4.【人間を嘘に導くもの】 | 始まりはアドラー心理学

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より、楽しい日々を送るために、
より、ハッピーな人生を過ごすためには、
どうすればいいのでしょうか?
そのための方法論や実践論を考えています。
ちょっと難しい内容かも知れませんが、
みなさんのお役に立てるような情報を伝えていきたいと思います。

嘘には三種類ある事は既に述べています。
一つ目は『自分をまもるための嘘』、
二つ目は『他人をまもるための嘘』、
三つ目は『他人を騙す嘘』です。
 
一つ目と二つ目の嘘をつく理由は、
いうまでもなく『人間をまもるため』です。
三つ目は、『利益』を目的とした嘘となります。
つまり、他人を攻撃し、他人から略奪し、他人を支配する嘘です。
一体、何のためにはてなマーク
多くの場合、お金札束が原因となります。

お金が動くところには、多かれ少なかれ、必ず嘘があります。
よく、「商売に嘘はつきもの」といわれますが、
まさに、その通りなのです。

みなさんは、食品産業カップラーメン医療病院や製薬産業薬
ファッション産業セーター化粧品産業化粧品を信用していますかはてなマーク 
政府や官庁、政治家や官僚、そして新聞やテレビテレビ信じますか?
僕は、厳しく疑っています。
彼らのいう事、彼らが提供するものを、
けして手放しで受け容れたりしません。
世間では、同じような人が増えてきています。
人々は、今まで騙され続けてきた現実に気付き始めているのです。

あらゆる産業は、金儲けのために、
消費者を騙し、コントロールしようとします。
食品には粗悪な素材や危ない添加物を容赦なく入れまくり、
治療の振りをして患者の体を傷つけ、薬という毒を処方し、
二束三文の化学物質を高価な化粧品として売り付けるのです。
実際、食品メーカーの社長は自社製品を口にせず、
洗剤メーカーの社長は自社製品を家族に使わせず、
多くの医師は、患者に処方している薬を、自ら飲もうとしません。

企業は消費者だけでなく、社員をも欺きます。
本当の事がバレたら、
バカらしくなって誰も真面目に働かなくなるでしょう。

もし、騙されている事に気付いたとしても、
給料を得るためには我慢しなければなりません。
自分を騙して、客を騙し、嘘つきとなる道を選ぶしかないのです汗

中でも政府の嘘つきっぷりは群を抜いています。
現政権が進める『アベノミクス』、『安保法制』、
『原発推進』が、国民に何をもたらすのでしょうかはてなマーク
いずれも、目的は金儲けです。
この国で儲けているのは一部の人間のみで、
その他大勢の庶民は、今も虐げられ続けていますむかっ

最近、戦争が始まりそうな気配が強まっています。
これも、金儲けです。
戦争が巨大ビジネスである事は、既に多くの人々が知っています。
大体、他国を攻めたら反撃を受け、
互いに多くの人々が死んでしまうのに、
誰が戦争などしたがるんでしょうかムカムカはてなマーク
つまり、人々の死を何とも思わない者たちが、
自らの私腹を肥やすために戦争するのです。

北朝鮮が軍備を増強し、
ミサイル実験や核実験を繰り返すのはパフォーマンスに過ぎず、
これをマスコミが大々的に報道するのは世論に危機を煽るためです。
過去のあらゆる戦争にも、同じような背景がありました。
我々は、この信じられない現実を受け容れねばなりません。

このように他人を嘘つき呼ばわりし、
世の中を酷しく責める僕に対して、
違和感や嫌悪感を抱く人もいるでしょうね。
それは、現実を知ろうとしないからです。
思い込みや決め付けは思考停止に他なりません。
「まさか、政府やマスコミや企業が人々を騙す訳がない」
などと本気で信じてる人は、詐欺にも気を付けてください。

人間という生き物は息を吐くように嘘をつきます。
悪意があるかどうかは別にして、
お金のために、自分の立場と安全をまもるためには、
嘘をつかざるを得ないのです汗

ただ、物事を白黒に二分するのは避けてください。
何でも信じる、何でも疑う、という極端な見方は
やはり好ましくありません。
世の中が嘘つきだらけなのは確かですが、
やはり信用出来る人も大勢います。
良心的な政治家や企業だって、たくさん存在するのです。
後は、それを、どうやって見極めるかはてなマーク
当然、明確な答えはありません。
必要ならば、ご自分で調べ、考え、判断してくださいウインク
もし、何もせずに信じたいならば、
後々になって文句をいわない事です。
信じる事は尊いものですが、
それ相応のリスクを想定すべきと思います。

繰り返しますが、世の中が嘘まみれなのは、
お金の力で社会を支配・管理する人間が嘘つきばかりだからです。
しかし、ビジネスの外に出れば、嘘つきはグンと少なくなりますダウン
特に、社会の底辺に位置する生活者は、
その多くが正直者に違いありません。
何故なら、生活者である僕自身、他人を騙したりしないからです。
第一、我々庶民たちが互いに信じ合わずして、
他に何を信じろというのでしょうか?

次回は、この『信じる事』について考えてみましょうバイバイ