6.【楽しむ才能】 | 始まりはアドラー心理学

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より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

人間が何かの分野で一流の腕前を身に着けたり、

何か大きな目標を達成するためには、
当然ながら努力が必要不可欠となります。
ところが、成功者たちの多くは努力した自覚がないそうです。
彼らは、やりたい事を夢中になって行い、それを楽しみながら継続し、
結果として成功の座を手にしたのですキラキラ

人間が持っている才能には、先天的な部分と
後天的に育つ部分があります。
生まれ持った才能が強い人を天才、
才能を自ら身に着けた人を秀才と呼びますが、 
それを明確には区別出来ません。
後天的な才能は、

そのために必要な行為を繰り返す事で身に着きます。
成功者たちの多くは、この後天的才能を、
努力ではなく、楽しむ事で身に着けているのです。
世の中では、努力も才能の一つだといわれますが、
本当に必要なのは、『楽しむ才能』なのではないでしょうかはてなマーク

脳科学によると、物事に興味を抱いた時や、何かを楽しんでいる時、
脳内にドーパミンというホルモンが作用するそうです。
これは、別名『やる気のホルモン』、『快楽ホルモン』とも呼ばれ、
物事に対しての好奇心・意欲・期待感
喜びの感情などを高める作用があります。
いわゆる、「楽しいhappy*」、「ワクワクする音譜」という感覚も、
まさにドーパミンによるものです。
これこそ、成功者たちが持つ『楽しむ才能』の正体といえます。

ドーパミンが効いている時、脳は強い覚醒状態となります。
解りやすくいえば、頭脳が冴え渡った状態であり、
物事に対してのパフォーマンスが大きくアップします↑↑
あらゆる感覚、集中力や学習能力も上がり、
それによって、様々な技術や知恵を身に着ける事が出来ます。

「好きこそものの上手なれ」という言葉は、
まさにドーパミン効果を表しているといえます。
誰もが好きな事には夢中になり、その実力もどんどん高くなりますUP
好きな事とは、やりたい事、楽しい事に他なりません。
つまり、好きな事に向かえば向かうほど、
やりたい事をやればやるほど、楽しむ才能も増していくのですアップ

そもそも、興味のない事、
やりたくない事をするのはストレスであり、
それを続けるには大きな努力が必要となりますあせる
このように、嫌々やっている時にはドーパミンが作用せず、
集中力も学習能力もなかなか働きません。
これでは、いくら続けても上手くならず、必死に頑張っても成功せず、
ただ苦しい思いをするだけですトボトボ

僕は思います。
やりたくない事、楽しくない事を
無理して続ける意味はあるのでしょうかはてなマーク
残念ながら、生計を立てるためならば、致し方ありません。
大体、自分の好きな事を仕事にしている人は、極僅かです。
大部分の人は、生活していくために、
やりたくない事を無理に続ける日々を送っています。
それが、成功者と、そうでない人を分ける、
大きな違いといっていいでしょう。

両者の違いは他にもあります。
この辺りは、次回に詳しく説明します。