べにこうじは白か黒か? | 始まりはアドラー心理学

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【べにこうじは白か黒か?】    

 

3月末 紅麹のサプリで腎臓の健康被害が出たとの報告で

製造元の小林製薬が自主回収するニュースがありましたね。

被害に明確な根拠はないものの大事を取っての回収で

先ずは企業として実に責任感ある対応かと思われました。

後、死亡を含む多くの被害がメディアで報じられ、

各社が関連の商品を続々と回収する事態に発展。

現在、サプリと症例の因果関係を調査をする段階に入り、

最終的な結論が待たれております。

 

 

 

    

目次

1.そもそも、紅麹は何に効くの?

2.紅麹に含まれる有害物質とは?

3.サプリを飲んだら急性腎炎?
4.有害性が指摘される食品の数々
5.量を間違えると害になる?
6.鮮度や保存の関係
7.何故、ナットウキナーゼ?
8.腎臓を傷つける謎の存在?
9.判断するにはまだ早い
10.過去の歴史を振り返ってみよう
11.腎臓を壊す主犯Xを探せ

12.本当の犯人は誰だ?
13.魔女狩りの被害は人だけじゃない?
14. ウソとマコトの逆転を見逃すな!

 

 

1.《そもそも、紅麹は何に効くの?》     
 

本来、紅麹は昔から伝わる発酵食品で、中国では漢方薬や

 

紹興酒の原料として重宝されてきました。

 

他にも、日本では味噌や納豆、韓国のキムチ、ヨーグルトなど

 

発酵食品は体に良いと言うのが定説ですよね。

 

紅麹には悪玉コレステロールを抑制する作用があるとされ、

 

昨今では健康診断に引っかかる人が好んで愛用しており、

 

楽天では類似品の『DHC濃縮紅麹』が☆4.7の評価を受け、

 

かなりの効果を実感できる優れものだったようです。

 

そんな中、小林製薬のサプリにのみ被害が報告され

 

愛用者の中で不安と困惑の声が拡がっております。

 

さらに、該当の製品で『ナットウキナーゼ』が含まれる点は

 

個人的に何か釈然としません。

 

 

2.《紅麹に含まれる有害物質とは?》   

昨今、紅麹が腎臓の障害を及ぼすとの指摘があり、

 

EU諸国では注意が求められていました。

紅麹の中にはカビ毒のシトルリンが検出される例もあり、

腎臓の障害を引き起こす可能性があるとの話です。

 

 

小林製薬が紅麹サプリを売り出したのは2016年からで

 

後2022年頃までは特に被害の指摘は出ていません。

 

そのため、被害が出た時期のロットに原因があると見て

 

問題のシトルリンが含まれるかを調査した見たところ、

何も出てきませんでした。

現段階だと、原因は未知の成分と推定されていますが、

 

小林製薬から、当該するロットに青カビ由来のプベルル酸が

 

見つかったと後に報告されています。

 

個人的には非常に早過ぎる展開で違和感を覚えますが、

果たして真相は…?

 

 

3.《サプリを飲んだら急性腎炎?》    

 

現在、被害の報告で死亡例が5人にまで拡大しており、

 

小林製薬が記者会見で謝罪する事態となっています。

 

しかし、現段階だと製品と症例の因果関係は未確認で、

 

その責任がメーカーにあるかどうか分からない状態です。

 

 

2ヶ月前、紅麹のサプリを普段から飲んでいた患者の3人に

 

『尿細管間質性腎炎』との重い症状が出たとの可能性が

 

日本大学医学部の阿部雅紀主任教授によって製造元の

 

小林製薬に伝えられていました。

 

これこそ小林製薬が製品の被害を確認した発端であり、

 

後に騒ぎに拡大した初めのラインでもあります。

 

この症例は医薬品の副作用として現れる場合がありますが、

 

3人とも持病がなく他に服用していた薬などもなかったので

 

考えられる原因はサプリしかないとの話です。

 

患者は3年ほど服用して5ヶ月前に症状が出たと述べており、

 

被害が確認され始めた2022年と時系列では一致します。

 

ただ、サプリを中止したのが被害の報道がされた近辺らしく、

 

特に病院から注意を受けていなかった可能性もあります。

 

当然、これだけで製品に毒性があったと確定できませんが、

 

ユーザーの間では不安と不信感が拡がっているようです。

 

 

4.《有害性が指摘される食品の数々》    

ここで少し考えてみましょう。

このように食品で死者が出るほど明確な被害が出た

過去の事例はあるでしょうか?

死ぬ危険性がある食品と言えば、フグ、毒キノコ、お酒、


有害性が確認された食品だと他に、ビタミンAのサプリ

にがり、ナッツ、銀杏、シナモン、ミニトマト、じゃが芋、

 

加工肉、魚介の練り物、人工着色料、人工甘味料、

 

加熱が不十分な肉や魚介、など他にも膨大にあり、

ほとんどの原因は既に判明しています。

内、フグや毒キノコやアルコールは急性中毒で

直ちに死に至る可能性があって要注意ですが、

それ以外の毒性はケースバイケースとなります。

詳細は以下をご覧ください左下矢印


5.《量を間違えると害になる?》             

以上、毒性のある成分を含む銀杏やシナモンやお酒や

にがりは摂り過ぎで被害が及ぶ可能性がありますが、

これらに回収や販売が止まるなどの前例はありません。

 

(にがり:塩化マグネシウムの溶液が主)

(シナモンとお酒は肝機能の障害)

他、添加物や植物の有害色素も直ちに毒性は現れず、

ある程度の量が増えて病状が出るケースが多いです。

なので、紅麹も量により毒性が生じる程度かも知れず、

その場合は個人の判断に一任されそうです。

そもそも、全ての食品には適量や許容量があり、

度が過ぎると何かの健康被害が必ず出てきます。

 

よって、医薬品のように用法・用量を間違わない限り、

 

今回のサプリでも大きな被害が出るとは考えられません。

実際、お酒やシナモンはスーパーでも普通に売られており、

紅麹が含まれる製品についても同じ対応で良いはずです。


6.《鮮度や保存の関係》                      

上記で、ミニトマトや火の通っていない肉や魚介は

鮮度が落ちて食中毒が出やすい食品となりますが、

消費期限を守り適切に調理すれば特に問題ありませんね。

中で、弁当に使うミニトマトは緑のヘタが腐敗しやすいので

調理の際に取ってしまえば危険性は消えるそうです。

 

 

小林製薬が当該のロットから見つけたプベルル酸とは

 

青カビに含まれる成分との話です。

 

毒性のあるカビではありますが、腎臓に害を及ぼすかどうか

 

今のところ明らかになっていません。

 

しかし、元から青カビが食品に混入するのは至って普通で

 

誰もが知らぬ間に食べてますよね。

 

そのため、青カビのロットだけで死者が出たとも考えにくく、

 

やはり原因は他にあると見るのが適切かと思われます。

 


普通に売られてるナッツにも紅麹と同様にカビ毒が存在し

こっちも方は腎機能の危険性が指摘されています。

実際、その毒性はカビの中で最強と言われており、

発がん性もあるのですが問題にはなっていませんね。

何故なら、長期間の摂取で被害の可能性があるものの

製品の鮮度さえ保てば特に支障ないからです。

 

ならば、プベルル酸も長期じゃないと被害の可能性は低く

 

該当するロットだけで死者が出るとは決して思えません。

 

(ロットの製品数は約1万)

カビの毒性が極めて強いナッツでも被害の報告がないのに、

ここに限って深刻な被害が集中するのは実に不可解ですね。


7.《何故、ナットウキナーゼ?》          

今回、『ナットウキナーゼ血液さらさら粒ゴールド』との製品も

 

紅麹が含まれる理由で同時に回収されています。

ナットウキナーゼには血流を改善する効果が認められており

 

昨今は実に世界中で大きな注目を浴びているのです。

 

既出の通り、紅麹には悪玉コレステロールの抑制が見込まれ

 

さらに血圧を下げる効果も確認されています。

 

逆に腎臓には高血圧や悪玉コレステロールが害となるので

 

むしろプラスに作用するはずなのです。


これで、当該ロットのペブルル酸に腎臓への害がなければ、

もう他に原因を見つける手立てはなくなりそうですね。



8.《腎臓を傷つける謎の存在?》     

再確認すべきは、小林製薬の紅麹サプリと腎臓の障害に

 

因果関係は見つかっていない、との点です。

 

被害とは言っても、紅麹サプリを飲んでいる人の中で

 

一定数に腎臓の障害が確認されただけに過ぎません。

 

よって、一定数の人たちが自覚する被害を認めるならば、

サプリの成分に限らず使用者の生活習慣の中で

何か他に腎臓を傷つける因子を探すべきでしょう。

食習慣ではアルコールや動物たん白の摂り過ぎ、

単純にストレス自体も大きな要因となります。

また、カフェイン効果で腎臓への負担が増える他、

水分や塩分の摂り過ぎ、野菜のカリウム不足、

高血圧や心肺機能の衰え(心筋炎、心不全)なども

腎臓の健康に悪影響を及ぼします。

他、腎臓の毛細血管が損傷する血栓症や動脈硬化

糖尿病なども大きな因子です。

 

報告では健常者にも被害が見られるとの話ですが、

元から腎臓の損傷も原因となる持病の存在も

本人が気付かない例は珍しくありません。

 

知っての通り、近年は謎の急病や突然死が多発しており、

 

知らず知らずに重病を隠し持ってる場合もあり得るのです。

 


9.《判断するにはまだ早い》                  

 

個人的に、根拠のない単なる憶測だけでメーカーが叩かれ

 

いたずらに人々が混乱する現状に大きな違和感を覚えます。

 

既にテレビは鬼の首を刈ったかのように大袈裟に騒ぎ立て、

 

被害を断定するかのようなテロップや証言で恐怖を煽り、

 

世論を一方向に誘導している状況です。

 

当の小林製薬は早くも謝罪して賠償を支払う所存でおり、

 

何か不当な暴力の生贄にされているようにしか見えません。

 

これで会社の経営が傾いて外資系に買収されるでもしたら、

 

国にとっても国民にとっても大きな損失になり得ます。

 


現状、紅麹に該当する商品を扱う多くのメーカーや小売店、

これらの使用者なども大きな迷惑を被っています。

そんな中、得をしてるのはマスコミと自民党くらいでしょうか?

紅麹が目立つほど自民党の裏金問題が目立たなくなり、

同時にマスコミの仕事と広告の収益が増えますよね。

さらに後、紅麹そのものが排除される形になったら、

別な理由で喜ぶ者も出てくるはずです。

それで何らかの利益を得る者さえいたら…。




今回、日大医学部に被害の可能性を告げられた小林製薬が

2ヶ月も公表しなかった点に批難の声が出ています。

考えてみれば当然の判断です。

何故なら、サプリの可能性は医学部の独断に過ぎません。

通常、受診の患者から腎臓の障害が見つかった場合、

それが生活習慣ではなく健康食品の仕業と判断するなど

医師の立場としては有り得ないと思うのです。
 

何せ、健康食品のサプリでここまで大騒ぎになった例は

 

過去に存在しないのですから…。

 


10.《過去の歴史を振り返ってみよう》       

紅麹は昔から普通に食べられてきた伝統食品であり、

今のように日本で警戒されるのは初めてとなります。

反面、過去に何度も警戒された事例がある場合は

これにて販売を禁止する処置が適切となるでしょう。

 

今回のように、僅かな期間の僅かな症例が出ただけで

 

これほどメーカーが打ちのめされるのは常軌を逸してます。



その点、ワクチン接種に関しては過去に薬害の事例が

膨大に報告されてきました。

しかし、直近のコロナワクチンで被害が報告された際、

企業も政府もメディアも全く触れず放置し続けたのです。

しかも、これら被害を虚偽や陰謀論と疑う声が以外に多く、

担当大臣の河野氏でさえデマ呼ばわりしていました。

 

そんな放置プレイで被害の規模が巨大に膨れ上がって、

各国からの研究や論文で因果関係が証明された今では、

もう既に収拾が付かない事態に陥ってしまった訳です。

その証拠にワクチンの始まった2021年から昨今まで、

国内外で謎の体調不良で悩む声が広がっていますが、

この一部として腎臓の障害も大量に報告されています。

ならば、患者の腎臓に異変を見つけた日大の医学部も

サプリよりワクチンを先に疑うのが筋となりませんか?


これに関係し、ネットから驚きの報告がありました。

実にサプリを疑う医師がワクチン製造のアストラゼネカに

多額を献上されていたとの案の定な情報です。

同様に製薬企業から謝礼金を得ていた医師は多く

彼らがワクチンを否定できないのも当然の話ですね。
 


11.《腎臓を壊す主犯Xを探せ》            
 

疑惑で真っ只中のコロナワクチンでも製造元のファイザーから

腎臓障害の報告が数多く出ております。

 

同様に多くの医師や学者が患者の腎臓に異変を見つけ

 

その原因が今やワクチンだと確信している状況なのです。


(米国フロリダ州では、コロナワクチンを毒物指定)


また、サプリの当該ロットが出た2022年はコロナワクチンの

 

ブースター接種が大々的に繰り返された時期でもあります。

 

(ワクチンでの腎臓障害が増加したタイミングでもある)

 

従って、サプリとワクチン接種との関係も指摘すべきであり、

先ずは接種と未接種での差を調べなければいけません。

また、腎臓に障害が及ぶ原因は他にも色々とあるので

これらに日々の体調や生活習慣との関係性も加味して、

よりフラットな視点で総合的に原因を探るべきかと思います。


ペブルル酸に疑いがあるならば、検出したもの基準に

その毒性を人体に換算して判断する必要性があります。

 

マウス実験では1gの注射で投与した5匹の全てが死んだ、

 

とされますが、こんな膨大な量なら猛毒レベルですね。

 

実際に人がサプリを飲んでもμg程度の微小な量と考えられ、

 

恐らく1袋を丸ごと飲んでも腹を壊す程度かと思います。

 

また、青カビならば外から混入する意外に考えられないので

 

その危険性は小林製薬だけでなく全ての食品メーカーと

 

製造される全ての食品が対象になります。

 

よって、これで小林製薬とサプリだけを取り締まる方向ならば、

今回の騒ぎが真っ赤なデマだと明らかとなるでしょうね。

つまり、真犯人は青カビじゃなく人間となるのです。

 

 

12.《本当の犯人は誰だ?》        

 

ラストを前に少し酷な話をするのでご了承ください。

 

個人的に今回の騒動に関して腎臓に被害を受けた人々にも

 

問題の一環があると感じています。

 

ズバリ、自分の不手際や肉体の弱さに目を向けないからです。

 

 

既出の通り、コロナ禍を経て人々の体が脆弱になったのは

 

明らかですね。

 

帯状疱疹やインフルが流行るのは、ウイルスのせいじゃなく

 

人々の免疫力が弱いからに他なりません。

 

また、サプリに腎臓を壊す何かが本当に含まれていたとしても

 

その有害物を無力化して排出する人体の機能が正常ならば、

 

病気には至らないのです。

 

事実、免疫不全になると些細な毒素で簡単に病気が発症し

 

時に呆気なく命を落とす例もあります。

 

コロナの死亡が高齢者に集中したのも免疫力が原因です。

 

今回、腎臓を壊して亡くなった被害者5名は70~90歳であり、

 

仮に元気な若者だったら無症状だったでしょう。

 

いえ、ワクチンさえ拒否していたら何事もなかったと思います。

 

その点、たたでさえ体が弱い高齢者が猛毒を射ち込まれ

 

大切な体と心を破壊されてしまったのは非常に気の毒です。

 

 

今回の件で本当に悪いのは、小林製薬でも紅麹サプリでも

 

青カビでもなく、ズバリ他人の人生を壊して利益を得ている

 

一部の連中に他なりません。

 

むしろ、小林製薬とサプリは被害者として守られる立場であり、

 

我々は背後にいる真の黒幕にこそ刃を向けるべきなんです。

 

今のように不謹慎な報道と周囲の雑音に惑わされるのは、

 

そろそろヤメにしましょう。



13.《魔女狩りの被害は人だけじゃない?》

今回の件で、良い物が逆にジャマ扱いされるような

過去の事案が脳裏に浮かんできます。

例えば、人体に不可欠な塩分と高血圧の危機を煽り、

逆に健康被害が出ている現実をご存知でしょうか?

同様に人体に必要なコレステロール※が悪者にされ、

それが様々な病気を引き起こしている点も含め、

この手の魔女狩りは決して珍しくないのです。

(※:ホルモンの生産や血管の健康維持に不可欠)


実は2023年のダボス会議で、鶏卵を有害食品として

人々が常食するのを止めさせる必要について

強くアピールされた事実があります。

実際、この年はアメリカや日本で鶏インフルが流行し、

膨大な数の鶏が殺処分の被害に遭いました。

同時に鶏舎で謎の火災も多発して、日米を合わせ

大量の鶏が丸焼けとなった事実もあるのです。

他、豚舎での火災も頻発して多くの豚も丸焼きとなり、

牛の殺処分に国から助成金が出る政策と合わせて、

非常に不穏な空気が漂っております。

この背景に脱炭素で家畜が目の敵にされる風潮もあり、

全てが意図して行われている可能性が見えてくるのです。


14.《ウソとマコトの逆転を見逃すな!》  

現在、紅麹サプリ以外でも、日本酒や甘酒や味噌など

いずれも日本が誇る健康食品の回収が相次いでいます。

これらは癌の予防やワクチン毒の中和に効果が見込まれ、

各国で注目されている現実にも目を向けるべきです。

今後、体に良い食品やサプリが続々と叩かれる可能性も

同時に考慮すべきでしょう。


現実世界には、善人と言われる者が実は悪人であり、

逆に危険とされる物に大きな価値が隠されているなど、

いわゆる光と闇の反転が意外に多く見られます。

つまり、体に良いと聞いて食べると逆に病気となり、

良い物なのに悪いと聞いて嫌いになったりすると、

自らを救うチャンスを失う可能性もある訳です。

よって、今回の騒動も後で良き教訓になるとしたら、

我々にとっては結果オーライかも知れません。

とにかく、今は本当の意味での真相究明が待たれますね。