【ドラマ】VIVANT ブラックファミリアの名言 | 始まりはアドラー心理学

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【ドラマ】  VIVANT  

 ブラックファミリアの名言   

 

TBSで放送された夏のドラマ『VIVAN~ヴィバン』は、

非常に見応えがありました。

詳しく語るとネタバレするので、ドラマの中心キャスト

ノゴーン・ベキの長セリフだけ以下に紹介します左下矢印

 

《ノゴーン・ベキの名言》            

「我々は嫌というほど経験してきたはずだ

殺し合い、憎しみ合い

数え切れないほどの大事なものを失った

争いは何一つ生まないと誰もが気付かされた

だが、紛争の後、

おまえたちは苦しむ民に手を差し伸べなかった

そればかりか、金を持つ者だけを優遇し

さらに金を求め続けた

人間の欲望にはキリがない

愚かな生き物だ

今や世界中がそうだ

誰もが自分のことばかりを考え

持つ者と持たざる者との間に

大きな分断が生まれた

日本そうだ

だが、日本では古くから

ありとあらゆるものに神は宿っていると考えられてきた

神は一つではないという考えがあることで

相手の宗教にも理解を示し

違いも超えて結婚もする

日本には考えの違う相手を尊重する美徳がある

これからバルカは宗教・民族の違いを

争いの火種には二度としない

(バルカ:バルカ共和国

劇中に登場するモンゴルに隣接した小国)

国の富を公平に分け、

お互いの宗教・民族を尊重する国になっていく

そんなことは不可能だと人はいうだろう

だが、決して諦めない

我々の小さな一歩は子どもたちへ

さらにその次の世代へと受け継がれていく

相手を敬い、分かち合うことの素晴らしさを、

この国に根付かせる

それは、いずれこの国の文化となり

歴史となっていくんだ

この小さな一歩は

新しいバルカを築くための偉大な一歩となる

私は、そのために今までやってきたんだ」


 

以上、ウクライナやイスラエルで戦争を進める連中に

耳の穴をかっぽじって聞かせてやりたいですね。

後、日本の政治家、メディアや大企業の幹部や株主にも…。

「日本には考えの違う相手を尊重する美徳がある」、

「国の富を公平に分け…」
とベキ(役所広司)が言ってますよ。

さらに、「相手を敬い、分かち合うことの素晴らしさ」

 

根付かせるのは全ての日本人にとって大きな課題です。

 

読売テレビで秋のドラマ『ブラックファミリア』でも

永遠の女優の卵(?)が語る意味深なセリフがありました。

以下をご覧ください左下矢印

 

《新堂梨里杏の名言》             

「悪に屈し悪を受け入れた者は悪の一部となる

悪に対して無力な者は悪に加担しているのと等しい

闇は闇で消し去ることはできない

光だけがそれを可能にする

憎しみは憎しみで消し去ることはできない

愛だけがそれを可能にする」


 

これは、誰にとっても痛烈な教訓と言えます。

単純に、「見て見ぬ振りするな!」、「逃げずに戦え!」、

って意味に取れますね。

憎しみ~に対する部分はベキのセリフとも重なります。

考えの違う相手でも、憎まずに尊重して、

自分を憎む相手をも敬い、光と愛で応える…、

って合わせたら何かピンと来ますね。

何か、イエス・キリストの博愛主義みたいですが、

これが成せたら我々は無敵になれるでしょう。

いえ、少なくとも自分だけなら必ずできます。

1人の力で世界は変わらなくても、自分が変われば、

家族や友人たちと何か分かち合える部分が必ずあるはずです。

もしかしたら、その小さな一歩は、新しい日本を築くための

偉大な一歩となる、かも知れませんペン