とらわれないことについて/徒然なるままに(ラストパーティーのことなど) | ゆずの徒然なるままに

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雪組の「るろうに剣心」をきっかけに宝塚を知り、好きになりました。
真風涼帆さん(ゆりかちゃん)がご贔屓です。
宙組、月組を中心に観劇しています。

ラストパーティーで、れいこさんのスコットになぜあれぼど心打たれたのか考えました。
美しい(佇まいにオーラ、華がある)お芝居が上手い、歌が上手い、プラスα何かあった気がしてならないのです…。
その理由が25ans8月号のれいこさんのインタビューを読んでわかった気がしました。


「今までは直感で役をとらえていたけれど、自分の感覚から離れて人に共感することを試して格闘している」
インタビュアーさんは「人の身になって考えてみる」と言い換えてました。


ラストパーティーのなかで「普遍的なものは、ひとりの人間のなかに詰まっている」という言葉がありましたが、その普遍的なものをれいこさんスコットフィッツジェラルドは、的確に捉えて観客に提示して、共感、一体化を呼ぶお芝居に昇華していたように感じました。
スコットに似ても似つかない私が、あの2時間は完全にスコットに一体化していました。
外からでなく、内からスコットを見ていました。


役者ってつくづく深い仕事ですね。
平凡な日常を生きている人間を、非日常に連れて行ってくれて、別の人生を味あわせてくれるんですからラブラブ


それは海ちゃんが演じたゼルダに対しても同じで、ゼルダははたから見たらわがままで贅沢好きな自分勝手な女なんですが、不思議と嫌な感じは受けなくて、むしろ共感していました(かと言って、スコットめ〜〜、ゼルダの相手してあげなよ!とはならず、スコットにはスコットの事情があるんだ…何てままならないんだ、人生って…ショボーンとやりきれない気持ちになってました)
それは、海ちゃんがゼルダがそうなる理由を深いところで理解して、観客に伝わる絶妙なさじ加減で演じていたからかなぁと。
やり過ぎてもやらなさ過ぎても伝わらない難しい役。それをちゃんとコントロールして、魅せてくれた海ちゃん。
確かな実力をお持ちだと思いますキラキラ



自分の感覚だけでなく、人の立場になって物事を見る…何だか今の私に響きます…ニコ
すごく難しい…でもそう意識するのとしないのとでは差があると思うので、大切なことを教えてくれたれいこさんに感謝です〜〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶キラキララブラブ


私、これはこうなんだ!とか決めつけている人とか、強いこだわりを持ってる人がどうやら苦手のようです…٩( ᐛ )و→もっと柔軟になれよ!と日頃温厚な自分が(多分😅)心のなかで悪態をついてしまったりします
強い思い込みを覆すのは至難の業ですね(経験からえー)
なので、私も頑固ちゃんにならぬよう気をつけようと思ってます〜〜^_^



れいこさん、これからもっと素晴らしい役者さんになっていきますね、きっと!!ラブラブラブラブ








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