7.【楽しむ才能が生み出すもの】 | 始まりはアドラー心理学

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より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

前回に、成功者と、そうでない人の差は、
物事を『楽しむ才能』にあると述べました。
才能とはいっても、必ずしも生まれ持った資質とは限りません。
やりたい事や好きな事に携わる最中で、
意欲と行動に良い循環が作られ、
それに連れて、物事を楽しむ感度が増していくのですアップ
よって、楽しむ才能も、努力する才能と同じく、
先天的要素と後天的要素
が合わさって形作られているといえます。
であれば、より好きな事に励み、やりたい事に打ち込めば、
より楽しむ才能が開花し、人生そのものが光輝いてくるはずですキラキラ

あらゆる分野の第一人者や成功者が、
そうでない人に比べて幸せなのは間違いないでしょう音譜
その幸せには、成功者になったという達成感も含まれますが、
それよりも、自分の願望と行動が一致する事による充実感の方が
遥かに重要だと思います。

我々は、様々な事に携わりながら日々を過ごしています。
通学、通勤、勉強、仕事、家事や育児、人付き合い、行事参加、
趣味やサークル活動など、休む暇もありません。
この中でも、仕事、家事や育児、
人付き合いにストレスを感じる人は多いのではないでしょうかはてなマーク
何故なら、楽しくないからです。 

仕事や家事を楽しいと感じる人は少数派だと思います。
これらは、多くの人にとって『やりたい事』ではなく、
『やらざるを得ない事になります。
「やらざるを得ない」とは、つまり「やりたくない」と同じです。
もちろん、『やりたくない事』に意欲が湧くはずはありません。
あるのは、多忙感や疲労感と『やらされている感』だけトボトボ
自らの意思で「やっている歩く」のとは、大違いです。

やりたい事をやれていると、日々が充実し、精神が安定します。
これは、幸せに他なりません。
やりたくない事ばかりやっている人ははてなマーク
もはや、いうまでもありませんね。

この世の中で、自分の仕事を『天職』と感じている人が、
極僅かなのは間違いありません。
つまり、その極僅かの中に成功者がいるのです。
彼らと我々の違いは、やりたい事をやっているか、やれていないか、
ただ、それだけだと思います。

成功者といわれる人々が
幸せなのは間違いないでしょうが、
大した成功を収めなくても、幸せに成る事は出来ます。
世に認められなくても、お金が稼げなくても、
とにかく、自分の『やりたい事』をするのですぐぅ~。

次回は、やらなくてもいい事について、考えてみたいと思います。