ影響がないこと、すなわち、奇跡的に、出生数が増えても、社会へ貢献するのは20年後ということを、世論が認識できていないことによると思う。

もう、無い袖は振れない状況にあることに気づくべきだと思う。

まぁ、政治家は、短期的に体の良い言葉を発言するもものだが、長い目で見たときのことを考えるべきだ。

児童数6名のために学校を存続させることの是非について、あなたは、どう考えるだろうか?

「3日前」に廃校決定、市対応を問題視する声 11km先の小学校へ
3/31(日) 9:11配信 毎日新聞

 京都府宮津市議会は3月定例会最終日の28日、本会議で市立養老小(同市岩ケ鼻)を31日で廃校とする条例改正案を賛成多数で可決した。4月1日から11キロ離れた府中小(同市中野)に統合する。「統合には準備期間が必要で、せめて1年延期してほしい」と保護者たちから出された請願も不採択とした。廃校3日前という異例の決定で、廃校に賛成した議員からも「市教委の対応に問題があった。今後は最低でも1年以上の準備期間を設けてもらいたい」と意見が出た。【塩田敏夫】

 ◇「3日前」異例の決定
 討論では、廃校に「反対」の立場の宇都宮綾議員(共産)が統合を進めた市教委の手続きについて「あまりにも乱暴」と指摘。理由を明らかにしないまま養老小校区から府中小への「区域外通学」を認めたこと、保護者が求めた中立的立場の「再編(統合)委員会」を設置しなかったことなどを取り上げ、「地域に大きな分断を生んでしまった」と述べた。
 「賛成」の河原末彦議員(新無所属クラブ)は、養老小の児童数が4月に6人となる見込みだったことを指摘し、「人と人とのつながりの中で成長するには一定の人数が必要」との考えを示した。その上で「廃校の意思決定が遅れた。地域が分断され、子どもにいじめが発生しないよう見守りをしてほしい」と求めた。
 保護者や地域住民10人が名前を連ね、統合の1年延長を求めた請願については、堀未季議員(蒼風会)が「同じ子育て世代として熟慮を重ねて反対の立場を取った」としたうえで、これまでの市教委の対応について「住民の不信と不安を募らせることになってしまった」と批判。今後は同様の事態が生じないよう丁寧な対応を求めた。
 また、おなじく不採択の立場の久保浩議員(新無所属クラブ)は151年の歴史を刻んだ養老小の歩みを振り返り、市教委と保護者と話し合いについて「確認不足」があり、信頼関係が崩れていったのではないかと指摘。「子どもが主人公であり、子どもが被害者にならないようにしてほしい」と訴えた。

「3日前」に廃校決定、市対応を問題視する声 11km先の小学校へ
3/31(日) 9:11配信 毎日新聞

 京都府宮津市議会は3月定例会最終日の28日、本会議で市立養老小(同市岩ケ鼻)を31日で廃校とする条例改正案を賛成多数で可決した。4月1日から11キロ離れた府中小(同市中野)に統合する。「統合には準備期間が必要で、せめて1年延期してほしい」と保護者たちから出された請願も不採択とした。廃校3日前という異例の決定で、廃校に賛成した議員からも「市教委の対応に問題があった。今後は最低でも1年以上の準備期間を設けてもらいたい」と意見が出た。【塩田敏夫】

 ◇「3日前」異例の決定
 討論では、廃校に「反対」の立場の宇都宮綾議員(共産)が統合を進めた市教委の手続きについて「あまりにも乱暴」と指摘。理由を明らかにしないまま養老小校区から府中小への「区域外通学」を認めたこと、保護者が求めた中立的立場の「再編(統合)委員会」を設置しなかったことなどを取り上げ、「地域に大きな分断を生んでしまった」と述べた。
 「賛成」の河原末彦議員(新無所属クラブ)は、養老小の児童数が4月に6人となる見込みだったことを指摘し、「人と人とのつながりの中で成長するには一定の人数が必要」との考えを示した。その上で「廃校の意思決定が遅れた。地域が分断され、子どもにいじめが発生しないよう見守りをしてほしい」と求めた。
 保護者や地域住民10人が名前を連ね、統合の1年延長を求めた請願については、堀未季議員(蒼風会)が「同じ子育て世代として熟慮を重ねて反対の立場を取った」としたうえで、これまでの市教委の対応について「住民の不信と不安を募らせることになってしまった」と批判。今後は同様の事態が生じないよう丁寧な対応を求めた。
 また、おなじく不採択の立場の久保浩議員(新無所属クラブ)は151年の歴史を刻んだ養老小の歩みを振り返り、市教委と保護者と話し合いについて「確認不足」があり、信頼関係が崩れていったのではないかと指摘。「子どもが主人公であり、子どもが被害者にならないようにしてほしい」と訴えた。