アドラー心理学から始めよう~人生の課題と幸せについて | 始まりはアドラー心理学

始まりはアドラー心理学

より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

早い物で既に2019年ですあけおめ
今年は平成が終わり、新しい元号が始まります。
何か良い事が起きそうな予感がするのは、
僕だけではないはずです。
色々と不安は多いですが、新しい時代に希望を馳せましょう愛犬に夢語る人

今回は新年の初投稿という事もあり、
僕自身の初心表明的な内容となります。
昨年は、共感に関して考える機会が色々とありました。
共感とは、人間同士が同じ喜びや悲しみを
互いに共有し合う事を意味します。
もっと簡単にいえば、他人と解り合うという事ですね。
その際に気付いたのが、他人の立場になって考える事の重要性です。
誰もが知ってる当たり前の教訓ですが、
それが高いレベルで実践出来てる人は、
かなり少数ではないでしょうか??
僕自身、今まで「自分は大丈夫だ2」という自負がありましたが、
実は未だ発展途上にあったという現実を
この歳になって気付かされました汗
しかし、それは嬉しい事でもあります。
今以上の幸せに至れる新たな可能性が見付かった訳ですから…キラキラ

相手の立場になって考えていると、
とある事が一層と強く感じられるようになります。
それは、「人は皆同じ」と「人それぞれ違う」という2つについてです。 
簡単にいえば、我々が行き着く先は同じであり、
そこに至る道が無数に存在しているという事です。
人間が生きる目的は、大きく1つに集約されます。
それは、幸せになる(幸せでいる)事に他なりません虹
一重に幸せになるといっても、そこに至る方法は色々あります。
どんな方法を選ぶかは、100%個人の自由です。
我々は、各々が自身の経験から様々な事を学び、
これらを生きる道具として利用しながら、
自分ならではのスタイルで幸せに成ろうとしています。
正否や成否などは問いません。
どんなに失敗しようが、長く時間が掛かろうが、
自分が選ぶ道を進めばいいんです歩く

幸せになるためには、様々な課題を果たさねばなりません本本
課題とは、より良く、より快適で、
より楽しい日々を送るための方法を知る事と
これらから自身を遠ざけている障害を取り除く事をいいます。
もし、今の自身が幸せと思えないのであれば、
それは果たすべき課題がある証拠です。
反対に自身を幸せと思える人は、
それなりに課題を果たした結果といえます登場
しかし、今の幸せが最高という訳ではありません。
何故なら、課題は次々と出てきます。
これらを順に果たし続けてきた人間であれば、誰もが気付くはずです。
人生は、今が最も幸せであると…虹
これは、実に喜ぶべき事です。
何故なら、未来はもっと幸せという事になりますからね。
これぞ、人間にとって最大の希望といえるかも知れません流れ星

人間が同じゴールを目指しているのであれば、
それに関する課題も共通した物になります。
人間が幸せになろうとする限り、
その課題は誰に対しても必ず訪れるのです。
これら課題の難易度は様々で、
それに対する向き不向きにも、大きく個人差があります。
時に、ある人が未成年で果たせた課題を、
別の人が中年になっても果たせないでいる例も珍しくありませんガーン
中には、多くの人が果たせぬままで

人生を終えるような高難度の課題も多数ありますあせるあせる
これら共通課題の達成率は人それぞれですが、
それを持って人間を優劣に分類する事は全く無意味です。 
誰だって、出来る事と出来ない事があり、
出来るようになるまでの時間にも大きな個人差があります。
例え、子供でも出来る事が出来ないとしても、
批難したり卑下したりする必要はありませんぐぅ~。
いつ、どこで、どの課題を果たすかは、あくまで個人の自由であり、
同様に、果たすか果たさないか、の選択も

100%当人に任されています。
つまり、誰もが自分の人生を自分で決める権利を持っている訳です。
よって、自身に訪れた結果に対しては、
100%受け容れなければなりません。
それを、幸せとして喜ぶのも、不幸として嘆くのも、
100%自身が決める事ですピース!

アドラー心理学には、あらゆる人間が持つ意識的課題を果たすために必要な要素が全て含まれています星星星
ある意味、人生の手引き書であり、人間完成の教科書でもあり、
さらには人間心理の取り扱い説明書ともいえるでしょうBOOK
それが、今我々の前に提示されているのです。
学ぶ、学ばないは、あくまで個人の自己決定によりますが、
僕自身としては、より多くの方々が学ぶという道を選ぶ事を
心から願っていますy’s

ただ、快適に生きるだけであれば、
アドラー心理学を理解するだけで十分ですが、
それ以外にも素晴らしいノウハウは色々あります。
何しろ、アドラー心理学が現れてから
既に百年以上も経過している訳です砂時計
今や脳科学や認知心理学などの進歩により、

人間心理の仕組みや構造が、我々のような一般人でも
簡単に理解出来る状況が訪れています。
僕自身、認知心理学との出会いも、また強烈でした衝撃
ここから学んだのは、
人間という生き物の弱さと愚かさ、そして儚さについてです。
結果、自身を含む全ての人々に対する慈愛が、
より一層と深まりました愛
アドラー心理学だけで今の境地を得る事は不可能だったと思います。
何でも貪欲に学ぶ事の大切さを、改めて思い知った次第です。

僕はアドラー心理学の熱心な信奉者ですが、
そのスタイルのみを貫く事を良しとは思っていません。
当ブログの目的は、アドラー心理学という型を継承する事ではなく、
そのノウハウを解りやすく変換したり、
さらに他のノウハウと関連させたりして、
より一層と便利なツールを作成する事にあります歯車スパナあたふた
実は、これこそがアドラーの望む未来なのです。
彼は、自身が作り上げたノウハウが、
社会のコモンセンス(共通認識~常識)となる事を願っていましたあたりまえ
生前、アドラーは以下のように語っています。
「私の名前を誰も思い出さない時がくるかも知れない。
アドラー派が存在した事すら忘れ去られてしまうかも知れない。
それでも構わない。心理学の分野で働く全ての人が
私たちと共に学んだかのように、行動する事になるだろうから…」。
大切なのは、名前や派閥やカテゴリーではなく、中身という事ですね。
実際、アドラー心理学は、後世の心理学者やメンターらに
多大なる影響を与えています。
中には、アドラー心理学的な理論を
自身が作り出したかのように発表して、
名声を受けている人も少なくないようです。
でも、アドラーは「それで構わないOK」といっています。
彼を動かしていたエネルギーとは、
まさに共同体感覚そのものだったのでしょう。
目指すは、自身を含む全ての人々の幸せ人人幸人人
それだけだったのです。

人間が幸せになるために、特定の型に填まる必要はありません。
「使えるはこ幸せ」と思う物ならば何でも貪欲に、
自身の一部として取り込んでしまえば良いのです。
何故なら、フロイトやユング、アドラーらが作り上げた理論には、
先人や同時代の同志からの様々なエッセンスが内包されています。
その他、仏陀や孔子、ソクラテスやニーチェなども同じく、
当時の社会から様々な学びや協力を受けていた訳です。
我々が、これらを1つの学問というカテゴリーとして
丸覚えする必要などありません。
やるべきは、彼らと同じように様々な物から学び、
自分ならではの便利なスタイルを作る事だけです。
自分だけのノウハウならば、
理論として形にしたり、それを世に問う必要はありません。
ただ、自分が幸せに生きるために、
自分が好きなように活用すれば、それだけで十分ですOK

世の中には、僕みたいに自身のスタイルを文章という形にして
他人に伝えているような物好きも大勢います。
中には、本という形で出版し、それが大当たりして
世間に名を成している人も少なくないはずですそっか
きっと願いは同じでしょう。
やはり、自分が幸せだと思う事は、他人にも伝えたいのです。
誰にとっても同じ幸せを、皆で共有したいのです。
もし、同じような気持ちがあるのならば、
皆さんも誰かに伝えてみたらどうでしょうか??
別に文章にする必要などありません。
ただ、家族や周囲の仲間との会話の中で、
自然な言葉として発するだけで十分だと思います。
また、何も語らずとも、行動で示す事だって出来ます。
つまり、背中で語るという事ですねうさぎ

当ブログにおいては、僕自身が「使える」と判断したノウハウを、
今後もコツコツと掲載していきたいと思いますペン
皆さんが人生の課題を果たす際に何かしらのヒントになれば
それだけで満足ですOK