ウクライナの悲劇 | 始まりはアドラー心理学

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そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

2022.4.18現在、ウクライナ危機でのロシア制裁により、

我々の生活にも様々な悪影響が肌で感じられる状況です。

現状、民間人の虐殺で罪を追及されているロシアですが、

ほぼ全てが濡れ衣である可能性が明確化してきました。

元来、住人の虐殺や拷問やレイプなどは全て規律違反であり、

実行犯は自軍から厳しい裁きを受けるのが通例となっています。

さらに、自分の罪で自国の立場が危うくなる事を考えれば、

暴れたくてもガマンするのが普通なのです。

しかし、これだけ問題になりながら暴挙は止まりませんガーン

それは、実行犯が絶対に裁かれない立場にいる証拠といえます。

つまり、犯人は他にいたのです。

軍規や罰が無関係なアウトロー集団がウクライナ内部に…。

 

・ナチスの血を継ぐ者たち

ズバリ虐殺の犯人は、ネオナチと呼ばれる差別主義者たちと

関連する極右の過激派や金で動く暴力団体に他なりません。

欧米を中継にする日本のテレビでは報じられませんが、

ウクライナには、特定の民族を国内から排除しようとする

複数の暴力的な組織が存在します。

中で最も悪名が高いのは、現在の激戦区マリウポリが本拠地の

アゾフ大隊(連隊)という戦闘集団です。

その他、右派セクターやC14など、ネオナチ思想の武装集団が

政府に認められ、国会や国軍や警察での権限や任務を与えられ、

国全体が過激な民族主義で一色に染められた状態だったのです。

 


ネオナチの武装集団右上矢印
 

・裏が表の犯罪社会

警察が差別主義ならば、差別する側の犯罪が取り締まられず、

必然的に国内の治安は悪化します。

そのためロシア派の多い東部で、殺人やリンチや誘拐など、

住民への暴力が放置され、悪党の無法地帯となっていました。

 
ロシア派を弾圧するアゾフの兵士右上矢印

同じく、ナチスの流れを組む連中が軍部に浸透しているだけに、

国内には生物化学兵器の施設(アメリカ関与)が散乱しており、

誘拐された人々が実験台にされていた疑いも出ています。

実際、マリウポリやチェルノブイリ付近で地下施設が見つかり、

多くの子どもがロシア兵に救出された事が伝えられていました。

誠に信じがたい話ですが、以上の様々な犯罪を取り締まる事も

プーチンが軍を送った理由の一つだったようです。

 
・反ロシアの台頭

1991年のソ連解体により、今のウクライナが誕生しました。

元来、ウクライナはロシアと隣接する古くからの兄弟であり、

国内では2つの民族が共存共栄していたのですが、

2004年のオレンジ革命から両者の間に大きな亀裂が入ります。

ここから、EUの西側諸国との関係を深めようとする勢力と

ロシアとの関係を維持しようとする勢力との対立が加熱して、

結果として国民の立場が真っ二つに分断されてしまったのです。

 


反ロシア派のデモ行進右上矢印
 

(オレンジ革命:後に欧米側の画策だった事が判明、

国内を反ロシア一色にして、ウクライナを欧米の管理下に置く、

という政治的な侵略)

 

・ロシア派の弾圧

反ロシア思想は西欧に近いウクライナ西部で大きく広がり、

ロシア系の多い東部に大きな圧力を及ぼしました。

そんな中、2013年に武力によるクーデター※が勃発し、

反ロシア派が力づくでロシア派の政権を転覆させます。

(※マイダン革命~アメリカが関与)

その際に反ロシア派が東部ドンバスの民兵団と衝突して、

以降8年間もの長く酷しい内戦が幕を開けたのです。

 

当時、ロシア系の国民に対しての弾圧や暴力行為が多発し、

南部のオデッサでは、ウクライナ系の人たちが建物に火をつけて

ロシア系の人たちを虐殺、という恐ろしい事件が起こりました。

後にいうオデッサの悲劇です。

同じ頃、東部のドンバス地域でも酷い虐待や虐殺が連発して、

罪のない多くの庶民が被害を受けました(ドンバスの悲劇)。

後に一連の犯行が「ロシア人を抹殺せよ」とのスローガンを

掲げる過激な民族主義の武装集団だった事が判明します。

その犯人こそ、今ロシアと戦うマリウポリのアゾフ大隊です。

 

流血に耐性のある方、惨劇から目を背けたくない方は、

ダックダックゴーを使って検索してみて良いかも知れません。

 

 


「ドンバスの悲劇」、「オデッサの悲劇」と入力すれば、

目を覆いたくなる画像が大量に出てきます。

僕は見てしまってから後悔しましたが…。

 

・クリミアの併合

問題の2014年は、ロシアに強行された国民投票の結果、

賛成が9割を超えクリミアがウクライナから分割された年です。

人々がロシアの誘いに乗ってウクライナから離れた理由とは、

まさにアゾフ大隊の虐殺から逃れるために他なりません。

 

2014年は、マレーシア航空機が撃墜された事件もありました。

あの時、欧米側は「ロシアの犯行だ」と批難しましたが、

後になってウクライナ軍の仕業※だった事がバレております。

(※偽旗作戦~自作自演の罪を他人に被せる)

まさに、当時はウクライナの闇が姿を現した頃だったのです。

ウクライナと欧米がロシアに濡れ衣を着せようとした点も

現在の状況と同じですね。

 

・ロシア派の反撃

以前よりアゾフ大隊の暴挙が頻発していた東部のドンバスでは、

人々を守るための自警団が作られ、後にルガンスクとドネツクで

2つの自治国家※が誕生しました。

(※2つの人民共和国)

2014年より以降、東部ではアゾフ大隊の無差別攻撃により、

約14000もの人々が尊い命を奪われておりますが、

これが西側メディアで報じられる事はありませんでした。

そして2022年の2月24日、アゾフ大隊を含むウクライナ軍が、

ドンバスに集結して大規模な軍事攻撃を用意していた時、

ロシア軍のミサイルが80ものウクライナの軍施設を破壊し、

北京五輪を終えたばかりの世界に衝撃が走ります。

直後、プーチンが隣国の暴挙を終わらせるために軍を送り、

東部ドンバスで歓喜の声が響き渡ったのです。




・ロシアの派兵はドンバスの悲願

8年もの長い間、東部の人たちが酷い暴力や虐待を受け

14000人もの死者が出ていた状況をロシア国民は知っています。

しかし、隣国のロシアやプーチンが介入するのは許されません。

できる事といえば、外交の話し合いで中止を求めたり、

この酷い状況を各国の人々に訴えるくらいしかなかったのです。

 

例えば、日本が解体されて東国と西国に分断されたとして、

関西の人々が8年もリンチや虐殺の被害を受けていたら、

東日本の人々は何を思うでしょうか?

ウクライナ東部とロシアの人々は、そんな状況にあった訳です。

これぞ、プーチンの支持率が80%を超えた理由でもあり、

ルール違反の軍事作戦を決行した意味でもあったのです。

 

他国に軍を送って多くの若者(兵士)を死なせるプーチンが

国際的に批難されるのは仕方ないと思います。

しかし、これを人道的に見れば、敵討ちと同じであり、

 

人の心をなくした鬼たちの討伐でもある訳です。

この辺を理解する国々がプーチンとロシアを批難しない事も

人の心情としては仕方ないと思われます。

 

・排除されるネオナチの若者たち

現状、ロシア軍はウクライナの兵士に対して投降を勧めており、

応じた捕虜たちを手厚く保護しているようです。

 

 


ロシア軍の目的は、犯罪を指示した上層部の連中を逮捕する事で

余計な殺りくは望んでいないのです。

しかし、プーチンは「反ロシアに染まった上官に降伏は困難、

結果的に多くの兵士を殺す事になるだろう」ともいっています。

つまり、ネオナチ系の武装集団は投降する者を除いて、

全滅させるしかないという事です。

 

・犯行を自供する兵士

捕虜になったウクライナ兵の中には、今回の紛争への理解がなく

自軍が戦っている理由さえ、知らなかった者もいるそうです。

さらに、マリウポリの劇場を占拠した兵士たちが逃げる際に

建物を破壊して内部の市民を殺害した事を

白状する捕虜も現れています。

 

 


彼らは、多くの民間人を監禁して人質に取って盾とし、

そこを拠点としてロシア軍と戦っていたとの事です。

恐らく、逃げる際に人質を殺したのは上官からの命令で

ロシアに罪を被せるためだったのでしょう。

恐らく、以上のように自供する捕虜が続出する状況から、

これから彼らの策略が大きく明るみになるはずです。

 

・悲しき浮世の鬼たち

男性ならば「誰かをブッ飛ばしたい」、「女を襲いたい」、

なんて衝動を抱いた経験が誰にでも少しはあるでしょう。

これらの闘争心や攻撃性は、オスとしての本能であり、

人間が野獣と同じ習性を持っている証拠といえます。

この、生まれながらの本能が利用されたのです。

 

アゾフの若者たちは、多くが幼い頃から反ロシア教育を受け、

平気で虐殺を決行できる殺人マシンとして育てられています。

その根幹となるのが、「我々は選ばれた崇高な精鋭たちだ、

劣った邪悪な民族(ロシア人)を排除するのが我らの使命」、

などと掲げるネオナチの思想です。

ある意味、オウム真理教のポア※に近くないですか?

(※放って置くと罪を犯す凡人は殺して救ってやった方がいい、

という恐ろしい理屈)

このように何か大義があると、人は平気で残酷になれるのです。

 

・自らアゾフに加わる鬼たち

ネオナチ組織は、暴れたがってるヤンチャな若者や

即戦力の傭兵などを世界中からリクルートしているそうです。

仮に、殺りくやリンチやレイプのヤリたい放題で

生活と給料と安全が保証されるヤバい求人を募集したら

それなりの悪漢※たちが世界中から集まってくるでしょう。

(※いわゆる、良心のないサイコパスは人口の1%も存在する)

上記の通りウクライナでは、ネオナチ組織が起こした事件で

警察は動きません(グルだから)。

そんな犯罪天国に、血気が盛んな若者たちが集まって、

ナチス教育を施されたら何が起きても不思議ではありません。

 

・ゼレンスキーは悲劇のヒーロー?

元は喜劇俳優だったゼレンスキー大統領ですが、

就任した当時はネオナチを排除する意向でいました。

これを、プーチンと2か国の大統領に約束までしたのですが、

後になって裏切ってネオナチと同じ陣営に加わったのです。

背景に、彼の当選を援助したウクライナのオリガルヒ(財閥)が

ネオナチの支援者だった事実があります。

結果、大統領が残酷な犯罪者を指揮する最高責任者となり、

暴挙を取り締まる秩序は国内から消滅したのです。


 Tシャツのマークはナチス(ドイツ)の鉄十字右上矢印


・本当の黒幕とは?

現在、西側の各国がウクライナ軍に兵器を次々と送り込み、

戦火に油を注ぐかのように殺し合いを後押しして、

戦争を利用した金儲けで夢中になっております。

つまり、この戦いで最も得をしてるのは彼らであり、

そこから真の黒幕と目的が明らかになってきた訳です。


アメリカCIAが、ネオナチに資金面と教育面で支援をして、

国内の分断と争いを根元から操作していた事も既に明白です。

また、これらを隠して、全ての責任をロシアに擦り付けて、

彼らに楯突くプーチンを表舞台から消し去ろうとしている事も

既に世界中にバレてしまいました。

即ち、本当に制裁すべき国は、ロシアでもウクライナでもなく、

アメリカ(イギリスとドイツも)だったという事です。
 

しかし、表面で悪事を尽くす人々は全て単なる駒に過ぎません。

いわば、英米もウクライナも巨大な黒幕の道具に過ぎず、

プーチンもゼレンスキーもバイデンや岸田首相までも、

巨悪の手の平で踊らされる人形と同じ扱いなんです。

結果、ウクライナ西部や東部ドンバスやマリウポリの住人たち、

戦う事を法的に強制された18~60歳のウクライナ男性、

ロシア軍の若い兵士たち、アゾフなど様々な部隊の若者たち、

誘拐されて地下に閉じ込められていた多くの子どもたちなど、

敵も味方もなく全ての人々が黒幕の私腹を満たすために

尊い命を使い捨てにされたのです。

 

・他人事ではない!

被害と責任は、日本人を含む世界の人々にも及んでいます。

テレビを観て、空気と感情に流されて、本当の悪を支援し、

守るべき大切な仲間たちを制裁し、自らの生活を圧迫し、

それでいて疑問どころか、違和感さえ抱かないのです。

 

恐らく、ウクライナ軍の敗退は時間の問題かと予想されます。

つまり、彼らを支援する側が大きな代償を払う瞬間が

刻一刻と気付いているのです。

日本人は、依然としてコロナ禍と物価高の渦中にあり、

これから訪れる経済と生活と生命の悲劇を前に

大きな二択を迫られる立場に置かれ…、

…なんて恐怖の予言はヤメましょう。

 
さて、暦では桜の咲く季節が訪れてはいますが、


それより、早く本当の春が来たら嬉しいですね…ペン